◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

店  名:三河屋 (みかわや) エ リ ア:東京 (六本木) 住  所:港区西麻布1−13−15 電  話:03−3408−1304 アクセス:地下鉄日比谷線「六本木駅」より徒歩10分程度。      地下鉄千代田線「乃木坂駅」からも同程度の距離です。      六本木駅からアクセスの場合、六本木通りを渋谷方面に向か      い、西麻布交差点で右に入り青山霊園方向に進み50mほど先右手。      乃木坂駅からアクセスの場合は霊園の東側通りに沿って、西麻布      交差点に向かい左手。 営業時間:11:30〜14:30 (但し、ライス切れしだい終了)    休  み:土曜・日曜・祝日 席  数:カウンター4席、テーブル3卓x4人 メニュー:以下、各メニュー全て定食価格 (消費税込み)      コロッケ            900円        メンチ             900円      ミックス(コロッケ、メンチ)  900円      ハムカツ            900円      チキンカツ           900円      とんかつ           1000円      海老フライ          1000円      みそかつ           1200円  

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2003年9月上旬 昼 食べた物:とんかつ(定食)   1000円 (消費税込み) 肉   :厚さ約1.5cm、脂身はさほど多くないロース肉。ジューシーで柔ら      かい。昼食としては、かなりのボリューム感(推定重量150〜160g程度) ころも :(色)やや濃い茶色 (厚み)やや厚め (きめ)中目      (食感)カリ・カリ つけ合せ:キャベツ山盛り、マカロニサラダ、レモン。 ソース :濃厚とんかつソース(卓上) そ の 他:各定食には、ご飯、味噌汁、高菜漬け物が付く。卓上にふりかけ。      ご飯のお代わり自由。      今回訪問時は、サービスでポテトコロッケが1個付きました。      (何らかのサービス品のおまけを付けてくれることが多いようです。) コメント:平日昼間のみの営業に加え、都心にありながら駅からかなり遠い西麻      布というロケーション、有名な店ながら、なかなか訪問する機会がこ      れまで無かった店のひとつでした。幸か不幸か近くの日赤医療センタ ー(広尾)にしばらく通院する必要が生じ、診療を受けた帰りに寄っ てみました。      かなり蒸し暑い日でしたが、正午頃に到着すると店の前に7〜8人の      入店待ち行列。個人経営のとんかつ屋さんで行列に並んだことは、い      ままで記憶に無いですね。しかもこんな暑い日に。地元では超人気店      なのでしょうね。      メニューは全てフライ物の定食のみ。とんかつ専門店というよりも、      定食屋さんと表現した方が良いのでしょうか。ベテランのご夫婦2人      で切り盛りされていて、女将さんが揚げ場を担当し、旦那さんがフロ      アーを担当。ほとんどのお客さんは常連さんなのでしょう。奥のテー      ブル席に座ったお客さんは、食べ終わると自分で膳を厨房に下げる協      力体制。お客さんと店側のそんな連携がごく自然にできあがっていま      す。      とんかつは、玉子を二度付けして衣をまぶし、比較的高温と思われる      フライヤー式油鍋にさ〜っと入れられる。揚げ油はラードが主と思わ      れます。衣はカッチリとしていて、噛みしめると香ばしい風味が鼻腔      に拡がります。ややハード系の衣に包まれた肉は、ほっくりと熱々で、      ジューシー。脂身はさほど多くないので、ボリューム品ながら比較的      あっさりと平らげられます。      さらに、おまけで卵形のコロッケがひとつ添えられてきました。隣に      座ったお客さんは、しっぽの欠けてしまった海老フライを1本おまけ      で付けてもらたようです。後から来た女性客のグループには、「ご飯      を少な目にするから、おまけのコロッケ食べていってね!」と女将さ      んから声をかけられていました。どうやら、こちらのお店では、おま      けはセットで必ず付いてくるような感じですね。      ホクホクの炊きたてご飯は、この店の自慢なのでしょう。営業時間を      ライス切れ終了と書いているぐらいですから。若いお客さんは大盛り      ご飯をお代わりする人も多く、おそらく通常の店の2倍ぐらいのご飯      の消費量ではないでしょうか。コロッケのおまけでかなり満腹感はあ      りましたが、ついついお代わりしてしまいました。      帰りがけに会計のために立ち上がると、揚げ場の女将さんが声をかけ      てくれます。            「ご飯足りたの? ご飯お代わりしてくれた? お腹一杯になった?」            この言葉がこの店の帰りの挨拶代わりなのでしょうね。満腹感と同時      に、家庭的な雰囲気の接客対応の温かさは、心が癒される感じです。      お客さんが行列してまで入りたいという人気の秘密がよく分かりまし      た。           10段階評価:8