◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
店  名:睦巳(むつみ)
エ リ ア:東京 (千歳烏山)
住  所:東京都世田谷区粕谷4−18−7 
電  話:03−3300−6233
アクセス:京王線千歳烏山駅より徒歩8分程度。
     東口を出て、線路と直角方向に商店街通りを南に進む。正文堂書店
     前のところを道なりに緩やかに左に進むと50mほど先のファミリーマ
     ート手前に信号があり、商店街通りは右に折れるので、道なりに右
     折。そのまま直進し、200〜300m先左手に店舗あり。

営業時間:11:45〜14:00 17:00〜21:00
休  み:水曜日・第3火曜日
席  数:カウンター9席、奥に小さい座敷(4〜5人程度)
メニュー:ミートコロッケ定食      1000円(消費税込み)
     串カツカツ定食        1500円
     ロースカツ定食        1600円           
     ヒレカツ定食         1900円
     車えびフライ定食       2200円
     盛り合わせ定食        2400円
      (コロッケ、小カツ、串カツ)
     *2005年現在各メニューは上記より100円程度値上がりしているようです。

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2002年12月中旬 昼時 食べた物:ロースカツ定食 1600円 (税込み) 肉   :厚さ約2.2cm、の分厚いロース肉。脂身はほどほどであるが、      赤身にも網目状の細かい霜状脂が入っていて柔らかい。 ころも :(色)やや濃いめ茶色 (厚み)やや厚い(きめ)中目      (食感)サクサク・カリカリ つけ合せ:キャベツ千切り(細切り)の大きな山 ソース :濃厚とんかつソース そ の 他:定食には、ご飯、味噌汁(赤味噌仕立ての豚汁)、漬け物が付く。      ご飯、味噌汁、キャベツのお代わり自由。 コメント:都心から少し離れた住宅地商店街のそのまた外れにあるが、各種情      報によるととても評判の良い店である。週末の休みを利用して食べ      に行ってみた。店前に到着すると、木製のお洒落な引き戸には営業      中の看板なども下がっておらず、店内の様子もわからない。ありゃ      どうなってるんだろう?ここまで時間をかけ電車賃も費やしやって      来たので、もし臨時休業であれば残念無念だ。不安にかられながら      戸を引いてみると、こざっぱりとしたカウンター席には数組のお客      さんの姿、カウンターの向こうにはにこやかな表情のご主人の姿が      見えて一安心。      メニューはいたってシンプルで定食が6種類のみ。ロースカツ定食      を注文すると、ご主人は分厚い肉の切り身に衣を付けて油の鍋に投      入した。衣を付ける前の生肉の断面を垣間見たが、赤身の部分にも      非常に細かい霜状の脂が全面に入っている上等な肉である。      これだけ厚いと低温で長時間揚げとなる。待つこと20分ぐらいで      あろうか。その間カウンター越しにご主人が緑茶の補給を何度もし      てくれる。マンツーマンスタイルの接客の良さはまるで目黒の有名      店「とんき」みたいな感じだ。      登場したとんかつは、こんもりと皿のうえに山脈が横たわるような      極厚の一品。それこそ横にしても立つのではないだろうか..(笑)      その横には富士山の様にそびえ立つ細切りキャベツの大山。      小麦粉と卵の層が若干厚いカリカリッとした衣がしっかりと極厚の      肉を包みこんでおり、中の肉が蒸し焼き状態に仕上がっているのか、      とてもジューシーで柔らかい。赤身の部分からも旨みのある肉汁が      溢れる、厚切り肉ならでは醍醐味。衣は若干剥がれ易いが、それほ      ど気になるほどではない。      ご飯は、小さめの茶碗で出されるので、男性であればお代わり1回      は必須でしょうか、ふっくら炊けていて食が進む。味噌汁は濃いめ      の味で唐辛子が振られピリッと味を引き締めている。キャベツはお      代わり自由ですが、初めから凄いボリュームなので、お代わり無し      でも充分満足でした。         食事が終わる頃合いを見計らって、カウンター越しにご主人がお茶      の補給をしてくれる。冷めた残りのお茶は捨てて、新しいものに差      し替えてくれる気配り。味、ボリューム、価格、接客全ての面で非      常に満足度の高い店でした。近くにあれば通ってしまいますね。       10段階評価:10