タープの正式名はTARPULINと言い、防水シートの意味。雨の多い日本のキャンピングには欠かせないアイテムだ。アメリカ、特に西海岸ではキャノピーと呼ぶ。しかし気候・風土とキャンピングカーの普及により余り使われない。

レクタングラー型タープ

●ゆとりの高さ活用有功面積が広い。
●張り方が自在に変えられる。

 一般に四角形のシートと6〜8本のポールを組み合わせて設営する。ポール 本数が多いので不慣れな人は設営に若干手間を取るかもしれないが、広さも高さ もたっぷりあるので大人数でも大丈夫。また、サイドポールをはずしたり、位置 をずらしたりするなど、張り方の応用が利く。

ヘキサウイング型タープ

●両翼が広く覆い雨や風に強い。
●ポール数が少ないので設営が簡単。

 菱形のウイング型の改良モデルとして登場した。ヘキサ(hexa)とは6を表 す英語で、その名の通り6角形のシートでできている。両翼がスロープ状に広く 覆っているので、雨や風をしのぐ効果が高い。張り方の応用はあまり利かないが 、設営に必要なポールは2本だけなので、比較的簡単に組み立てられる。