大倉 OHKURA | 二子玉川 |
住 所:東京都世田谷区玉川4−7−5
電 話:03−3700−2347
アクセス:東急田園都市線「二子玉川」駅西口より徒歩8分程度。
西口を出て高島屋に沿って玉川通りを北上、世田谷信用
金庫先の路地を左に入り、50mほど進み、右手ローソン角
を右に入る。二子玉川小学校の正門を過ぎてすぐ右手。
営業時間:11:30〜14:30(L.O.)
17:00〜20:30(L.O.)
休 み:月曜日
席 数:カウンター5席程度、テーブル席多数(計30席)
メニュー:特ロース定食(一日限定7食) 1,300円
とんかつ定食 1,000円
ひれかつ定食 1,200円
海老としょうが焼定食 1,100円
海老とひれかつ定食 1,100円
串かつ定食 1,000円
かつカレー 1,000円
しょうが焼定食 1,000円
アジフライ定食 900円
海老フライ定食 1,000円
大えびフライ定食 1,500円
メンチかつ定食 900円
ハンバーク定食 1,000円
いんげんとチーズの肉巻定食 1,000円
盛合せ定食 1,100円
(串かつ、チキンかつ、アジフライ)
(冬)かきフライ定食 1,000円
かき小皿 450円
チキンかつ定食 1,000円
鳥からあげ定食 1,000円
和風かつ定食 1,000円
定食のご飯にカレーかけ 100円
一品料理・おつまみ各種
------ ランチ ------
Aランチ 海老フライとひれかつ定食 850円
Bランチ、海老フライとしょうが焼定食 850円
Cランチ とんかつ定食 850円
Dランチ メンチかつ定食 800円
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●訪問記録・コメント 訪 問 日:2010年4月下旬(昼) 食べた物:特ロース定食 1300円 肉 :厚さ約2.0cm程度、赤身にも脂がほど良くのったリブロース。 推定重量230g程度 ころも :(色)淡いキツネ色、(厚み)薄め、(きめ)やや細かめ (食感)サクサクっとした軽い食感。 ソース :卓上とんかつソース、塩、醤油ドレッシング、マヨネーズ カラシ つけ合等:キャベツ細切り、マカロニサラダ、くし切りレモン、パセリ 漬け物盛合せ、ご飯、豚汁 備 考:+100円で定食のご飯にカレー掛け。 訪 問 記:若手グルメ評論家の「美食の王様」こと来栖けいさんが、 とんかつ界随一と絶賛されている店である。また、月刊 「めしとも」で毎号とんかつのお勧め店を紹介されてい るジャーナリストの小川フミオさんが、連載の第2回目 で、この店の「特ロース」を紹介されていた。一日限定 7食で、11:30分の開店と同時に入る勢いでないと、なか なか食べることができない、「幻のとんかつ」とのこと。 しかも、その絶賛されている特ロースの価格は1300円で ある。都内の有名店の特ロースの半分ほどの価格である。 はたしてこの幻のとんかつとは、いかなるものか・・ 久々にとんかつ店訪問のモチベーションが燃え上がり、 ここのところ重たかった腰を上げることになった。 この店で食べる目的だけで、二子玉川まで足を運ぶから には、絶対にお目当ての「特ロース」を逃してはいけな いという決死の覚悟で、昼の開店時刻の40分ほど前に二 子玉川駅に到着。あらかじめ店の場所の確認のために、 開店前の店を下見に向かう。特に臨時休業などの表示が 無いことをチェックして高島屋SCなどで時間をつぶし、 再度開店10分前に店の前に到着。特に店前に行列などは 無く、再度近所をブラついて時間を潰し、開店の1分前 に店前に戻る。ちょうど暖簾が出されて、ご主人に促さ れて一番のりで店の中に。 よし、やったぞ! ・・・という気持ちは少しあったが、他にお客さんは誰 もいなくて、かなり拍子抜け..(笑) 特ロースを注文して、しばし登場を待つ。その後、数人 のお客さんがポツポツと入店してきて、数えていたら、 特ロースの注文を4つ受けた時点(12:00前)でこの限定 メニューは終了となった。おそらく昼に4食、夜に3食 といった配分などがあって、一日合計7食限定というこ となのだろう。 お目当てのとんかつが登場するまで15分ほどかかった だろうか。淡い色の衣に包まれているので、かなり低温 でじっくりと揚げられたものであることは明らかだ。 真ん中のひとつの切り身の断面を見せるスタイルで皿に のせられて出て来た。 この切り口の状況を見たら、もう勝負があったという感 じである。食べなくても美味いことは明らかである。赤 身と脂身が混然一体となった肉質の中心がほど良いピン ク色で、断面が肉汁と脂でつやつやと輝いている。店内 表示ではSFP(無菌豚)と書かれているだけで、産地や 銘柄などは示されていなかった。 先ず何もつけずに一切れいただくが、肉の味が濃厚で、 噛みしめるほどに旨みが口に拡がる。塩で食べてもとて も美味い。衣はかなり薄く軽く、肉を邪魔しないものだ が、非常に柔らかいので若干割れやすく剥がれ易い感じ だ。 肉質や衣のタイプ・風味等から、類似のとんかつを探すと、 とん太(高田馬場)の特ロースなどが思い浮かぶ。あちら の特ロース定食が現在2,100円のようなので、この1,300円 という価格がいかにお値打であるか・・驚愕の価格である。 この特ロースが売り切れると、同じ肉を使用している、 とんかつ定食1,000円をお勧めされるようである。おそらく 同じブロックから切り出す位置によって、肉質に差があっ て、特ロースとして扱えるものが一日7切れだけというこ とだろう。 普通の店だと、倍の2,000円前後となってしまうメニューを、 わずか300円の差で出していることが、売り切れ必須の理由 なんでしょうね。他のメニューを食べてみないと評価が難し いところであるが、本日食べた特ロースは、たとえ1,800円 であっても10点満点だと感じました。 私の満足度評価:★★★★★ |