ら行風神社中 下戸祭店 (宇都宮)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆ BASIC DATA ◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【店 名】
ら行風神社中 下戸祭店 (宇都宮)
【住 所・TEL】
宇都宮市下戸祭1−5−108
TEL028−621−8611
【営業時間・定休日】
11:00〜深夜2:00
年中無休
【アクセス】
競輪場通りと県庁西通りの交差点のすぐ近く。競輪場通りを福田屋
ショッピングプラザ方面から進んで来た場合、競輪場の先の県庁西
通りの交差点信号を過ぎてすぐ20〜30m先にあるデニーズの先、ト
ヨタ・ビスタ販売店手前の細い道を左に入り、すぐ左手に店舗があ
る。信号の無い交差点なので少し解りづらい。県庁西通りからアク
セスしてきた場合、競輪場通りのT字路手前の焼き肉屋の駐車場手
前の道を左に入って、最初の交差点を右に曲がれば店舗の前に出る。
公共交通機関利用の場合は、JR宇都宮駅西口から関東バスの戸祭
方面各路線に乗り「競輪場前」下車すぐ近く。乗車時間15分程度。
【駐 車 場】
店舗の前に20台分ほどあるが、周辺にも関連店駐車場がある。混
雑時には交通整理員のガードマンが立っていて駐車場所を指示して
くれるので出入りはスムーズ。
【メニュー】
■風神ラーメン (消費税別途)
とんこつ淡味(たんみ) 600円
淡味肉入り 800円
とんこつ濃味(こくみ) 700円
濃味肉入り 900円
風神坦々麺 800円
替玉(麺のおかわり) 150円
のせもの各種
(半熟煮卵・多め海苔・海苔ネギ) 150円
(海苔と卵・こまチャーシュー
・もやしチャーシュー) 250円
*その他、卓上に薬味類の壺が置かれていて自由にラーメンに加えられる。
(生にんにくクラッシュ、辛子高菜、辛子もやし、紅ショウガ、白ごま等)
*麺のゆで加減は(硬め、普通、柔らかめ)の3段階より選択。
■一品もの
ひと口餃子(10個) 400円
焼豚盛り 500円
炒めもやし 400円
■ごはんもの
明太とろろ飯 350円
焼飯(チャーハン) 500円
ごはん 150円
■デザート
胡麻プリン 300円
とろける杏仁 300円
■のみもの
ビール(中ビン) 500円
生ビール 500円
ジンジャー(辛口) 200円
ラムネ・ジュース 150円
■ランチタイムサービス(11時〜15時、土日祝祭日除く)
Aランチ ラーメン代に+150円
(お好みのラーメンと餃子5個とご飯)
Bランチ ラーメン代に+150円
(お好みのラーメンと明太とろろ飯)
Cランチ ラーメン代に+250円
(お好みのラーメンとチャーハン)
【備考】
(株)宮グループと博多一風堂の河原成美さんによるコラボ
レーションショップとのことです。その1号店がここ宇都宮
の下戸祭に平成14年12月11日開店。
ステーキ宮グループホームページ:MIYA WEBSITE
【行列度】
週末の昼時には20人ぐらい行列してました。客席が広いので
待ち時間は15分ぐらいでした。(平成15年1月中旬)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ラーメンの特徴 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【評価対象】
とんこつ濃味ラーメン 700円 (+税35円)
【スープ】
色調・粘性:白濁+からし味噌のオレンジ、トロミあり。
コッテリ度:濃厚だが、油ぽさはあまり無い。
味 ・ 特徴:
TVチャンピオンのプロのラーメン職人王選手権(創作ラーメン対決)で何度も
優勝されている河原成美さんのプロデュースによるラーメンとのことで、創作度
に期待感がありましたが、今回食べた「濃味」はオーソドックスな博多風とんこ
つスープをベースとしたもの。どちらかというとあまり冒険はしていない感じで、
一風堂のスープに類似していてクセが無く飲みやすい正攻法タイプ。ベースのス
ープは良く乳化された綺麗な白濁スープで、一風堂の赤丸新味のように表面に油
が浮いたコッテリでは無く、むしろ白丸のスープを濃くしたような印象でくどさ
は無い。辛子味噌を溶きながら辛味を加えて食べるものであるが、これがかなり
ビリビリと強烈で激辛ラーメンの一歩手前ぐらいの感覚。一風堂の赤丸の辛味と
もまた別もののようで、濃いオレンジ色で、まるでカレーを激辛にする時に少量
加えるビンダルウ・ペーストみたいな色合いのもの。この辛みのおかげて、濃厚
なスープを飲み進んでもくどさを感じさせない絶妙のバランスに仕上がっている
んだと思いますが・・・
ただし、辛みが苦手な人や、小さい子供さん達はこのメニューは回避すべきでし
ょうね。
【メ ン】
博多ラーメン風の極細のストレート麺。一風堂の麺とほぼ同じような感じがしま
したがオリジナルなのでしょうか。博多の麺としては若干黄色味があるものです。
今回は硬めで注文しましたが、しゃっきりとした歯切れの良さが楽しめました。
【具・チャーシュー】
バラ肉チャーシュー2枚、細切りキクラゲ、ゆでモヤシ、青ネギ
チャーシューは、バラ肉のブロックを煮込んで表面を炙った感じのもの。厚切り
でなかなか旨いです。一風堂の赤丸用のチャーシューとほぼ同じ感じです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 私の独断評価 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆
《ひとコメ》
店に行ってみて先ずびっくりするのは、店舗がお洒落なこと。濃茶の板囲いで、
店内に入ると、ひび割れた土の塗り壁、重厚な木製のテーブルにお洒落な感じの
椅子などが目に付く。カウンターが10席にデーブル席が6卓ほどで都合40席
強の広い店内にはBGMも流れとてもシックにまとめられた大人の空間。相席用
の大テーブルも中央に枯れ枝や竹ひごの様なもので作ったオブジェでさりげない
目隠しが良く工夫されている(渋谷の「砦」の店内設計みたいな感じ)。
その一方、子供用の椅子まで店内のカラーにあったものが用意されていて、ファ
ミリー客の受け容れ対応も充分。従業員さん達は酒屋さん前掛けに長靴の一風堂
スタイルで、元気の良いかけ声が店内に響く。接客面ではファミレス流の万全の
システムができている。
ラーメンは、一風堂の河原成美さんプロデュースで、一風堂と変わらぬハイレ
ベルな九州系とんこつラーメンの味。これが北関東で食べられるとは嬉しいです
ね。しかし、今回食べた「濃味」で、消費税込みで735円。接客を含めトータ
ルで充分満足度は高いですが、やはり個人経営のラーメン店と比較するとやや値
段が高いでしょうかね。少しご馳走のラーメンになるので、目的に応じて使い分
けになるでしょうね。
《 スープ 》★★★★★
《 麺 》★★★★
《具・焼豚》★★★★★
《サービス》★★★★
《 値段 》★★
総合評価:9 (10段階評価)
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