◆◇◆◇◆◇◆◇◆ BASIC DATA ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【店 名】
  九州大牟田ラーメン 柳屋 栃木佐野店
【住 所・TEL】
  佐野市高萩町1000−1 
  イオン佐野新都市ショッピングセンター 拉麺浪漫館内
  TEL0283−20−4131
【営業時間・定休日】
  11:00〜22:30(L.O.)
  定休:無休
【アクセス】
  東北自動車道佐野藤岡ICより、国道50号バイパスを足利方面に
  向かい、1km程度進み右手にある巨大な「イオン佐野新都市ショ
  ッピングセンター」の1Fラーメン店複合施設「拉麺浪漫館」内。
  JR及び東武「佐野」駅からは、駅前(南口)より新都市方面循環
  バスを利用して約20分。ショッピングセンター正面入り口前バス
  停下車。(日休日は、約20分間隔、平日は約30分間隔で運行、
  料金200円後払い。)
【駐 車 場】
  ショッピングセンターに併設して2300台ほどの巨大駐車場
【メニュー】
  柳屋ラーメン(白)        600円(消費税込み価格)
  博多ネギラーメン(白)      700円
  柳屋焼豚ラーメン(白)      800円
  黒柳ラーメン(黒)        700円
  煮玉子(揚玉子)         100円
  替え玉              150円
  焼き餃子             400円
  その他メニュー多数

  *店舗外側左手にある食券販売機で予め食券を購入して入店(1万円札
   利用可能)。メニュー表示はボタンや後ろの壁に細かく書いてあるの
   で、上記に示したものが正式なものか解りませんが、基本的にスープ
   のタイプが(白)の博多風と、(黒)のマー油が浮く熊本風(+100円)
   の2種類がベースとなっており、あとは各種トッピングの組合わせで
   す。全部入りなどの具沢山豪華版もあります。
  *煮玉子は、普通のタイプと、揚玉子の選択が可能のようです。着席後
   に食券を渡したときに確認されます。
【備考】
  福岡県三池郡高田町に本店があり、首都圏でも用賀や海老名のViNAWALK
  などに数店舗の支店がある九州ラーメンの店です。各種のガイド本やHP
  情報などでは、本店は隣接する大牟田市と書いてあるケースが多いので
  すが、どちらが正解なんでしょう。2003月4月にイオン佐野新都市ショッ
  ピングセンター(ジャスコ)の開業とともにスタートした、佐野では新
  しい店です。 
【行列度】
  不明、訪問時の日曜昼にはさほど混んでいませんでした。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆ ラーメンの特徴 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【評価対象】
  柳屋(白)ラーメン    600円
【スープ】
色調・粘性:乳白色、トロトロ
コッテリ度:かなりこってり
味 ・ 特徴:
  豚骨・豚頭ガラなどを強火で長時間煮込んだ、博多風の白濁豚骨ス
  ープです。関東人向けのアレンジは入ってなく、本場の味をそのま
  ま再現した濃厚タイプです。トロミが強く、乳化の度合いが強くク
  リーミーな感じですが、表面に浮く油は少なく、それほどしつこく
  ありません。豚骨臭も抑えられていて比較的万人受けする感じです。
【メ ン】
  極細の加水率の低い博多風の麺です。やや黄色味があるので、玉子
  でも入っているのかも知れません。麺の茹で加減(硬さ)は特に注
  文時に尋ねられませんでしたが、無指定でもかなりしゃっきり硬め
  の加減で出てきました。
【具・チャーシュー】
チャーシュー2枚、細切りキクラゲ、海苔、青ネギ
  チャーシューは、バラ肉を比較的細く巻いて、甘辛いタレを付けて
  表面をこんがりと炙り焼きした焼豚タイプのものです。サイズは小
  さいながら2枚入っています。表面のタレが適度に焦げてカリッと
  して香ばしく、中はジューシーでとても美味でした。大阪の千里に
  ある福将軍という焼豚に定評のある九州ラーメン店のものに近い印
  象でした。なお、店頭食券機横の説明表示によると、チャーシュー
  はごく最近に以前の煮豚タイプからこの焼豚タイプに変わった様で
  す。豚肉の銘柄なども書いてありましたが、食券記の前ではメモす
  る暇がありませんでした。

  その他、卓上には、フリーのすりゴマ、激辛高菜、紅ショウガが置
  いてあります。激辛高菜は、少し前のガイド本(小林氏監修:下野
  新聞社)等の情報では有料(100円)のトッピングのようでした
  が、今回私が訪問したときには無料でのサービス品として卓上に置
  かれていました。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 私の独断評価 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

《ひとコメ》
 栃木県南では、他に見あたらない本格的な九州ラーメンの店として
 貴重な存在です。クリーミーでマイルドなタイプですが、はたして
 佐野ラーメンの地で定着することができるか・・興味深い出店です。
 「拉麺浪漫館」の左手奥の場所に位置するので、配置上で、窓が無
 い店舗になっています。これを逆手にとって、店内は少しライトダ
 ウンしてお洒落な雰囲気を醸し出しています。店内の壁には、いろ
 いろな文字や、多くの人々の手形を押し記名した巨大なパネル状の
 ものも飾られています。いったいあれは何なのでしょう・・かなり
 賑やかで元気の良い壁面であることは確かですが。店員さんの元気
 の良さ等は、一風堂や九州じゃんがらラーメンなどに通じるものが
 あります。

《 スープ 》★★★★★
《 麺  》★★★★
《具・焼豚》★★★★★
《サービス》★★★★
《 値段 》★★★


総合評価:9  (10段階評価)


(2004年7月4日登録/2004年6月13日訪問)