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(ナレーション) ここは魔法学校からの帰り道。今日も今日とて、リーヤくんとしいねちゃんがけんかをしています。
  
リーヤ    「だからぁ、チャチャは俺のものだ」
しいねちゃん 「チャチャさんはぼくのものです」
リーヤ    「なにおぅ、半人前の魔法使いのくせしやがって」
しいねちゃん 「ふんっ。お前なんか魔法使えないじゃないか。出来ることといったら、犬に変身することだけだろ」
リーヤ    「犬じゃない、狼だ!」
チャチャ   「ちょっと、二人ともやめて!!」
リーヤ    「黙ってろよ、チャチャ」
しいねちゃん 「チャチャさん、これはとっても大事なことなんです。いくらチャチャさんの頼みでも聞けません」
リーヤ    「チャチャの前でいちいちカッコつけるなっつ〜の」
しいねちゃん 「なにおぅ」
チャチャ   「もう、二人ともいい加減にしてよ。それよりみんなで一緒に遊ぼ(^_^)」
しいねちゃん 「あはは、そうですね。チャチャさんの言うとおりです」
リーヤ    「あ〜っ、こいつ、一人でいい子になりやがって」
しいねちゃん 「それじゃあチャチャさん、ほうきで空のお散歩とでも参りましょうか」
リーヤ    「あっ、きったねぇ〜。俺が飛べないの知ってて」
チャチャ   「いいよ、リーヤは私が乗せてあげる(^_^)」
しいねちゃん 「う〜む、しまった」
リーヤ    「やったぁ〜。でも、チャチャと二人乗りも恐いなぁ(^^;」
チャチャ   「え〜っ、なんでなんで〜?」
リーヤ    「だって、チャチャ、ほうきの運転すっごく下手じゃね〜かぁ。命が危ないかも」
チャチャ   「リーヤひど〜い!」
しいねちゃん 「お前、チャチャさんを侮辱したな。さぁ、チャチャさん、こんなやつほっといて2人で行きましょう」
チャチャ   「でもリーヤかわいそうだもん」
リーヤ    「そ〜だ、そ〜だ、抜け駆けは許さないぞ。こうなったら男らしく、正々堂々勝負だ!」
しいねちゃん 「望むところだ」
チャチャ   「も〜っ、また始めるんだからぁ」
リーヤ&しいねちゃん 「この〜〜」
マリンちゃん 「リーヤく〜〜〜ん(^_^)」
チャチャ   「あの声は・・」
しいねちゃん 「マリンちゃん」
リーヤ    「げげっ(^^;」
マリンちゃん 「リーヤく〜〜〜ん。あっ、わたしのリーヤくん、こんなところにいたのね。ずいぶん探したのよ。さっ、行きましょ、さ、さっ」
チャチャ   「ちょっと待ったぁ〜。その手を離しなさい」
マリンちゃん 「げっ(^^;。その声はチャチャ。わたしったらリーヤくんしか目に入らないからちっとも気が付かなかったわ。お〜ほっほっほっほっほっほ」
チャチャ   「リーヤが痛がっているじゃない」
マリンちゃん 「んっ、こしゃくな。それっ」
リーヤ    「いてててて」
チャチャ   「しいねちゃん、手伝って」
しいねちゃん 「はっ、はい」
マリンちゃん 「ちょっとしいねちゃん。リーヤくんがわたしのものになれば、チャチャはあなたのものになるのよ」
しいねちゃん 「あっ、そっかぁ!」
チャチャ   「あ〜っ、しいねちゃん裏ぎったぁ!」
しいねちゃん 「裏切るって僕は・・」
リーヤ    「くくくく、腕がぁ」
マリンちゃん 「くくくくくくくく、チャチャぁ」
チャチャ   「マ゛リ゛ン」
リーヤ    「う〜、え〜い、二人ともやめろ!」
チャチャ   「だって、マリンちゃんがぁ」
リーヤ    「心配するな。俺はチャチャのそばから離れたりしないよ」
しいねちゃん 「けっ、キザなやつ」
リーヤ    「なにおぅ」
しいねちゃん 「僕だって、チャチャさんから絶対に離れないからな」
マリンちゃん 「わたしだって、リーヤくんから絶対に離れないんだから」
リーヤ    「マリン、お前が話をややこしくしているんじゃね〜か」
マリンちゃん 「あ〜、リーヤくんひど〜い」
リーヤ    「とにかく、ケンカをしていたのは、俺としいねちゃんだ」
しいねちゃん 「あっ、そうだった。今日という今日は、決着を付けてやる」
チャチャ   「また始まった〜」
リーヤ    「よ〜し。ここは男らしく力で勝負だ!」
しいねちゃん 「力で狼男に勝てるわけないだろ。魔法学校の生徒らしく魔法で勝負だ」
リーヤ    「俺は変身しかできないんだよ」
しいねちゃん 「じゃっ、ど〜すんだよ」
リーヤ    「う〜〜ん、ジャンケンってのは?」
しいねちゃん 「ジャンケン?」
チャチャ   「わたしジャンケンで決められちゃうの?」
しいねちゃん 「そうだよ、チャチャさんに失礼じゃないか」
リーヤ    「じゃあ、う〜んと、え〜と、あっち向いてホイ」
しいねちゃん 「アホかお前」
リーヤ    「じゃあ、お前考えろよ」
しいねちゃん 「だから、えっと〜」
チャチャ   「ねえねえ、かけっこならいいんじゃない?」
リーヤ&しいねちゃん 「かけっこ〜?」
チャチャ   「そうそう」
リーヤ    「かけっこかぁ。ま、いいだろう」
しいねちゃん 「僕だって、構いませんよ」
リーヤ    「よし。じゃあ、あのもちもち山をまわって、先にこの線を越えた方が勝ちだ」
しいねちゃん 「よし、わかった」
マリンちゃん 「この2人本当に始める気よ」
チャチャ   「でも、かけっこでの決闘なんて、かっわい〜〜!」
マリンちゃん 「あんた自分の立場わかってんの?」
チャチャ   「なんとなく」
リーヤ    「負けた方がチャチャから手を引くんだぞ」
しいねちゃん 「いいとも」
マリンちゃん 「すってき〜。戦う男ってかっこい〜わ〜。リーヤくんがんばって〜!負けたら海の底に重りつけて沈めるぞ〜!」
しいねちゃん 「他に応援の仕方がないのかなぁ」
リーヤ    「チャチャ、スタートの合図をしてくれ」
チャチャ   「は〜い。それじゃあ位置について〜、よ〜い、ドン!と言ったらスタートね(^_^)」
しいねちゃん 「はははは」
リーヤ    「チャチャ!」
しいねちゃん 「力抜けた」
マリンちゃん 「あんたなにボケかましてんのよ」
チャチャ   「えっ、あたしなんかした?」
リーヤ    「まあいい。次は本番だな」
しいねちゃん 「チャチャさん、お願いします」
チャチャ   「それじゃあいきます。位置について〜、よ〜い、ドン! リーヤもしいねちゃんもがんばれ〜」
マリンちゃん 「しいねちゃ〜ん、やるのよ〜。リーヤく〜ん、ほどほどにね〜。あぁ、またこのわたしを奪いあって男たちが戦っているわ。すべて、このわたしの美貌のせいなのね。ああ、わたしって罪なお・ん・な。お〜ほっほっほっほっ」
チャチャ   「なんか勘違いしてる」
マリンちゃん 「そうかしら。お〜ほっほっほっほっ。この子いつか思い知らせてやる。そだ、いいこと思いついた」
チャチャ   「なにごちゃごちゃ言っているの?」
マリンちゃん 「あっ、あの、その、ちょっと用事思い出しちゃった。ここはチャチャにまかせるわ。じゃ〜ね〜。リーヤくんによろしく〜」
チャチャ   「ちょっとマリンちゃん、マリンちゃんったらぁ。なんか変。マリンちゃんったら妙にあわててた。さては何かたくらんでるのね。よ〜し、様子を見てみよ〜っと」
(ナレーション) そして、ここは森の中。あれっ? 道に迷ったマリンちゃんがやってきましたよ。
マリンちゃん 「ここはどこかしら。あ〜、ど〜しよ〜。リーヤくん邪魔するつもりで来たのに、迷子になっちゃった〜」
チャチャ   「う〜、暗いよ〜、寒いよ〜、こわいよ〜」
チャチャ&マリンちゃん 「きゃ〜!で、でた〜!」
マリンちゃん 「チャ、チャチャ。何でここに」
チャチャ   「マリンちゃんこそ、何でこんなとこに来たの?そうか、やっぱりリーヤの邪魔するつもりだったのね」
マリンちゃん 「ドキ(^^;。ち、違うわよ。わたしはここに用があったの」
チャチャ   「なんの用?」
マリンちゃん 「そうねぇ、あ、そうそうそうそう、実はリーヤくんに花束をあげようと思って、それでここに花を摘みにきたの」
チャチャ   「こんなうっそうとした森の中に?うそだ、うそうそ、うそに決まってる!」
マリンちゃん 「あんたって素直じゃないわね。それより、この森から抜け出せる道教えてよ」
チャチャ   「えっ、知らないの?」
マリンちゃん 「知らないのって、じゃあ、あんたどうやってここにきたのよ」
チャチャ   「だって、マリンちゃんの後をつけてきたんだもん(^^)」
マリンちゃん 「おバカ!じゃあ、二人とも道を知らないってこと? あ〜、ど〜しよ〜、わたしったら眠れる森の美女ね。リーヤく〜ん、迎えにきて〜」
チャチャ   「道に迷ってしまったってわけ?」
マリンちゃん 「そうだ、チャチャ。魔法でなんとかしてよ」
チャチャ   「残念でした〜。森から抜け出す魔法なんて、まだ教わってないもん!」
マリンちゃん 「自慢げに言うな!」
チャチャ   「ね〜、ずっとここにいるの〜?もう夜になっちゃうよ」
マリンちゃん 「わたしに言われたって知らないわよ〜。あ〜、わたし森の中でこのままずっとババアになるのかしら〜。あ〜、そんなのやだ〜っ。誰か〜」
チャチャ   「誰かきて〜。リーヤ〜、しいねちゃ〜ん」
       (バサバサバサバサバサ)(羽の音が響き渡る)
マリンちゃん 「誰?リーヤくん?」
きゅーちゃん 「ふっふっふっふっふっふっふっ、ふっはっはっはっはっはっはっはっ、血だ、血を吸わせろ〜!」
チャチャ&マリンちゃん 「きゃ〜」(二人がきゅーちゃんにさらわれる)
(ナレーション) さて、リーヤとしいねちゃんは、抜きつ抜かれつの大接戦で、ようやくゴールにたどり着くところでした。
しいねちゃん 「ふぅ、ふぅ、途中で狼に変身するなんて、汚いぞ!」
リーヤくん  「はぁ、はぁ、お、おまえこそ、ほうきに乗るなんてずるいぞ〜」
しいねちゃん 「そっちが先にやったんじゃないか〜」
リーヤくん  「お、ゴールラインだ」
しいねちゃん 「えぇぃ、負けてなるものか」
(同時に)
リーヤくん  「そ〜りゃ〜、ゴール!やった〜、これでチャチャは俺のもの」
しいねちゃん 「そ〜りゃ〜、ゴール!やった〜、こいでチャチャさんは僕のもの」
リーヤくん  「なに?俺が先だ」
しいねちゃん 「僕が先だ」
リーヤくん  「なにおぅ、てぇ」
リーヤ&しいねちゃん 「ううぅ〜ん、あぁ〜」
リーヤくん  「だめだ、もう力が出ないよ」
しいねちゃん 「体力使い果たした」
リーヤくん  「あれ、そういえばチャチャは?」
しいねちゃん 「本当だ。チャチャさんとマリンちゃんがいない。どうしたんだろう」
リーヤくん  「おい」
しいねちゃん 「もしかして」
リーヤくん  「二人になんかあったんじゃね〜か」
しいねちゃん 「うん。なんかいや〜な予感がする」
リーヤくん  「こりゃぁ、言い争ってる場合じゃねぇ」
しいねちゃん 「そうだな」
リーヤくん  「マリンはどうでもいいけど、チャチャが心配だ」
しいねちゃん 「勝負はおあずけだ。二人でチャチャさんを探そう」
リーヤくん  「おーっ!」
(ナレーション) そしてここは、吸血鬼のふる〜いお城。
きゅーちゃん 「2人もいたのでついさらってきてしまったが、いくらなんでも2人分はちと吸えない。う〜ん、ということは、どっちかを選ばなくては。で〜、どっちから血吸おうかな。ふっ、かわいい方がいいなぁ〜ったぁら〜、どっちもかわいい。あ〜迷うなぁ。あ、どっちにしようかなぁ。くっ、よし、こっちから」(とチャチャの方に行く)
マリンちゃん 「ちょっとまったぁ」(バシッ(と、きゅーちゃんをぶっ飛ばす(^^;))
きゅーちゃん 「あいたぁっ」
マリンちゃん 「なんですってぇ。わたしよりチャチャの方がかわいいですって」
きゅーちゃん 「あいたた・・」
マリンちゃん 「チャチャ、チャチャ、起きなさい」(チャチャを揺さぶる)
チャチャ   「う〜ん」(寝ぼけてる(^^;)
マリンちゃん 「いつまで寝てんのよ」
チャチャ   「ここどこ〜?」
マリンちゃん 「わたしたち、あいつにさらわれてきちゃったのよ」
チャチャ   「あの人だれ〜?」
きゅーちゃん 「ふふふふふふふっ。プリティーなお嬢さんたち。私を見て、『まあ、なんて素敵な人なの。お名前はなんていうのかしら。ドキドキドキド』と、思う気持ちよ〜くわかりますよ。」
チャチャ&
マリンちゃん 「なんなのよ〜、こいつ〜」
きゅーちゃん 「ふははははっ、そう、そんなに知りたい?ならば教えてあげよう。うふん。私は吸血鬼のきゅーちゃん。君たちは今日の私のお食事なのさ」
チャチャ   「おばけのきゅーちゃん?」
きゅーちゃん 「あらぁ〜。おばけじゃない!」
マリンちゃん 「だっせ〜名前!」
きゅーちゃん 「き、吸血鬼のきゅーちゃんだいっ。血の気の多い娘、お前から先に血を吸ってやる〜!」
マリンちゃん 「そっ、そうはいかないわ」
チャチャ   「ちょ、ちょっとぉ」(マリンちゃんがチャチャを前に押しやる)
マリンちゃん 「この子は魔法使いなんだから。吸血鬼なんて怖くなんか怖くないわよっ」
チャチャ   「やめてよ。こんな時ばっかり前に出して」
きゅーちゃん 「おおっ、このちびっこいのが魔法使いとな」
マリンちゃん 「チャチャ、魔法よ」
チャチャ   「わたしを使う気ぃ?」
マリンちゃん 「あんな血吸われたくないんでしょ」
きゅーちゃん 「気持ちいいぞ〜」
マリンちゃん 「さ〜、吸血鬼の嫌いなもの。そだ、十字架よ、十字架を出すのよ」
チャチャ   「わかった。う〜ん、いでよ、十字架!」(手を前に突き出しつつ、密かに十字架を用意する)
きゅーちゃん 「おおっ」
チャチャ   「あ〜、すごい、出たわ、本当に出た。ねね、失敗しなかったわ、すごいでしょ!ね〜ね〜」
マリンちゃん 「あんた魔法使いでしょ。当然よ。はしゃいでないで早くそれを使いなさい」(チャチャがきゅーちゃんに向かって十字架を掲げる)
きゅーちゃん 「ふっ、言っておくが、私に十字架など効かんぞ」
チャチャ   「え〜、なんで〜。怖いでしょ、ほら、ほら!あ〜っ、せっかく成功したのにひど〜い」(丸まってすねるチャチャ(^^;)
きゅーちゃん 「ふふふふふっ、いつまでもそんな物にびびっているようではめちゃ恥ずかしいから、しゅぎょ〜を積んだのだ。今では、もうこのきゅーちゃんに怖いものなど何もない!むわっはっはっはっはっはっはっはっはっ」
マリンちゃん 「うそよ、はったりに決まってるわ」
きゅーちゃん 「はったり?言ったな〜!では、触ってやる。ちょっとだけよ。たぁ〜、ぴっ。どうだぁ」(十字架に人差し指をちょっと付ける)
チャチャ   「本当にさわった〜」
マリンちゃん 「チャチャ、ひるむな。次はニンニク攻撃よ!」
チャチャ   「よ〜し、いでよ、ニンニク!えいっ」(手を突き出す。すると・・)
きゅーちゃん 「うわっ、ニンニク〜!って、こりゃタマネギじゃないか〜?」
マリンちゃん 「ニンニクとタマネギを間違えるんじゃない!」
チャチャ   「だって、形が似てるんだもん」
きゅーちゃん 「はっはっはっはっはっ。どうやら魔法使いと言っても、きさま、まだ半人前なのだろう」
マリンちゃん 「あんた半人前だったの?」
チャチャ   「そうなの」
マリンちゃん 「役たたず〜!」
チャチャ   「マリンちゃんだって何もしてないじゃない!」
マリンちゃん 「分かったわよ。じゃあ、次はわたしの番よ」
きゅーちゃん 「おもしろい。次はお前か」
マリンちゃん 「人魚の必殺技は、超音波よ!それっ!」(ヒャオ〜・・)(例のサザエステッキでの超音波攻撃)
きゅーちゃん 「うぉっ、うぅ、てぇ。こしゃくな。うぉ〜りゃ〜。超音波なら私も得意なんだよ。あ、そりゃぁ〜!」(マントをなびかせる)
チャチャ&マリンちゃん 「あ〜・・・・」
きゅーちゃん 「残念ながら、私の方が上だったようだな」
マリンちゃん 「ひっど〜い。こんなか弱い女の子に暴力ふるうなんて、さぁいて〜!」
きゅーちゃん 「どこがか弱い?!ま、ま、ま、まぁいい。だいぶつこうかねぇ。夕方3時間かけて整えたヘアーが、あ、あっ、乱れて、あ、しまったよ。さぁ、おとなしく血を吸われるんだ」
チャチャ   「ど、ど〜しよ〜」
マリンちゃん 「ど〜しよ〜たってぇ」
きゅーちゃん 「さぁ、どっちが先だ」
マリンちゃん 「ん、そうだ、チャチャ。ちょっと耳かして。ごしょごしょごしょ、ごしょごしょごしょ」(チャチャとマリンちゃんが内緒話を始める)
きゅーちゃん 「え〜い、何をごちょごちょごちょごちょ言っているのだ」
マリンちゃん 「ちょ、ちょっと待って。血を吸われるその前に、一つだけお願いがあるの」
きゅーちゃん 「お願い?」
チャチャ&マリンちゃん 「かっこいいきゅーちゃんとデートしたいなっ」
きゅーちゃん 「で、デート?!」
チャチャ   「まぁ、でもわたしたち、さっきひどいことしちゃったんだもん、きっと嫌われてるわ」
マリンちゃん 「大丈夫。きゅーちゃんはそんな心の狭い吸血鬼じゃないわよ」
チャチャ   「えっ、じゃあ、かっこいいだけじゃなくて、とってもやさしい人なのね」
マリンちゃん 「そうよ。きっとわたしたちのお願い、聞いてくれるわよ、ねっ」
きゅーちゃん 「えっ、あ、ははは、いやぁ〜、てっててて照れるなぁ〜。きさまら、なかなかかわいいところがあるではないか。いいだろう。少しの間なら付き合ってやる」
チャチャ&マリンちゃん 「やった〜!さっすがきゅーちゃん」
きゅーちゃん 「でしょ。で、どこへ行きたい?」
マリンちゃん 「もうすぐ夜明けよ。わたし、きゅーちゃんと一緒に朝日が昇るのを見たいわ」
チャチャ   「朝日?すってき〜」
きゅーちゃん 「あ、朝日?そ、それはちょっと(^^;」
チャチャ   「ねぇ、マリンちゃん。なんで朝日できゅーちゃんあんなにびびってんの〜?」
マリンちゃん 「吸血鬼は太陽光線を浴びると死んじゃうの。あんたってほんと無知でおばかね〜」
チャチャ   「無知、おばかぁ」
マリンちゃん 「この忙しい時にいちいち落ち込むな」
       「やっぱり無理よね〜。きゅーちゃんお日様が怖いのね」
きゅーちゃん 「なにっ」
チャチャ   「そうか、怖いんだぁ」
きゅーちゃん 「うぅ、怖いものなどないと言ったろ」
マリンちゃん 「それなら朝日の見える窓の所まで行こうよ」
きゅーちゃん 「い、い、いいだろう。ついてこい!」
きゅーちゃん 「これが、東向きの、窓だ」
マリンちゃん 「やった〜、朝日が昇りはじめたわ」
チャチャ   「見て、きゅーちゃん、朝日がきれい!」
きゅーちゃん 「う、うぅぅ、う、わぁ〜」
チャチャ&マリンちゃん 「やった〜!」
きゅーちゃん 「あ〜、まぶしかった」(太陽光線遮断ゴーグル?を装着)
マリンちゃん 「なんなのよそれは」
きゅーちゃん 「これがあれば太陽なんてへっちゃらさ」
マリンちゃん 「もう、こうなったら最後の手段よ、チャチャ!」
チャチャ   「な〜に〜?」
マリンちゃん 「逃げるのよ!」(チャチャとマリンちゃん逃げ出す)
きゅーちゃん 「待て〜」(チャチャたちを追いかける)
       (舞台の裏で・・)
きゅーちゃん 「そうれ、それ」
チャチャ&マリンちゃん 「はなせ〜はなせ〜はなせ、このエッチぃ」
きゅーちゃん 「へー、へー、てこずらせおって、いい加減にあきらめろ」(縄で縛り上げたチャチャとマリンちゃんを連れて舞台に現れる)
チャチャ   「あ〜、助けて〜」
マリンちゃん 「リーヤく〜ん、助けて〜」
きゅーちゃん 「はははははははっ、誰を呼んでも無駄だ。このきゅーちゃんより強くてかっこいい奴など、あ、いないのだからな」
マリンちゃん 「いるもん。リーヤくんの方がかっこいいもん」
チャチャ   「リーヤの方が強いもん」
きゅーちゃん 「なにぃ!?」
チャチャ   「リーヤの方がやさしいし、かっこいいし」
マリンちゃん 「そうそう、あんたなんか一発でやっつけられるくらい強いんだから」
きゅーちゃん 「そんなぁ。この私より強くてかっこいい男が、この世の中にいるだとぉ。う、う、うそだ〜」
チャチャ   「けっこうショック受けてるみたいよ〜」
マリンちゃん 「もっと言ってやりましょうよ。自分じゃぁどう思っているか知らないけどね、わたしたち女の子から見たら、あんたなんかリーヤくんの足元にも及ばないわ〜」
きゅーちゃん 「やめろ〜」
マリンちゃん 「とどめいこっか〜」
チャチャ   「声をそろえて」
マリンちゃん 「せ〜の」
チャチャ&マリンちゃん 「ぶさいくぅ〜!」
きゅーちゃん 「が〜〜ん」
マリンちゃん 「さぁ、今のうちに逃げるのよ」(チャチャとマリンちゃん逃げ出す)
きゅーちゃん 「よ、よくも私を傷つけたなぁ〜」。ゆるさ〜ん」(追いかける)
きゅーちゃん 「え、これで、つかまえたぁ」(あっけなくつかまえる)
チャチャ   「あ〜、リーヤ〜、リーヤ〜!」
       (扉の開く音がする)
リーヤくん  「チャチャ〜!」(リーヤくんとしいねちゃんが登場)
リーヤくん  「チャチャ」
しいねちゃん 「チャチャさん」
チャチャ   「リーヤとしいねちゃんが助けにきた〜」
マリンちゃん 「リーヤく〜ん、わたしはこっちよ〜」
きゅーちゃん 「リーヤぁ〜。こんな小僧が、わたしよりかっこいいというのか!」
リーヤくん  「小僧とはなんだ!とりや〜」(バシッ)
       (リーヤくんがきゅーちゃんをぶっ飛ばす)
きゅーちゃん 「あ〜れ〜」
リーヤくん  「しいねちゃん、今のうちに二人の縄を」
しいねちゃん 「任せとけ」(二人の縄を外す)
きゅーちゃん 「え〜い、このガキども〜、ゆるさ〜〜ん!」
しいねちゃん 「チャチャさん、今だ!」
チャチャ   「うん」
チャチャ   「愛よ!」
リーヤくん  「勇気よ!」
しいねちゃん 「希望よ!」
   (チャチャが舞台から消えて、代わりにマジカルプリンセス登場!!)
マジカルプリンセス 「愛と、勇気と、希望の名の下に!マジカルプリンセス・ホーリーアップ!!」
きゅーちゃん 「か、か、かわいいぃ。すっごくプリティ〜。かかか、お前の血も吸ってやる〜」
マジカルプリンセス 「ビューティーレセインアロー!マジカルシュート!!」
きゅーちゃん 「うわ〜〜〜」(舞台から消える)
マジカルプリンセス 「待ちなさい!」(きゅーちゃんを追って舞台から消える)
リーヤ&しいねちゃん 「やった〜!」
マリンちゃん 「リーヤくん、ありがと〜。わたしのために命をかけて戦ってくれたのね」(リーヤくんにおもいっきり抱き付く)
リーヤくん  「お、おい、よせよ。俺はチャチャを助けに」
マリンちゃん 「ごまかさなくてもいいの。も〜、照れ屋さんなんだから」
しいねちゃん 「よっ、モテモテ男、憎いよ〜!」
リーヤくん  「て、てめ〜。だから勘違いだと言ってんだろ」
マリンちゃん 「も〜、リーヤくん好き好きだ〜い好きぃ」
チャチャ   「ちょっとマリンちゃん!」
リーヤ&しいねちゃん 「チャチャ」
マリンちゃん 「な〜んだ、あんた戻ってきたの」
チャチャ   「どさくさに紛れて、何やってんの〜!?」
マリンちゃん 「ふん、あんたには関係ないでしょ」
チャチャ   「なんですって〜!リーヤはわたしのお友達よ!」
マリンちゃん 「リーヤくんはわたしのものなの!」
       (リーヤくんを挟んで二人が取り合いをはじめる)
リーヤくん  「やめろよ二人とも。それよりチャチャ、あの化け物は?」
チャチャ   「森の中で消えちゃった」
しいねちゃん 「チャチャさんの弓矢を受けたんだ、もう現れることもないですよ」
リーヤくん  「どっちにしても、みんな無事だったんだ。よかったじゃね〜か」
チャチャ   「そうそう。無事が一番!」
マリンちゃん 「ふん。ガキみたいに喜んじゃって」
チャチャ   「なんか言った?」
しいねちゃん 「まあまあ二人とも。それより、もう朝ですよ。早く帰りましょう」
チャチャ   「うん。セラヴィー先生が起きる前に帰らないと、とんだ不良娘に思われちゃう」
マリンちゃん 「ど〜せ出来の悪い弟子でしょ」
チャチャ   「んっ」
しいねちゃん 「マリンちゃん、そんなこと言っちゃだめですよ」
リーヤくん  「でも、もともとしいねちゃんが勝負しようなんて言い出すから、こんなことになったんだぞ」
しいねちゃん 「言い出したのはお前だろ」
りーやくん  「おまえ、人のせいにする気か?」
しいねちゃん 「それはこっちのセリフだ」
チャチャ   「もう、二人がケンカするから、こんなことになったんでしょ」
リーヤくん  「よ〜し、勝負の続きだ。家まで先に着いた方が勝ちってのはどうだ」
しいねちゃん 「望むところだ」
リーヤくん  「へ〜、おっ先に〜」
しいねちゃん 「あ、ずるいぞ〜」
マリンちゃん 「あ〜ん、リーヤくん、まって〜。わたしのために争うのはやめて〜。リーヤくんってば〜!」
チャチャ   「まったくも〜、マリンちゃんったらぁ。ふふっ、ねぇ、みんな、今日のお話、おもしろかった?これからも赤ずきんチャチャ、応援してね。それじゃあ、さよ〜なら〜。あっ、ちょっと、わたしだけおいてかないで〜。待ってったら〜!」
       (この後、「君色思い」が流れる・・)
                                 (おしまい)
声の出演
 チャチャ     鈴木真仁
 リーヤくん    金子伸幸
 しいねちゃん   日高のり子
 マリンちゃん   桜井 智
 きゅーちゃん   三ッ矢雄二
 ナレーション   日高のり子

(耳COPY(^^;/GNW首都圏事業本部エンターテイメント事業部赤ずきんチャチャ着ぐるみショー班)


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最終更新日 1998/09/26