ドクター福田のホ-ムペ-ジ
医師 福田成俊
豊川市三蔵子町大道79-1 福田内科院長
日本内科学会認定医
日本糖尿病学会専門医
H.16年8月23日更新
主なインスリンの流れ
このどれかに異常があっても血糖は上昇します
過去のトピックス
24時間風呂:レジオネラ菌感染の危険あり
O-157について
結核が増加
昔は糖尿病の人が長生き?
聴診器はばい菌だらけ
インフルエンザの薬:アマンタジン
バイアグラ裏話
インフルエンザの特効薬:タミフル,リレンザ
エコノミークラス症候群
BSE,いわゆる狂牛病
糖尿病についての話
1.糖尿病は膵臓からでるインスリンと言うホルモンの働きが不足しておこる病気です。
特徴として血糖(血液中のぶどう糖の量)が高くなることがあげられます。また主として血管がおかされますがこれを合併症(がっぺいしょう)とよびます。目、腎臓、神経の病変がよくおき、これを糖尿病の三大合併症とよびます。
なお軽いうちは無症状です。検診で尿に糖がでるということで発見されることも多いです。
2.原因
糖尿病にも種類がいろいろあるのですが一番多いのは
インスリン抵抗性増加
+
遺伝(インスリンの出が悪い)
です。インスリン抵抗性増加というのは、インスリンの効率が悪いということで、その原因は
肥満、ストレス、運動不足、薬剤、妊娠、高脂血症そして高血糖があります。
この場合の高血糖を糖毒性とよんで注意しています。高血糖がさらにインスリン抵抗性を、高めるので高血糖は毒なんだという意味です。
さらに脂肪組織からインスリン抵抗性を高める物質がでていることがわかり
このため脂肪毒性という言葉も使われます。
最近は糖尿病学会でもインスリン抵抗性に関する話題が大変多くなっています。
3.治療
食事療法と運動療法が基本です。(重要)
これに薬物療法が加わります。
薬物としてはSU剤,ビグアナイド剤,消化酵素阻害剤,インスリン抵抗性改善剤,およびインスリン注射が 今使われています。
一番よく使用されているSU剤は膵臓をはやく疲弊させる怖れがあるとのことで、使用に慎重な医師がふえていますが,その使用基準については医師の間で意見の差があります。
しかしやっぱり切れがいいのはSU剤です。ひとによってはインスリン抵抗性改善剤が著効を示すこともあります。
糖尿病協会のホームページがあります。ぜひたずねてください。
ここをクリックください。
糖尿病による失明者がふえています。盲導犬についてのホームページがあります。
ここをクリックください。
私見
クスリって高いですね。糖尿病で良く使われるものをちょっとあげます。各一錠あたり
オイグルコン(ダオニール)2.5mg 15.7円
グリミクロン 32.1円
グルコバイ100mg 57.7円
ベイスン 0.3mg 80.3円
ファスティック(スターシス)90mg 60.5円
アクトス 30mg 202円
アマリール3mg 58円
入院した時くらいは個室でゆったりと加療に専念できればいいのにと入院の経験のある人はその時
思いませんでしたか?ほとんどは大部屋にいれられて同室の人に気を使いながらの毎日だったと思います。
日本の病室の条件は劣悪だと思います。
医者からもらう薬に正味期限が書いてないのはおかしいです。実際は包装の箱には書いてあるのですが
箱さら投与されることなんかありません。期限切れの薬がでている可能性も否定できません。
戸外用の電池式マット蚊とりをためしてみました。全く効果ありませんでした。
それに比べて『蚊とりくん』というラケット型の電池式蚊とり機はなかなかよかったです。蚊がとれたのが音や閃光でわかります。
今の日本をあらわすキーワードは『二極化』と『補助金乞食』だと思います。
エクシブ浜名湖の会員となりました
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