とんかつ&ダイニングバー のあ吉   NOAH-KICHI 神保町


住  所:東京東京都千代田区神田神保町1−6 樋谷ビル3F
電  話:03−5281−2929

アクセス:東京メトロ「神保町」駅A5出口より徒歩1分。
     靖国通り沿い、書泉グランデの向かい側、石井ス
     ポーツの並びのビル3階。2階はステーキのくい
     しんぼう。

営業時間:11:30〜16:00 17:30〜22:30(L.O.)
休  み:無休
席  数:カウンター12席,大テーブル10席×1卓

メニュー:ヒレカツ定食          1400円
     カツ煮定食           1200円
     ロースカツ定食         1000円
     生ビール・ワイン等

     *訪問時は、オープニングサービス中のため、現在は、
      メニュー・価格が変更されている可能性があります。
      2008年1月現在の店のブログによると、夜メニューで
      は、単品にご飯セットを付けて上記の価格+200円に
      なるようです。

店のブログ:http://noa2929.jugem.jp/    

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●訪問記録・コメント

訪 問 日:2007年12月初旬(夜)
食べた物:ロースカツ(定食)   1000円
肉   :厚さ3cm程度、脂身は少な目のロース肉
ころも :(色)濃い茶色、(厚み)厚目、(きめ)細か目
     (食感)ガリガリ・パリパリと硬く締まった食感。
ソース :オリジナルとんかつ生ソース、ウスターソース、
     醤油ドレッシング
つけ合等:キャベツ細切り、トン汁、惣菜数種(食べ放題)
備  考:ご飯、キャベツ、トン汁のおかわり自由 

訪 問 記:渋谷の明治通りから少し入ったビルの地下に「背油醤油のあ」
     という異色のラーメン屋さんがあった。2007年3月末に、店舗
     が入っていたビルの建替に伴い、惜しまれつつ閉店となった。

     私もラーメン店時代の同店に2度ほど訪れたことがある。ライ
     トダウンされた地下の店内に入ると、大型のモニターにコンサ
     ートライブ映像が流され、ラーメン店では珍しい、ヨーロッパ
     調の布貼りのクラシカルな椅子が、大理石貼りのカウンター席
     に並べられていた。

     提供されたラーメン(600円)は、巨大な角煮風のチャーシュー
     が、ど〜んと気前良くのせられ、ボリュームたっぷり。これで
     本当に採算が合うの心配になるような一品であった。

     この「のあ」が、10月から神保町に移転して、とんかつ店に衣替
     えをして再スタートをしたとの情報をいただき、さっそく訪れて
     みた。

     靖国通り沿いで判り易い場所にあるが、ビルの3階なので、通り
     がかりの人がふらりと入る感じではない。エレベータで3階に上
     がると、店舗の中が見えない鏡貼りのドアが目前に現れる。クラ
     ブとかスナックのような雰囲気の入り口で、おそらく初訪問の方
     がは、一瞬入店をためらってしまう気がする。まあ、3階まで来
     てしまえば覚悟を決めて入るしかないだろうが..(笑)

     店内は大理石貼り風の長いカウンター席に大テーブルがひとつ。
     カウンター席には、渋谷時代から引き継がれたと思われるクラシ
     カルな椅子が並べられている。この椅子に座ると、カウンターの
     高さが少し高いので、体の位置が何か落ち着かない感じ。

     訪問時のメニューは、壁に大書きされた3品のみで、店頭の食券
     機も使われていなかった。オープニングサービスと書かれていた
     ので、価格やメニューの改定などが今後あるのかもしれない。

     ロースカツ定食を注文。店内奥に惣菜が置かれたテーブルがあり、
     とんかつが揚がる間にバイキング形式で自由にいただける。本日
     の惣菜は、キムチ、ホウレン草胡麻和え、ヒジキ煮、オニオンス
     ライス、甘酢ラッキョウなど。別の場所には、ほうじ茶、コーヒ
     ーのサーバーもあり、こちらもセルフでお替り自由である。

     待つこと20分、登場したとんかつは、1000円の定食にしては、か
     なりのボリューム品で、厚みは3cmほどあろうかといったもの。
     かなり濃い目でしっかりとした衣に包まれていてる。

     さっそく一切れいただいてみるが、衣がかなりハードである。いろ
     いろなとんかつ屋さんを食べ歩いた経験の中でも、最も手強い衣で
     はないだろうか。肉にはしっかりと下味のコショウが利かされてい
     る。衣のバリバリとした食感と、コショウの風味が最初にアタック
     してくる。肉は厚切りながら柔らかく、ボリューム的には充分な満
     足サイズ。定食価格が1000円であるので、さすがに、選りすぐった
     銘柄豚といったものではないだろう。

     私の好みとは少し方向性の異なるとんかつであったが、価格とボリュ
     ーム比では、お値打ち感が充分高い定食であることは確かである。
     店のロケーションから見て、昼は学生さん、夜は若いサラリーマン層
     などが客層となるのであろう。

     はっきり言って評価は難しい。量より質を求める方にはなかなか受け
     入れられないタイプであるが、サービス精神旺盛で、誘引力が強い店
     であることは確か。メニュー等が安定していない開店間もない時期の
     訪問であったので、折を見て再訪してみたいと思う。

          
     私の満足度評価:★★★(仮)

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