HotKeyDefineちゃん

HotKeyDefineちゃん Version 3.20
Copyright 1998-1999 (C) Akira Ando -AKIRA1994Pro-

for Windows 95/98/NT4.0


Windowsでは、 WINDOWSキーを押しながら"E"キーを押すとエクスプローラが立ち上がります。
これがWindows HotKeyってやつです。 特にノートで使用しているときなんかは非常に便利です。

しかし残念ながらこの便利な機能はユーザ側でカスタマイズすることができません。
マウスを動かさなくてもキー一発でエディタとかブラウザとかが起動すると便利だと 思いませんか?特にノートだと。

HotKeyDefineちゃんは、これをカスタマイズしちゃいます。
HotKeyDefineちゃんを起動すると、タスクトレイに常駐します。 HotKeyDefineちゃんが常駐している間は、HotKeyDefineちゃんで設定した HotKeyが有効です。


準備

適当なディレクトリに以下の3ファイルを置いてください。
HotKeyDefW.exeは、 HotKeyDef.exeと同じディレクトリかパスの通ったディレクトリに 置いてください。
    1. HotKeyDef.exe
    2. HotKeyDefW.exe
    3. HotKeyDef.html
HotKeyDefineちゃんを起動する場合は、 これまで通り「HotKeyDef.exe」を起動してください。
Version 3.00 からは、HotKey定義機能をHotKeyDefW.exeに分離しました。 これによりWindows95やWindows98で使用した場合には、 消費するリソースの量を節約することができます。
HotKeyDefineちゃん自体の使用方法はかわりません。

Version 3.10 からは、Explorerが異常終了した際に、 タスクトレイにアイコンを再登録するようになりました。
この機能は、InternetExplorer4をシェル統合している環境(笑)か、 Windows98で有効です。

Version 3.20 からは、 コマンド実行時のウィンドウの大きさを設定できるようになりました。
ただし、 Delphi・C++Builder等のインプライズ社の開発ツールで作られたアプリケーションは、 アプリケーション側で「最大化」での起動に対応していない限り、 正しく「最大化」状態で起動することはできません。

注意

Version 1.32以前をご使用の方は、 後述するコンバータを使用して HotKeyDef.iniの内容をレジストリに登録してからご使用ください。


使い方

HotKeyDefineちゃんを起動するとタスクトレイに入り込みます。
タスクトレイのアイコンをダブルクリックするとHotKeyの設定画面が表示されます。
この設定画面で各キーとその動作を定義します。

タスクトレイで右クリックすると、メニューがポップアップします。
メニューには4つの項目があります。
Define... HotKeyの設定画面を表示します。
Help... ヘルプを表示します。HTML形式です。
About... バージョン情報を表示します。
Exit... HotKeyDefineちゃんを終了します。


「設定画面」での設定方法

設定画面では、[CTRL]キー[ALT]キー[SHIFT]キーの組み合わせと 「A」〜「Z」までのそれぞれのキーの組み合わせについて起動するものを 設定できるようになっています。

なお、これまでのHotKeyDefineちゃんに存在した 「別のプログラムで既に定義されているキーについては淡色表示される」という機能は、 定義画面を別プログラム化したために有効に動作できなくなりました。
そのため、 Windows95・Windows NT・Windows98にてWindowsによって定義済みの ものしか淡色表示させていません。 これらの定義機能は、 Windowsのバージョンが更新される際に予告無く変更されるため、 HotKeyDefineちゃんではその都度ソフトウェアに埋め込む形で対応します。

設定方法として下記の3通りの方法を準備しています。

    1. 起動したいもののフルパスを直接書く。
    2. 起動したいものをドラッグ&ドロップでテキスト入力エリアに落とす。
    3. 「・・・」イメージのボタンを押下すると表示される 「設定画面のサブウインドウ」で設定する。
      サブウインドウでは、起動コマンド・カレントディレクトリ(作業フォルダ)・ 起動パラメータを設定することができます。
設定後「OK」ボタンを押すと設定が反映されます。


「設定画面・サブウインドウ」での設定

設定画面でテキスト入力エリアにファイルをドラッグ&ドロップで落とすか「・・・」 ボタンを押下すると、さらに詳細な設定をするサブウインドウが表示されます。
このウインドウでは、
起動コマンド実行時のパラメータ・カレントディレクトリ・実行時の大きさ の設定
HotKeyDefineちゃんの設定画面のポップアップ
Windows標準のHotKeyへのバインド
のいずれかを選択できます。

V2.00以降からは、Windows HotKey に対して、通常のコマンドの他に、 標準Windows HotKeyへのバインド機能と、 HotKeyDefineちゃんの設定画面のPopup機能が搭載されました。
「その他」の選択肢は、今後のWindowsの拡張に備えるものです。 とりあえず無視しておいてください。m(_ _)m

標準のWindows HotKeyへのバインド機能は、 1998/11/20現在の日本語Windows95OSR2・WindowsNT4.0+P3・Windows98を ベースにしています。 今後ありえるWindowsのバグフィックスや仕様変更の際には使用できなくなる 可能性があります。


注意

    1. Iniファイルについて
      Iniファイルへの設定内容の記録は廃止しました。 今後はレジストリに記録されます。
      1.32以前のバージョンをご使用の方は、コンバータを使用して iniファイルの内容をレジストリに移してからご使用ください。

    2. ドラッグアンドドロップでの設定について
      デスクトップ上に存在するもの・エクスプローラで表示できるものは 全てHotKeyDefineちゃんにドロップして定義できます。
      今はまだ複数のファイルを一度にドロップすることについては 対応していません。 将来的には対応するつもりです。

    3. 設定しても起動できないもの
      HotKeyDefineちゃんに設定しても起動できないものが存在します。
      マウスでダブルクリックして起動できるものは基本的に起動できますが、 フォルダへのショートカットは起動できません。 フォルダを設定したいときは、フォルダのフルパスを直接書くか、 フォルダ自身をドロップして設定してください。

    4. コンバータ
      Version 1.32以前のHotKeyDefineちゃんをご使用の方は、iniファイルの 内容をレジストリに移してから、 このバージョンに移行する必要があります。m(__)m
      コンバータを使用しなかった場合、これまでの設定が残されないだけなので、 コンバータなんて面倒くさい・別に最初から登録し直すよ って方はコンバータを使わなくても結構です。(^^;)

    5. 標準Windows HotKeyへのバインド
      標準のWindows HotKeyへのバインド機能は、 1998/11/20現在の日本語Windows95OSR2・WindowsNT4.0+P3・Windows98を ベースにしています。
      今後ありえるWindowsのバグフィックスや仕様変更の際には使用できなくなる 可能性があります。


コンバータ使用方法

HkdConv.exeを起動し、 「HotKeyDef.iniファイル」欄に、 これまで使用していたiniファイル名を指定してください。 ファイル名の設定には、エクスプローラからのドラッグ&ドロップか、 ファイル選択ウインドウでの選択が利用できます。
[変換]ボタンを押すと、iniファイルの内容がレジストリに登録されます。
登録後、Version 2.00以降のHotKeyDefineちゃんが使用できます。


権利

本プログラムはフリーウェアです。
著作権は安藤明が保持します。
本プログラムは配布による実費の回収以外の金銭の授受を伴わない場合において、 自由に配布してくださってかまいません。
本プログラムの使用によって生じたいかなる損害に対しても、 安藤明は責任をおいません。

本プログラムは Borland C++ Builder で作成されています。

本プログラムの最新版 およびソースコードは、 http://www2a.biglobe.ne.jp/‾akiraand/ にて公開しています。


更新履歴

1999/10/28
Version 3.20
設定画面ポップアップボタン等へTABキーを使用してフォーカスを移せるようにしました。
起動コマンド実行時のウィンドウサイズを指定できるようにしました。
今回の機能追加は、ユーザの皆様から御指摘・御教示のおかげです。 ありがとうございます。
1999/9/5
Version 3.10
いつもお世話になっている Yukkie氏の助言により、 Explorerが異常終了した場合に、 タスクトレイにアイコンを再登録できるようになりました。
あと、かねてからの懸案だった「TDropEdit」っていうとんでもない名前のコンポを、 「TAkrEdit」って名前で作り替えました。
1999/5/30
Version 3.00
Windows95とWindows98で使用した際に消費するリソースの量を軽減するために、 定義画面の部分を別アプリ化しました。
使用方法は従来のものと変りません。
1999/2/13
Version 2.20
設定画面の表示メッセージを、Windowsの一般的な形式に変更しました。
メイルアドレスとホームページアドレスが変わりました。
1998/12/4
Version 2.10
バグ改修と標準WindowsHotKeyへのバインドメニューを増やしました。
今回のバグ改修と機能拡張は、ユーザの皆様からの御指摘・御教示のおかげです。 ありがとうございます。
1998/11/24
Version 2.00
CTRL/ALT/SHIFTキーのコンビネーションの設定機能を実装しました。
起動ディレクトリ・起動パラメータ等の設定機能を実装しました。
Windows標準HotKeyへのバインド機能を実装しました。
Iniファイルを廃止しました。
1998/8/8
Version 1.32
バグ対応緊急リリース
「Z」キーが効かないというバグを直しました。
Version 1.30で作り込まれたバグです。(--;)
1998/8/4
Version 1.31
なおそうなおそうと思ってなおし忘れていたTABストップをなおしました。(^^;)
1998/7/30
Version 1.30
Windows98では予約されているHotKeyが増えているそうなので、 Yukkie氏の助言により、 起動時に定義可能なHotKeyを調べるようにしました。
1998/6/26
Version 1.20
ユーザ様からご要望をいただきました。(*^^*)
640x480サイズの画面で使用できるように直しました。
1998/6/11
Version 1.10
公開用にソースにコメントをちょっとだけ追加。
1998/6/8
Version 1.00
新規作成


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