ちゅーりっぷ
No.30 99/ 3/27
春だぁー! 待ちに待った春です。智ちゃん!嬉しいネ。
4月からは学校だよ。1年生だよ。ドキドキ、ワクワク・・・でも、ママは少し不安です。どんな毎日がやって来るのかなぁ・・・。デモでも、その前に
阿○に来て初めてのお正月。おせち作りを手抜きして年末から八千代のおじいちゃん、おばあちゃんのところへ行こうと思ったのですが、パパが「やっぱり元旦くらいは阿○で・・・。」の一言で年末、ママはやっぱり忙しくなりました。
元旦、のんびり過ごし、2日から八千代へ。のんびりいー。
2日の夜は、親せきのおじちゃん、おばちゃんも来て、智ちゃんはお年玉をしっかりGet。ありがとう。
パパとママは2人でお買物。智ちゃんの毛布がまだベビー用で、薄っぺらになっていたので暖かそうな、しかも高価な毛布を買ってあげました。もちろん、ゲームコーナーでエアホッケーも!何故かパパの勝利、おもしろかったね。
でも、智ちゃんは八千代でおフロに入れなかったのです。ちょっと寒くて・・・。夏は入ろうね!吉の湯
今年初の行動は、児童相談所の療育手帳再判定です。パパも会社を休んで一緒に行ってくれました。寒いし、2階だし・・・(そしたら1階でも良かったみたい!)。少し相談員の人と相談し、後日判定決定。まあ1番の丸Aだろう。次回は5年後の夏!(夏にしてもらったのよー) 5年後元気か?!
後日の判定! もちろん丸Aだよーん、最重度。丸Aでも元気が一番、障害は重いけど、「健康児」よっ。
今日は風疹の予防接種です。診察を受けて注射です。智ちゃんは厚着、体重も16kgと重くママが抱っこしての注射はムリ・・・。でも処置台がなーーい!! そこで長テーブルの上に智ちゃんを寝かせてチクッ お目々ぱちーっ うぎぃー
今年初のパパ、マラソン大会出場。10kmです。
朝早くからママはうどん作り。よくやるうー。
智ちゃん、今月25日にほっぺにできた“のうほう”を取るための血液検査です。皮膚科から検査の伝票を受け取り、処置室へ。ところが、インフルエンザ大流行のまっただ中、大混雑。
そのまま処置室を通り過ぎ小児科外来へ。実は智ちゃんは、小児科外来以外で採血したことがない。母は強し!!外来の事務のお兄さんに泣きつきました(←演技!)。処置室に患者さんが多く、居られない!採血してくれーー。そこへ丁度、主治医の渡○先生、「ああ、トモちゃんは処置室ムリだよっ、いいよ」 やったぁ(ママの心の中)
少し待ってからいつもの小児科の看護婦さんに採血してもらいました。ありがとう。
県立医療大附属病院で“学校用”車イス作りをしています。今日は仮合わせ。何と智ちゃんの車イスには、ムートンを付けるのですょ。保温のためです。工房さんはムートンを扱った事がなく頭をかかえていますが、担当の岸○先生とママとで「いい経験だ!」なーんて言って作ってもらいます。本当の出来上がりが楽しみだねぇ。
パパも会社を休んで協同病院皮膚科へ・・・ドキドキ。智ちゃんのほっぺの“のうほう”を切除するのです。しかも手術室で・・・。もちろん手術にはパパが立ち合いました。
スースー気持ちよーく眠っている智ちゃんのほっぺに、ちく。局所麻酔です。もちろん智ちゃんはうぎぃゃーーー。でもその後の、ほっぺを切って、取って、縫って・・・は寝てた?!おとなしくしていたそうです。
約30分後、智ちゃんとパパが出てきました。でーっかいガーゼをほっぺに貼った智ちゃん。6針縫ったそうです。手術中ママは廊下をウロウロ・・・心配・心配・しんぱーい。なら、手術室に入ればよかったのに・・・。ママは緊張するとすぐお腹にくる。くるっきたっ。いででででぅー、なさけなーい。ドタンバに弱いママだよーん。
守谷町でのマラソン大会・・・。パパ出場。へぇー、ハーフだって。
またうどん作りだよぉー。でも智ちゃんパパって健康的でしょ。
おっお腹が痛いーーー トイレにこもって数10分・・・、まっまただっ。まただぁー。そのうち下血したりして・・・と思ったら本当に下血したぁー。死ぬかもしれない。
夜、近くの総合病院へ・・・。採血と腹部レントゲン。お薬をもらって帰宅・・・。でも朝まで30〜40分おきにトイレ、出血のくり返し。翌日また病院へ・・・。点滴を受けて帰宅。それでも出血・・・。
翌日、八千代のおばあちゃんに来てもらって協同病院へ・・・。そこで“入院”“経過観察”と言われたのですが智ちゃんもいるし・・・。そして帰宅させてもらい通院。少しずつよくなってきて、食べ物も少しずつ食べられるようになりました。でも、まだ落ち着かず、近所の開業医の所へ。お薬をもらいやっと元気になりました。
その間、おばあちゃんに泊まってもらったり、パパに会社を休んでもらったり。智ちゃんはたんぽぽを休ませちゃったり・・・。ごめんねー、ありがとう。残り少ないたんぽぽなのに・・・。
実は腹痛、下血をした次の日、養護学校の校長先生とお話しすることになっていたのです。神経性?ストレス?そんなに感じてなかったのですが・・・。
4月から智ちゃんが入学する○浦養護学校の校長先生とのお話です。3人で行きました。
智ちゃんが入学するにあたり必要なものを買って頂いたりとか。とても暖かく迎えて頂きました。約1ヶ月後、入学式です。4月からよろしくお願い致しまーす。
たんぽぽのママ達と3月でお別れ、また1年間お疲れ様!のカラオケがありました。1曲歌ったよっ。ママはお酒を全く飲まなくなったので、ウーロン茶。少しお酒を飲み始めようかなぁ・・・。昔はよーく飲んだよっ、ビール、サワー、日本酒、若かったんだねぇー。
それにしてもみんなよく飲むよっ。ママは夜10:00頃帰ったけどみんなは
1:00すぎまでとか。次の日たんぽぽに来てたよっ、すごーい!!
3年間通った桜センター(たんぽぽ)も今日で終わり。涙がホロリ。
色んなことがあったよぉ。初め入る時断られて3人で乗り込んだ事。入ったはいいけど入退院が多く、あまり通えなかった事。ママの夢に「智ちゃんは沢山たんぽぽに通えないからクビよっ」と言われて(夢よっ夢の中よっ)くじけてた日々。それでも調子がよければ通って、夏のプールに智ちゃんの足をつけてみたり、秋にはかみね動物園に行ったり。智ちゃんもだけど、ママにもたくさんのお友達ができました。
2年目は入院がなくなり、たーくさん通えました。また少しずつ智ちゃんへの個別指導も始まり、先生方からママからは見えない成長を伝えて頂いたりしました。卒園する子、また新しく入ってくる子。どんどんお友達が増えました。
智ちゃんは体温調節ができないので、暖房も強くして頂き、他の子供達、ママ達にはたくさん汗をかかせてしまいました。それでもみんな「大丈夫よっ」と子供の服を1枚脱がせたり、荷物の多い智ちゃん、「持って行くよー」と運んでくれたり・・・。先生方や、お友達、ママ達のおかげで、智ちゃんは3年間快適に楽しく過ごせました。ありがとう。
3年目は母子分離が始まり、ママは週1回、初めてパパ、おばあちゃん以外の人に智ちゃんを預けて“自由”になれる時間をもらいました。お友達と食事、ショッピング、ちょっとお金はかかったけど、とーっても楽しい時間でした。また、最後の分離の日は先生方と子供達だけで車に乗りエキスポセンターへ。もちろん智ちゃんも参加、ママ無しでです。たーくさんの経験が今後の学校生活への自信につながります。
本当にお世話になりました。みんなのやさしい気持ちに包まれて、智ちゃんにもたくさんのできる事を見つけることができました。ほんとうに智ちゃんは幸せ者だ。そして、そんな智ちゃんの親であることに時々はブツブツ言っちゃうけど、パパもママも幸せなのかな?!
智ちゃんが健常児だったら絶対に経験できなかったこと、それはパパ、ママにとっても人生の大きな勉強をさせてもらっているということ。そりゃー健常児だったらよかったけどね。でも人の暖かさがたーくさん感じられる幸せな日々なのさっ。