◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆店 名:喝(かつ) エ リ ア:東京 (金町) 住 所:葛飾区東金町1−11−3 伴ビル2階 電 話:03−3608−7141 アクセス:JR常磐線「金町」駅北口より徒歩4分程度 北口を出て左手(亀有方向)に、マツモトキヨシ角より商店街 通りに入る。道なりに進み、通り右手沿いビルの2階。 (イトーヨーカドー入り口の反対側) Web Page:喝ホームページ 営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:30)*2005年2月営業時間変更 休 み:水曜日,第3木曜日 席 数:テーブル席4人×3卓、6人×4卓 メニュー:特ロースかつ定食 2100円(消費税別途) ロースかつ定食 1700円 ネギ塩ロースかつ定食 1780円 特ヒレかつ定食 2300円 ヒレかつ定食 1900円 ヒレおろし定食 1980円 ぽん酢で!ヒレかつ定食 2000円 海老かつ定食 1780円 激辛!カレー 700円〜1500円 ランチ定食 950円〜1600円 (ランチ定食価格は、揚物の盛合わせの品数による) その他メニュー多数、酒類、おつまみも類も豊富
◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2004年1月下旬 昼時 食べた物:特ロースかつ定食 2100円+(税105円) 肉 :厚さ約1.2cm、脂身が赤身と渾然一体となったようなロース肉。 きめ細かく、もちっとした食感で、脂はクリーミー。 ころも :(色)淡いキツネ色 (厚み)やや厚め (きめ)粗目 (食感)ふんわり柔らかい つけ合せ:キャベツ千切り(別皿) ソース :濃厚ソース(卓上壺)、キヤベツ用正油ドレッシング(卓上壺) さらに、ぽん酢か白醤油(+大根おろし)の付けだれが付く そ の 他:ご飯は、青ジソご飯か白飯が選択可能(おかわり可)、味噌汁(赤 だしシジミ汁)が付く。 「漬物バー」が設置されていて、漬物(5種類)、キャベツ千切り、 からし3種(洋カラシ、マスタード、ディジョン粒マスタード)が 好みに応じて自由に食べられる。 コメント:商店街通り沿いのビル2階にある店舗のドアを開けると、古材木な どを用いた内装や壁に飾られた絵皿や中国古文字の陶板などが先ず 目に入った。BGMにはジャズが流れるお洒落な雰囲気の店である。 HPに書かれた情報によると、店主は水道橋の「菩提樹・かつ吉」 のご出身のようだ。柏の「塩梅」などと同様である。そのようなテ イストが店の雰囲気に表れている。 メニューは豊富で、串揚げ類や選りすぐった酒類なども各種用意さ れている。おそらく夜の部になると、うまい料理を味わいながら銘 酒を楽しむ人々で賑わうのであろう。 テーブル席に案内され、ロースとんかつ系メニューの一番上に書か れた「特ロースかつ定食」を注文。卓上のソースの他に、つけダレ として、ぽん酢か白醤油が別に選べるとのこと。今回は白醤油を選 んでみた。 先ず、皿盛りの千切りキャベツと、白醤油タレのセットが運ばれて きた。出汁で割られた白醤油に、ミルク壺のような陶器に入った大 根おろし、ミニおろし金が添えられた生姜の小片が出された。自分 で生姜をすりおろして、つけダレを好みに調合する面白い嗜好であ る。 漬け物類は、店内にある「漬物バー」で好きなものを好きなだけ小 皿にとって食べられるバイキング方式となっている。キャベツのお かわりもこのバーに用意されている。なかなか良いアイデアである。 メインのボックスに入ったカブの漬物が美味しく、お代わりして頂 いた。 色鮮やかな青ジソご飯に続いて、お待ちかねのロースとんかつが登 場。角皿の敷網の上に並べられたとんかつは、淡いきつね色の衣を まとった広幅系のもの。肉の断面を見ると、赤身と脂身が渾然一体 と混じり合ったもので、見ただけでうっとりする感じ。○○産の肉 等の銘柄に関する表示などはメニューにも一切書かれていなかった が、最上級の肉であることは間違いないであろう。 口に含むと、柔らかい衣がホロッと解け、肉のもちっとした独特の 食感が後を追う。肉汁がしたたるといったタイプではないが、熟成 されたような、ねっとりとした濃厚な肉の味わいが口に拡がる。 う〜ん・・・うまい..ですねぇ..いやっ〜これは堪らないとんかつ の醍醐味ですなぁ..(笑) 見た目ほど脂の強さは感じることなく、次々とすんなりと胃袋に収 まって行くく。赤身はきめ細かく、パサつくところが全く無くしっ とりしている。タイプとしては、塩梅@柏の特ロースと同じ感じで ある。あらかじめ特殊な漬け込み等の下処理でも行われているのだ ろうか。 白醤油の付けダレは、イメージ的には生姜を利かせた天ぷらの付汁 に近いもの。非常にアッサリととんかつが食べられる。特に肉の淡 い風味が引き立つので、これもなかなか良い組み合わせだと感じた。 食後には青じそ茶が出され、口の中がさっぱり。ひとり客には、新 聞サービスや、とんかつを待つ間には重宝する「漬物バー」などの アイデアも面白く、とても満足度が高い店でした。ぜひ機会があれ ば再訪したいですね。 10段階評価:10
--------------------- その後の訪問による追記 ------------------------------- 訪 問 日:2004年 9月下旬 (昼時) 食べた物:激辛!ヒレかつカレー 1575円 (消費税込み) コメント:追記をさぼっていて数ヶ月前の訪問記になりますが、この店への3 度目の訪問で、激辛カレーを食べてみました。今年の夏は、屋外で の仕事が多く、夏ばて気味でヘロヘロ。胃袋に少し”喝”を入れな くてはいけないと思いこのメニューに挑戦してみました..(笑) 店のホームページを見ると、辛さ度…★★★★半と書いてあって、 興味をそそります。私自身は、5倍ぐらいの「地獄ラーメン」の類 なら、美味しくスープも全て飲み干せる程度の受容力はあるのです が、はたしてどんなものか・・ メニューを見ると、ルーのみのプレーンの激辛カレーが970円で、 後は載せものによって価格が異なるもの。とんかつは、ヒレのみな のでこれを注文してみました。オーダーをすると、店の奥さんらし き方から、とても辛いですよと、一応念を押されます。 登場したかつカレーは、お洒落な角皿に盛られ、美しげな一品です。 カレールー、ご飯、野菜類と並べられていますが、野菜類にはマヨ ネーズ系のドレッシングソースが、お菓子の装飾のように回しかけ られ、ミントの葉が一枚添えられています。ご飯の上には、程良く 火の通ったぶつ切り状のヒレカツがカットされて載っています。 さっそくルーとご飯を混ぜて、スプーンでひとくち食してみると、 いきなりドカァ〜んときました....(笑) カレーの辛さには、スパイスの使い方によって、辛さの感じ方がい ろいろあるのかと思います。最初からド〜ンと来る場合と、しばら く経ってからボディーブローのようにじわじわ効いて来て、思わず 水にに手をのばすタイプがありますが、こちらの激辛カレーは、ど ちらかというと前者のタイプじゃないでしょうか。口に入れた瞬間 に、先制攻撃がやって来て、口の中の粘膜に少々痛さを感じるぐら いでした。しかし、辛いだけではなくて、その奥にある旨味も充分、 カレー専門店顔負けの本格的なスパイシーカレーでした。 食べ進むにつれて、今度は発汗作用がやってきました。全て食べ終 わると顔面が汗でびっしょり、、おかげさまで全身がすっきり爽快 になりました。とんかつはもちろんハイレベルのものなので、激辛 カレーが好きな人にはお勧めの一品でしょうね。 なお、メニューを見ると、新メニューの4cm厚の極厚ロースかつ (約400g)3225円なるものが登場していました。次回、多少時間が ある時には、これを試してみたいですね。 ・・・とこれを書いていたら、2005年2月12日より、昼の営業はや めて、夜だけになってしまったようですね。