赤字の原因まとめ
いわゆる『原価割れ』というやつですね。仕入れ値より安く売ってしまったら、利益は生まれるわけありませんよね。うまい棒のような誰でも「10円」と知っている駄菓子は無理ですが、あまり見たことのない駄菓子などは少し高めに売るようにして、少しでも利益が生まれるように工夫をしましょう。
同じような理由で『サービスであげてしまった』ということも赤字の原因になりますので、お気を付けください。文化祭終了後、余った商品(返品できない商品)をあげてしまうのは仕方がありませんが。
これは食品系を販売するときの注意点ですね。商品は販売すれば『利益』が生まれますが、つまみぐいしたりすると、その商品から生まれる利益は『0円』です。特に文化祭などでは気持ちが高揚していますので、一人がつまみぐいを始めたら、他の生徒さんたちも「俺も俺も」と食べ始めてしまいます。生徒さんには、「食べたくなったらちゃんとお金を払うように!」と厳命するようにしてください。
商品は販売すればお金に替わるのですが、盗まれてしまったら『0円』ですから大打撃です。どちらかというと並べてある駄菓子をかすめ取るパターンより、箱に入っている駄菓子をまとめて持って行ってしまうパターンが多いようです。文化祭当日はもとより、文化祭前日などもお気を付けください。商品管理はしっかりと!
『お金に代わらないもの』とは、『装飾代』や『運送費』などのことです。商品は仕入れにお金がかかりますが、売ればお金に変わります。また当店は『返品OK・後払いコース』という返品が利くコースもありますので、仕入れについては、たくさん仕入れてもあまり赤字の一端にはならないのです。それよりも意外と気づかないのは『装飾代』や『運送費』などのお金の方です。教室のデコレーションにお金を掛けすぎて赤字になってしまったという話はよくききます。でもこれで赤字になるのは、もしかするとOKかも知れませんね。それだけ文化祭を楽しんだという証拠でもありますから。この辺りは出し物の趣旨にもよるところかとは思います。
駄菓子問屋やました
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