GX-9900 GUNDAM X
名称 | ガンダムエックス |
種別 | サテライトシステム搭載モビルスーツ |
頭頂高 | 17.1m |
本体重量 | 7.5t |
材質 | ルナ・チタニウム合金 |
武装 | サテライトキャノン、シールドバスターライフル、 ビームソード、ブレストバルカン |
著名なパイロット | ガロード・ラン、ジャミル・ニート |
月面基地からのマイクロウェーブによる無尽蔵とも
いえるエネルギー供給を使用した兵器、
サテライトシステムを装備する、
NT専用MS「ガンダム」の中でも最強といってよい機体である。
サテライトシステムによって駆動される
メインウェポン サテライトキャノンは
最大出力時1撃でコロニーをも破壊する。
サテライトシステム稼働時、展開したリフレクターが
光り輝いてみえるため「光る翼を持つMS」と呼ばれ、
恐れられていた。
派生型
GX-9901-DX ガンダムダブルエックス
GX-9900-DV ガンダムエックスディバイダー
後にも、先にもこんな凶悪な広域破壊兵器を搭載したガンダムという名前のMSはUC世界を探しても、なかなかないですね。ExSガンダムも、ゼフィランサスも凶悪だと思ったけどエックスはそれ以上だからな。もっとも、エックスほどサテライトシステムや、レオパルド、エアマスターと組み合わせたシステムとして考えないと兵器としての価値がないガンダムもめずらしいですが。
なぜなら、ガンダムエックスのビームライフルは(シールドバスターライフルと言うんですけどね、一般名詞としての話です)、シールドと一体化しているため考えてみれば間抜けな武器です。なぜなら、シールドとして使って防御にまわればライフルが打てず、ライフルを打つとシールドが使えず。とまぁ、攻防一体と言えば聞こえはいいけど、実際には武器としては中他半端極まるしろものです。
これに、存在理由をくっつけるとすれば、ガンダムエックスが実戦で活躍していた15年前の戦争の状況を考えるしか無いです。つまり、あのときガンダムエックスはレオパルド、エアマスターと組みになって戦闘に投入されていたわけで。途中の敵MSはレオパルドやエアマスターが叩き落としてくれたわけです。当然、エックスはその主たる目的であるコロニーの破壊というのに特化するわけで、デッドウェイトとなる他の武装は簡略化されるわけです。そうすると、シールドバスターライフルの不可思議さも判るのでは? とはいえ、これは私がかってにこじつけた理屈です。
謎といえば、ホバリングモードも謎です。エックスのスラスターと思しきものの配置状況から見て、どう見てもあの機体を浮かべるには推力不足です。Iフィールドでも張って重力を消去するんでしょうか?