AIR for flute


この曲は、スイスのフルーティスト、オーレル・ニコレの70歳の誕生日を祝って武満徹によって作曲され、 1996年1月28日バーゼルでニコレの高弟、植村泰一(現東京音楽大学学長)によって初演された。
日本初演は同年2月29日に武満徹の告別式で小泉浩によってなされていて 楽譜は、武満作品の多くを扱っている日本ショット株式会社より発売されている(SJ1096)。 尚、演奏のためにはH足部管付きのフルートが必要。
武満徹の独奏フルートのための作品は、他には『巡り-イサム・ノグチの追憶に-』があるが、やはり同社によって出版されている(SJ1055)。
(『声(ヴォイス)』と2本のフルートのための『マスク』はサラベール。)

【楽譜の問い合わせ先】
日本ショット株式会社
東京都千代田区飯田橋2-9-3 かすがビル2階 〒102
TEL (03)3263-6530

同社の地道で学究的な仕事には深く感謝の意を表したいと思います。