国際ダークスカイ協会
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空にある星を数えるのは、浜辺にある砂粒を全部数える様なものです。一つ一つ数えるには時間が掛かりすぎます。もし学校に何人の生徒がいるか数えるには、どうしますか?20のクラスがあったとして、それぞれのクラスに25人の生徒がいるとします。そうするとあなたの学校には、 20 X 25 = 500 人の生徒がいることになります。 次は、3つのクラスの人数を数えました:最初のクラスは25人、二番目は20人、そして三番目は27人でした。全部のクラスに同じ数の生徒がいるわけではありません。そんなときどうしますか? 「サンプル=標本」と呼ばれるこの3つの数を足して合計を出します: 25 + 20 + 27 = 72。そして標本の数は3ですから、合計を3で割ってみます:72 ÷ 3 = 24.。この数をそれぞれのクラスにいる生徒の数の「平均値」と呼びます。学校全体で何人の生徒がいるかを見つけるためには平均値の24にクラスの数(これは20です)をかければでます: 20 X 24 = 480。少ない「標本」から、「平均値」を計算し、「予測値」出すことが出来ます。
この方法で空に幾つの星が見えるかを予測してみましょう。必要なのは、紙と、鉛筆、ハサミ、定規、糸と接着テープが少し、そして晴れた夜空です。最初に標本をとるために、空を小さく分ける方法が必要ですね。ハサミと定規と鉛筆と紙を使って横20cm、縦20cmの四角形を作ってください。そして端から2.5cmの幅を周りに残して、中央を切り落としてください。 糸を40cmの長さに切ります。先程作ったワクの端に糸の片方をテープで止めます。次に良く晴れて星が沢山見える夜に外に出かけましょう。暗い空の方がより良いことを覚えて置いてください;日が沈んだ後直ぐや、空に満月があるときはやめましょう。もう一つの糸の端を肩にテープで止めて、糸がピンと張るようにワクを持ちます。ワクを通して星を見てください。 これで空を40の小さな断片に分けることが出来ます。ワクを固定して、その中に星が幾つ見えるか数えてください。空の違う所を選んで、これを5回繰り返します。その都度、星の数をこのページに書いておいてください。終わったら、家の中に入って、「標本」を合計します。そして、その合計を5(標本の数)で割ります。これがあなたがワクを通してみた星の数の平均になります。このワクは、空を40個の断片に分けますから、平均に40をかけます。これであなたの家の庭から幾つ星が見えるかが分かります!
どうすれば良いのでしょう?明かりを空に向けるのではなくて、必要な地上を照らすようにすることが出来るはずです!
下にあなたがワクの中に見た星の数を書き込んでください。そして全部を足してみましょう。
標本 #1:
標本 #2:
標本 #3:
標本 #4:
標本 #5: +
あなたがワクの中に見た星の平均の数は幾つですか?上の答えを標本の数(5)で割ってください:
_____
÷ 5 = _____
空を40個に分けましたから、平均に40を掛けます:
_____ x 40 = _____
これで空に見える星の数を予測出来ました!
この資料を作ってくれた、ドレイファス・プラネタリウムのケビン コノッド氏に感謝します。住所はThe Newark Museum, Newark, New Jerseyです。.