●訪問記録・コメント
訪 問 日:2005年8月下旬(昼)
食べた物:限定 極上ロースかつ 2800円 (定食)
肉 :厚さ約1.8cm程度、全体に脂がさした中トロ状のロース肉
推定重量170g程度
ころも :(色)やや濃い茶色、(厚み)中厚、(きめ)やや細かめ
(食感)サクサクっとした軽快な食感。
ソース :卓上とんかつソース(甘口、辛口)、塩、おろしポン酢
カラシ、練りわさび
つけ合等:キャベツ細切り、漬け物(白菜)、ご飯、味噌汁
備 考:ご飯、キャベツのお代わり自由
訪 問 記:両国駅前の飲食店が並ぶ細い路地を進むと、ユーモラスな
豚の置物が店頭で出迎える店舗が現れた。暖簾をくぐり、
店内に進むと、そこには和風の落ちついた空間が広がる。
ジャズピアノのBGMが静かに流れ、竹材の間仕切りなど
配したお洒落なスペースは、カップルや、大人の少人数グ
ループなどの利用にも適しているだろう。
店の公式ホームページによると、本店は九十九里一宮にあ
り、こちらは唯一の支店のようだ。若い男性が2人で、厨
房とフロアーで店を切り盛りされていた。
店のこだわりが沢山書かれた品書きによると、とんかつに
は、栃木産の平牧バーグ三元豚という銘柄豚を使用してい
るとのこと。平牧とは、山形の平田牧場のことであるが、
産地が栃木ということは、提携生産のようなスタイルによ
るものなのだろうか。詳細はちょっと不明である。
「情報掲示板」で噂になっていた、お目当ての限定品の極
上ロースかつを注文してみる。三元豚のロースの中でも、
一本から僅かしかとれない、特に選りすぐった部分を限定
で提供しているとのこと。ほどなく、厨房から金皿に載せ
られた調理前の生肉のロース切り身が目の前に運ばれ、こ
れが本日の極上ロースの素材ですとの説明があった。筋状
の脂が全面に入った、牛肉での表現を借りれば、リブロー
スといった部分に相当するものだろう。
待つことしばし、ほどなく登場したとんかつの断面を見る
と、全体にサシが入った中トロのような肉質。純粋な赤身
の部分がほとんど無いので、一般的なロースかつとはだい
ぶイメージが違うものだ。塩を少し付けて噛みしめると、
脂の旨味がじゅわぁ〜と口に拡がる。旨いですねぇ〜、、
もぉ堪らないですねぇ、これは!
脂たっぷりとは言え、完全な脂身ではなくて、中トロ状の
「肉」だというところがミソで、食べ進んでもそれほどク
ドさは感じない。ボリューム的にもそこそこサイズで、程
良い食べ応えであった。
しかし、情報掲示板の方に、かっすいさんよりご指摘があ
りましたが、別皿に添えられていた、薬味のワサビが、家
庭用のチューブから絞り出したようなもので(S&Borハ
ウス?)、極上の肉のレベルと対比して、やけにアンバラ
ンスな気がしましたね。この点が残念ですね。印象的にも
かなり損をしている気がします。
値段は2,800円とかなり高めですが、このハイレベルの肉
質が確実に食べられるのであれば、かなりお値打ちのよう
な気がします。評価については、今回の限定品メニューの
感激度で言えば、10点に近い9点という感じでしょうか・・
他の限定品ではないメニューを食べてから、再度評価して
みたい気がします。
なお、室内がかなり暗く、フラッシュ無しでのシャッター
速度の遅い写真撮影のため、カメラが手ぶれ気味で、せっ
かくの肉の断面の写真が不鮮明になってしまい残念、無念!
ぜひ再訪して、このメニューに再チャレンジしたいと思い
ます。
私の満足度評価:★★★★☆
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