ごろごろ系作家リスト

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ごろごろとは?

ごろごろ系というのは、該当する作品を見ているうちに台詞回しや、場面構成 などがあまりにも照れて恥ずかしくて ごろごろ 転げ回る作品の総称です(笑)

ほとんどの場合は少女漫画に多いですが、突然あるエピソードだけごろごろ化 してしまう作品も多いです。ここでは作品の傾向としてごろごろ度が高い 作家を紹介します。


作家紹介


森本里菜

最近はスポーツもの作家といわれているけど、初期の作品は凄くごろごろだった(笑)

ごろごろ系だと「ぶきような魔法使い(集英社)」の表題作や「アクアマリンの夢」 の"空とぶように恋したい"なんかがお勧め。

試しに一冊読んでみるということなら 「君は青空の下にいる」が収録作品のバランスがとれていて良いかもしれない。 表題作は、スポーツ物作家としての地位を確立した作品だし、 "桜ひとひら"はちょっと心に染みる物がある。ついでに軽めのごろごろ話として "バニラの笑顔"も収録されているので、いまのところの大まかなバリエーションは 一通り読むことができる。(もっともこんな感じの話を描く人という指針になる というだけなので・・単行本一冊でその作家の個性全部掴み切れたら苦労しない(笑))

"君は青空の下にいる"は、りぼん春のびっくり増刊(98/3)で一応の完結を 見たが、ラストの数ページで年表調に人生をなぞるって方法は、賛否が 分かれるところではないかと思う^^;

ただ、ささいな事だとはおもうけど、余計な擬音・台詞が話の流れを 邪魔しているように見える箇所がたまに目に付く。絵だけで状況を 説明できているんだから、無理に音をいれてリズムを壊すことないのになー 等と思ってしまう。


森生まさみ

ごろごろから、ストーリー物まで手広く扱える作家。 特にごろごろとなると徹底的に転がれる。(笑) ごろごろ系のお勧めは「聖はいぱあ警備隊(白泉社)」や 「無限宇宙で恋をしよう」シリーズ。 ただ"聖はいぱあ警備隊"はごろごろ入っているけど、妙にハイテンションなので 読者選ぶ可能性もあり(笑)

私のお気に入りは、ごろごろ系ではないけど「コンクリートノイズ」 往年のパニック映画(もう死語か?^^;)を思い出させるような話造りで 楽しめる。


岡野史佳

この人もいろんなパターンの作品をこなしているけど、基本はごろごろなんだろう^^;たぶん。 「37C゜〜ぼくの一番好きな物(白泉社)」はお約束どおりの展開で転がれる(笑)
一気にごろごろしたいということなら、やっぱり"37C゜〜ぼくの一番好きな物"がお勧め。 あとは「太陽の下でまってる」もごろごろが少し入ってるかも。

私のお気に入りは「ハッピー・トーク」(なんかごろごろじゃない作品ばっか薦めてる気が^^;)


椎名あゆみ

この人の話は勢いもあるし、絵もしっかりしているので安心して転がれる(ぉぃ^^;) ラブコメの王道を突き進んでいる作家の一人。 最近ギャグになると頭身を縮めたり、突然耳が出てくるとゆー芸風を身に付けたらしい(笑)
お勧めは「あなたとスキャンダル(集英社)」


武内昌美

ごろごろといったらこの人を忘れてはいけない(笑) 特に見ていて本気で恥ずかしくなるようなシーンがすばらしい^^; 長編から短編まで区別無くごろごろ作品がかける作家だと思う。

ごろごろ目当てなら読み切りシリーズの「オオカミ男に気を付けて(小学館)」が お勧め。

個人的なお勧めは「おしゃべりなアマデウス」。バイオリンの演奏シーンで、 音楽用語を全面に出しすぎの気も少しするけど、全般的には好感が持てる作品。 特に7巻がお勧め。上手く漫画の世界にリンクできると泣ける(笑)


立川恵

セイントテールTVアニメ化でメジャーになった作家だが、基本はごろごろ作家。 なかよし本誌で連載されている「怪盗セイントテール(講談社)」のここ数回は、 本気でごろごろしてしまうシーンが多い。(1996年8月号掲載分なんかもー(笑))

お勧めは「怪盗セイントテール」(1)に収録されている"あさがおのポートレート" と「夢食案内人」。 個人的には"夢食案内人"の続編が見たいのだが、全然そんな気配が感じられない^^; 残念である(苦笑)


津田雅美

ハイテンションな時もあるが、ちゃんと人物の組立できているので、 それぞれのキャラクターの心情を読みとりやすく、なかなか良い感じを受ける。 最初の頃の読み切りにはごろごろ度が高い作品を多く見かけた。 現在LaLa本誌で連載中の「彼氏彼女の事情」はごろごろ入る時は結構転がれる^^;

「ブスと姫君」というコミックを読むと、話の内容が山口美由紀の「おんなのこ季節」 というシリーズを何となく思い出させるのはなぜだろう^^;

お勧めは「天使の棲む部屋」や「彼氏彼女の事情」(1)-(5)


おおばやしみゆき

ここしばらくちゃお読んでいるうち(男が読むなよ(笑))に、いつのまにか コミックを買っていた(笑)

まぁちゃおはあんまし柱になる作家がいないようだけど、一応この作家の作品 載っている限りわたしゃ買うのではないかというくらいお気に入り(笑) 素直な絵柄は十分魅力的だと思うが、伏線の張り方がちょいと いまいちなところがあるので、そのあたりが難点と言えば難点。

お勧めは「とびこめLOVE(小学館)」に収録されている"香港シネマパラダイス"


北川みゆき

ごろごろ・・・なんだろうな多分^^;

連載では、ごろごろというよりいちゃついているというのが正しい気もするな(笑) ただ、いちゃついているうちに周り迷惑をかけまくるタイプの話が多い気がしないでも ない^^;(で主役は悩みながらもいちゃいちゃしつづけるのだ(笑))

ただ、増刊系の読み切り作品はそれなりにごろごろ出来るので、気になる人は チェックするのが良いかも。

お勧めは、「七海スクランブル(小学館)」の表題作


香林ゆうき

幼なじみやら、親友の彼ネタやら、一目惚れネタやらいろんなパターンの作品を 発表しているが、全体的に少女漫画のお約束をそつなくこなしている作家だと思う。

まだ発表作品数が少ないので、全体的な傾向はもう少し見ないと 完全に把握できないが、この人にはいまの作品のスタイルをずっと続けていって 欲しい。 (こーゆー素直な絵柄の人には、泥沼な人間関係の漫画は書いて欲しくない(笑))

デビューコミックは「彼とあの娘と私(集英社)」。 このコミックスの中では、"僕たちはこれから"と"ガラス越しのHeartache"がお勧め。

初めての連載作を収録した、「ふたりのマイセルフ(集英社)」が7月に発売された。 最初の連載としては割とまとまってたと思うが、やはりまだ読み切りの作品の ほうが安心して読める気がする^^;(はずれ(失礼)もたまにあるけど^^;)

りぼんオリジナル誌にかなり定期的に作品が掲載されているので、興味のある人は チェックしてみると良いかも。


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