2008年版
山梨県立博物館(かいじあむ)の通信簿ツアー報告書、
アップしました。
2008年8月10日、山梨県立博物館で第3回目のエヴァリュエーション・ツアーを行ないました。「エヴァリュエーション」とは「評価」のこと。来館者みんなでミュージアムの「通信簿」をつけましょう、という恒例のプログラムです。こちらの館では「通信簿ツアー」という名で、ツアー設定日にたまたま来館された方々にお声をおかけして、ご協力をいただき、その後に皆さんの通信簿への書き込みを参考にしながら、館の改善ワークショップを行なうというかたちで定着しました。
回を重ねたことで、「評価しっぱなし」ではなく、その後の活動に結びつけるエヴァリュエーション・ツアーのあり方が、昨年よりもさらにはっきりと目にできたように思います。
山梨県立博物館はまだ若い館です。県の施設として定着してきたと同時に、新たな課題も見えてきたところでしょうか。その課題が1日の通信簿ツアーでどこまで拾えるかはわかりませんが、継続する中で課題発見と改善のヒントのいくつかは見えてくるのではないかと期待します。
今回も、通信簿の評価ポイントの設問をできるだけ減らすように努めましたが(もちろん、これまでの館の改善事項なども反映させて、新たに付け加えた設問もかなりありますが)、熱心に書き込みをしてくださった方が多かったこともあり、報告書はまたもや厚くなりました。でも読み進めると、実にいろいろなことが見えてきますので、ぜひ一度ご覧いただけると幸いです。報告書ページは、こちらからどうぞ。
報告書をつぶさに読んで、もっと山梨県立博物館のことを知りたくなられた方は、ぜひ館に足をお運びください。館は石和温泉に近く、山梨観光の拠点ともなります。博物館とあわせて山梨県内の観光やウォーキング・ツアーなどをお考えの方は、当つなぐNPOで製作しているガイドブックもご利用ください。ガイドブック一覧は、こちらからどうぞ。
通信簿ツアーと改善ワークショップについては、山梨県立博物館サイトで詳しくご覧いただけます。こちらからどうぞ。