台風による那須地域への影響について

台風シーズンになると、「那須では台風の影響はどのくらいですか?」「那須へ行くのどうしようかな」という問い合わせが多くなります。
台風による那須のピンポイント影響を記載します。結論として「アレ、台風はどこ行った?もう来たの?」という感じで消え去ります。
(注意)長年の経験で記載していますが、自然現象なので予想が外れることもあります。この頁を参照し皆様ご自身で判断してください。


例年の経験によると、
 台風によって那須が影響を受ける確率は非常に少ないです。


その理由は
 近くまで台風が来ていても、那須に到達する頃には下記の理由で「少ない影響」となることが多いです。
□台風の勢力が急速に弱くなる。
 台風は北東に進みますが、通り道である反対の南西の方向は「陸上」が多いです。
 台風は、陸上を通過すると、勢力が突然弱まり温帯低気圧寸前になります。
□通過速度が速くなりあっという間に通りすぎる。
 台風は栃木県より遠く南西の地域で、方向を北東に変え「上空のジェット気流」にのります。
 そして、速度をぐんぐん増します。
 概ね、栃木県付近を台風が通過する時には、速度が50km以上になることが多いです。
 台風の速度が30km/hで台風の暴風域圏が半径30km(直径60km)だと、
 
確率が非常に少ない直撃コースでも、最大で2時間で通りすぎ ます。直撃することはまずないですが・・・
 (台風では、「暴風域圏」が特に影響のある地域です)
 夕方の雷雨のように待っていれば、台風は通りすぎます。
 経験的な感覚では、「昼飯を食べている間に台風に影響によると思われる普通の雨(暴風雨でなく)が止み、
 台風一過の晴天となり、道路は非常に空いていて、気分も最高!」という感じです。




大衆心理の逆を付く!
 台風が近づくと、だいぶ空いてきます。
 つまり、「混雑なしで遊べる」チャンスです。
 株といっしょで、人の心理の逆をつくと、いいのでは?
 ただし、台風の影響のある時(特に暴風域圏内)では無茶な行動をしないようにしましょう。
 最終的には、皆様の経験、中学生の頃習った理科の気象の知識を生かして判断しましょう。



天気・台風の進路等に関するリンク
 [天気]の頁をご覧下さい。

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