御神火祭(ごじんかさい)レポート



毎年、殺生石で5月の最終土曜日に行われる御神火祭は
幻想的な夜のお祭りです。

白装束に身を固めた氏子が、
松明(たいまつ)を持って那須温泉神社より殺生石まで行列し大松明に点火され、
御神火が大きく燃える中「白面金毛九尾狐太鼓」が鳴り響き、
皆様に家内安全無病息災をもたらすことでしょう。



2002年5月26日(日)午後8時〜10時
今年は予定の25日(土)が雨と強風のため、翌日に延期されました。

殺生石の会場では九尾狐の民話が語りべにより語られ、
松明行列を待っていると、山の方から点々とした明かりが降りてくる
とても神秘的な始まり…日曜日の夜に順延されたにもかかわらず、
松明行列の参加者が大勢!この松明行列は申込みをすれば誰でも参加できます。
来年は参加してみませんか?(無料、人数制限あり)

松明行列参加のお問合せは: 那須観光協会(TEL:0287-76-2619)


白装束の行列が大たいまつを取り囲み、代表者の手によって大たいまつに点火
火はまたたく間に燃え上がり、少し離れた場所でも暖かさを感じる!すごい!
さて、楽しみにしていた九尾太鼓が始まる。狐の白面をつけた8人の太鼓奏者と
2人の笛奏者による勇壮な演奏。太鼓の迫力に負けじと火も更に燃え上がり、
火の粉が降るなかの炎と太鼓の競演!迫力です!

ふと頭上をみると、観客の頭上まで火の粉が!!
(下までは落ちて来ないのでご安心を)
  
そして、松明行列が今度は提灯(ちょうちん)行列となって温泉神社へ戻っていく
  やはり幻想的な風景。



那須高原のHPトップ