店 名:蓬莱屋 (ほうらいや)
エ リ ア:東京 (上野)
住 所:台東区上野3−28−5
電 話:03−3831−5758
アクセス:JR御徒町または地下鉄上野広小路下車
松坂屋本店裏、昔ながらの木造建物
営業時間:11:30〜13:30
16:30〜19:00
休 み:水曜日(最近変わったみたいです)
席 数:カウンター8席、二階?
駐 車 場:なし
メニュー:カツレツ定食(ヒレ) 2900円
ひと口カツ定食(ヒレ) 2900円
◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆
訪 問 日:1997年 4月
食べた物:カツレツ定食 2900円(税込み)
肉 :やや扁平な棒状のヒレ肉、断面2.5x4.0cm、当然脂身は無し。
柔らかくジューシー
ころも :(色)かなり黒い茶色(厚み)薄目(きめ)細かめ
(食感)細かめ生パン粉で、やや硬くパリパリ〜カリカリ
揚げ油 :ヘッドにラードをブレンドしたもの
つけ合せ:キャベツ
かなり白っぽく水に充分さらしたもの。歯ごたえは良いが
甘みは無い。アッサリひれカツにはこれが合うのかも知れ
ない。ただしちょっと水切りが悪く、皿に水がたまる??
ソース :ウースターソース、甘さ控え目
そ の 他:定食のみ、ご飯、味噌汁(赤味噌)、漬け物(しそ漬大根微塵切)
ご飯はかわい〜い小茶碗盛り、お代わり自由、美味しい!女性で
も2杯は普通でしょう。給仕係りが、様子を見ながらすかさず運
んできます。味噌汁、漬け物は特筆すべきほどの物ではない。
コメント:上野の御三家、ヒレかつの専門店。メニューは2種類のみ。ひと
口かつの方も、ヒレ肉の先っぽを使ったもの。この店の揚げ方の
特徴は短時間2度揚げ方式。最初に煙のもうもうと立ち上がる高
温の油(180度位?)に30秒ぐらい入れ、瞬間的に衣を焼き、次に
低めの温度の鍋に移し3〜4分、後は余熱。あっと言う間の5分で
出来上がる。衣は黒くカリカリ、肉はジューシー。
充分に筋取り処理された肉は、絶妙の火の入れ方で、ヒレ肉とし
してはとてもジューシー旨味がある。けっこうボリュームあるが
まったくアッサリと平らげられる。・・だけど「ロース派」の私
には物足りない。ロースとんかつとは別の食物と考えるべきか?
ロースかつがトンコツラーメンであれば、このヒレカツは日本蕎
麦か?
店内のサービスは行き届いている。8席のカウンターに対して2
人の調理人が揚場に、ご飯、お茶の給仕に2人の係りがいる。
小さいご飯茶碗は常に暖かいご飯をお客に食べさせるためのサー
ビスでしょう。・・だけど店内の設備の悪さ・安普請は人的サー
ビスに比べとてもアンバランス。住宅用の換気扇では油煙がこも
る。カウンターも、木目シールを張り付けたベニヤ合板? この
の感覚がどうもわかりません。文化財的木造建物でも無いと思う
のですが?
評価の方は、やはり私の好まないヒレかつなので・・・ヒレの好
きな方はどうぞ。
10段階評価:6