地面状況に応じたペグの使い分け

 最近はキャンプ場も整備されてきたが、どのこキャンプ場も全面芝生とは限らない。砂利混じり、固い地面、柔らかい地面などもある。そんな時は地面状況に応じてペグを使い分けよう。

  1. アルミペグ:軽量で携帯の楽なテント専用ペグ。
  2. Vペグ:V字型をしており、土中での抵抗力が高く強度にも優れている。
  3. プラスチックテントペグ:T型で土中での抵抗を高め、軽さと強度も兼ね備え ている。
  4. ネイルテントペグ:固い地面や砂利まじるの地面にも打ち込めるペグ。


ペグの抜き方


ペグリムーバー

 ペグ抜き専用の便利な道具。これを使えば簡単スピーディーにペグが抜ける。
 

専用道具がない人は、ハンマーを使うと良い。特に地面が固くて抜けないときは、上の写真のようにテコの要領でハンマーを使って抜く。

風に負けない便利な設営補強具

タープクランプ

 強力なクリップでタープの裾をはさんで引っ張り、テントやタープを地面にしっかり固定。グロメットがない部分でも簡単にタープのたるみを解消してくれる。

エラスティックストラップ

 伸縮性のある素材によって引き縄のショックをやわらげ、テントやタープにかかる圧力を効果的に吸収することができる。

ガイロープとオプションポールの活用

 ガイロープ(引き縄)もポールもテントに付属されているが、補強用や予備として持っていると心強い。予備のガイロープは、強風時に引き縄を増やして立てたり、オプションポールとともにヒサシや物干し(これは絶対に必須です)を作るのに役立つ。

グランドシートの有効性

 フロアーは耐水性の高い素材が使われているが、摩擦による劣化は避けられない。そこで、フロアーが直接地面と擦れないようにグランドシートをフロアー下に敷くと長持ちさせることが出来る。また、グランドシートは、テントの床面積よりもひとまわり小さいサイズを使う。床面積より大きいと、はみ出た部分からフロアー下へと雨水が流れ込み、防水性の維持に悪影響を及ぼしかねない。