ここに掲載した曲およびMIDIの著作権は稲田馬聖に帰属します。改変、転用はご容赦ください。著作権に関するお問い合わせは、ホームページ管理人までお願いいたします。
楽器の設定は邦楽器(箏、三絃、尺八)にしているのですが、時間が経過していますので、お聞きになるパソコンの音源によっては、変な音で再生される可能性があります。また、このMIDIファイルから五線譜を出力した場合、一部楽譜と異なる場合があります。
MIDI FILE:3ca0021a.mid(03:07,13KB)
鯉江丈山師が主宰する「尺八丈清会」の会歌です。MIDIでは歌まで表現できませんので、伴奏の尺八だけになってしまうのが残念ですが、誰でも伴奏ができるように1尺8寸管3部による練習曲としての意味ももたせてあります。
作詩は石橋令邑(いしばしれいゆう)氏です。
青丹(あおに)よし 奈良の都に 渡りきし3番の最後の歌詩は、「響き渡らん」であって「響きは足らん」ではありませんので、くれぐれもお間違いなく。
もろこしの笛 代(よ)をへては
普化尺八(ふけしゃくはち)と 時をすぎ
古今(ここん)にわたる 日本の竹韻(ひびき)都山(とざん)・茶山(さざん)の 伝統の
芸風うけし 丈山(じょうざん)は
故(ふる)きを温(たず)ね 新しく
竹道の標(しるべ) かえりみて
楽(がく)の基(もとい)は 本曲と
古曲・新曲・現代曲
糸竹(いとたけ)の道 きわめあい
指南(しなん)の灯(あかり) 消ゆることなく会員(ともがら)の 結び和をもて いやかたく
求道(ぐどう)の波路(なみじ) 洋洋(ようよう)と
丈清会(じょうせいかい)の邦楽ぞ
国の内外(うちと)に ひびきわたらん
時をかぎらで ひびきわたらん