◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

店  名:とんかつと豚肉料理 平田牧場(日本橋)
エ リ ア:東京 (日本橋)
住  所:中央区日本橋1−4−1 COREDO日本橋4F
電  話:03−6214−3129
アクセス:東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」出口とビル地下階が直結。
     日本橋の中央通りと永代通りの交差点近くに位置する複合商業
     施設COREDO日本橋4階レストラン街にある1店。
     地下鉄のB12出口を出るとすぐにCOREDOの地下1階へ
     の入り口がある。JR東京駅八重洲口からは、徒歩6〜7分。

営業時間:11:00〜15:00(14:30L.O.)
     17:00〜23:00(22:00L.O)
       日曜祝日は17:00〜22:00(22:00L.O)               
休  み:年中無休
席  数:カウンター14席、対面式長テーブル席16席、
     間仕切り付きテーブル席20席(6人×2卓、4人×2卓)
     <全席禁煙>
Web Page:平田牧場

メニュー:昼と夜でメニューが入れ替わるようです。 
     ------- ランチタイムメニュー(11:00〜14:30L.O.)------
     三元豚 やわらかかつ膳       1000円(税込み価格)
     三元豚 ロースかつ膳        1300円
     三元豚 ヒレかつ膳         1400円
     三元豚 ロースかつカレー      1400円           
     三元豚 ヒレかつカレー       1500円
     三元豚 厚切りロースかつ膳     1700円
     平田牧場特選海鮮膳         1800円
     限定 三元豚手ごねメンチかつ膳   1200円
     限定 三元豚特厚ロースかつ膳    2300円
     限定 桃園豚特厚ロースかつ膳    2300円
     ------- ディナータイムメニュー(17:00〜   )--------
     三元豚 ロースかつ膳         1400円
     三元豚 ヒレかつ膳         1500円
     三元豚 手ごねメンチとしゃぶかつ膳 1300円 
     三元豚 棒ヒレかつ膳        1800円
     三元豚 厚切りロースかつ膳     1800円
     三元豚 特厚ロースかつ膳      2500円
     三元豚 かつカレー         1500円
     三元豚 かつ茶漬け膳        1300円
     桃園豚 ロースかつ膳        1800円
     桃園豚 特厚ロースかつ膳      2500円
     桃園豚 棒ヒレかつ膳        2500円
     しゃぶしゃぶコース(予約限定)4500円、5500円
     その他、酒の肴、デザート、飲み物各種
   

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2004年10月初旬ランチタイム 食べた物:限定 桃園豚特厚ロースかつ膳 2300円 (税込み) 肉   :厚さ約1.5cm、脂身の少ないロース肉。 ころも :(色)濃い茶色 (厚み)中厚 (きめ)やや粗め      (食感)やや硬め つけ合せ:細切りキヤベツ(お代わり自由) ソース :卓上に辛口ソース(ニンニク風味の味噌だれ)、甘口ソース(り      んごベース)の壺があり、ミニすり鉢に入った白胡麻が出される      ので、自分で擂って合わせる。漬け物皿の横に、庄内浜の藻塩が      少量添えられ、好みに応じてとんかつを塩で味わえる。 そ の 他:膳には、ご飯(お代わり自由)、味噌汁(お代わり自由)、山形      産の漬物(カブ、キュウリ等)が付く。 コメント:日本場東急百貨店跡地に2004年3月にオープンした、COREDO日本橋。      風を受けた船の帆のような独特のフォルムをもつ高層建築で、日本      橋の新たなランドマークとなっている。      4階のレストラン街は、やや落ちついた雰囲気の13店舗ほどの、      飲食店が軒を構える。価格や雰囲気ももやや大人向けの設定。      「平田牧場」は、東京都内の名高いとんかつ専門店がこぞって使う、      山形の三元豚(さんげんとん)の生産者として、知る人は知る存在      である。COREDOへのとんかつ店の出店は、牧場名を店名に配し、満      を持しての、東京地区への本格的な直営店出店であろう。      週末昼時の訪問で、さほど待つことなく、窓に面したカウンター席      に案内される。メニューの中から、限定と書かれた、桃園豚特厚ロ      ースかつ膳をさっそく注文。ところが、女性店員さんが一瞬顔を曇      らせ「桃園ですか?」と聞き直し、そのまま厨房の方向に足早に消    えていった。もしかして、品切れってこともあるのだろうか・・・      桃園豚(とうえんとん)は、金華ハムなどで知られる中国原種豚を      品種改良してつくられている希少品である。この肉を使ったとんか つが食べられるのは、現在、この店と、「かつくら」の一部の店だ      けである。      しばらくして、注文品が提供できるとの返事でひと安心。ただし、      特厚品は調理に少々時間がかかるとのこと。       昼間の店内は、とても明るく、とんかつ専門店とは思えないような      空間。長いカウンター席は全て窓に面していて、街並みが見渡せる。      ほどなく登場したとんかつは、真ん中の一切れだけが断面を上に向      けられ、敷き網の上にのせられて来た。大規模チェーン店などで見      られるスタイルだ。しかし、残念なのは、その一切れの色合いがあ      まりよくない。一見しただけでも、かなりの揚げすぎで肉汁もとぼ      しい感じだ。肉自体も脂身がかなり少な目で、旨味もいまいちの感      じだ。食べてみると、見た目通りの揚げすぎで、肉も水分が抜けて      少し硬く締まっているような感じだ。            期待が大きすぎただけに、あえなく撃沈・・手早く食べ終えて店を      出た。       こんなはずは無いだろうとの思いがつのり、4日後のランチタイム      に再訪問をしてみた。今回注文したのは、ランチの三元豚厚切りロ      ースかつ膳(1700円)である。登場したとんかつは・・あれっ?      肉の厚さや大きさは、前回食べた桃園豚特厚ロースとほとんど同じ      である。特厚と厚切りの違いはどこにあるのでしょうか・・      肉の種類によって定義が違うのでしょうかね。      登場したとんかつは、前回の桃園よりも火の通りは若干浅めである      が、老舗のとんかつ専門店などに比べると、かなり十二分に火が通      ったもの。肉質は脂が適度にのっていて旨味は前回食べたとんかつ      に比べて格段に上である。      好立地条件のお洒落な店舗で食事をするというメリットは充分あり、      価格面でも、かなり頑張っているが・・・ 場所代が高いのでしょ      うかね・・。三元豚の本当に美味しいとんかつを味わうことを主眼      として店を選ぶならば、現時点であれば、丸五や燕楽などの調理技      術が卓越したとんかつ専門店を選択することになるでしょうね。      目指すところは、がんこおやじのこだわりとんかつ店ではなく、大      規模商業施設のなかで、ファミレス的な接客対応で、やや高級なと      んかつを提供する、チェーン店タイプのとんかつ店と考えた方が良      いのかもしれませんね。            同じフロアーの、古奈屋の海老天カレーうどん(1600円)との比較      であれば、三元豚ロースかつ膳(1400円、ご飯、味噌汁お代わり可)      は充分勝ち目があるとは思いますね。       10段階評価:7