形状・大きさ・保温力の3点が、寝袋(スリーピングバッグ)選びの
検討項目。自分のキャンピングスタイルに合わせてチョイスしよう。

封筒型

マミー型

 春から秋にかけてのオートキャンプなら封筒型がお勧め。たたんだ時の収納性は余り良くないが、手足を伸ばしてゆったり寝られるし、横のファスナーで温度調整も可能。フルオープンすれば、マットやブランケットとしても使える。  ミイラの形に似ていることからマミー型とネーミングされた。封筒型に比べると寝心地は窮屈だが、窮屈が逆に保温力のアップとなる。また、コンパクトにたためる。

素材と綿量で保温力が決まる

 寝袋の適用シーズンは、保温力の違いと考えていい。保温力は、使用素材と単一面積当たりの綿量で異なってくる。春先や晩秋までキャンプする人には、保温性の高いポリエステル中空構造がお勧め。真夏のキャンプなら肌触りのいいコットンタイプが良い。