店 名:王ろじ エ リ ア:東京 (新宿) 住 所:新宿区新宿3−17−21 電 話:03−3352−1037 アクセス:新宿通り伊勢丹並びカメラのさくらや本店裏 営業時間:11:00〜15:00 16:00〜20:00 休 み:年中無休 席 数:カウンター5席,テーブル4卓 駐 車 場:なし メニュー:とんかつセット 1650円 とん丼(カツカレー) 950円 インディアンカレー 850円 とんサンドウィッチ 950円 ------------- 単品 ------------- とんかつ 1050円 串とん(ベーコン、玉ねぎ、豚肉) 1050円 とん汁 400円 王ろじ漬け 200円 ご飯 200円 (消費税込み)◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:1997年5月 食べた物:とんかつセット 1650円 肉 :直径3〜4cm程の棒状のロース肉、脂身はほとんどない が、とても肉に旨味があり、ジューシーである。 ころも :(色)濃茶色と薄茶色のまだら、(厚み)厚い、(きめ)やや粗目 (食感)カリカリと存在感やや強い つけ合せ:キャベツ千切り小盛り、キュウリのスライス2片 手切り細切りで美味しい,初めからマヨネーズかかってる。 ソース :自家製のややあっさりしたソース。玉ねぎのみじん切りの 小片が溶け残っている。なかなかカツとの相性良い。 そ の 他:セットは、ご飯、とん汁,王ろじ漬け(大根薄切り漬け物)。 とん汁は独特のもの,ベーコンと玉ねぎの炒め物に豆腐,椎茸を加 え,麦糀味噌仕立て,玉ねぎとベーコンの強めの焦げ味が香ばしい。 コメント:見てくれは決して美しくなく、どっちかと言うと素人っぽい素朴な 感じのとんかつであるが、食べたら美味しく、くせになるといった 味である。 普通の平べったいロースかつとは全く異なる、棒状の とんかつ。まるでヒレ肉の様な感じですが、れっきとしたロースで 肉の旨みが厚手の衣の中に良く封じ込められています。火の通りも ちょうど良く,柔らかくジューシー。衣は厚めで、カリカリとした 堅めのものであるが、決して嫌みでなく、香ばしくて旨い。これは とんかつが棒状であるからなせる絶妙のバランスなのでしょう。た だし衣の色がまだらのブチに揚がっているのにはビックリします。 小どんぶりにたっぷりのとん汁もここの名物。玉ねぎが半分黒こげ になってる独特のもの。ただしちょっと化学調味料の使いすぎで後 味の悪さ(舌の痺れ)が気になるところ。私好みの味だけにもう少 し加減して欲しいなあ〜。さっぱりした王ろじ漬けはとんかつに見 事にあった味ですね。セットとしてのバランスの完成度の高さを感 じます。 このとんかつにカレーをかけたとん丼も人気の品。独特の器は一見 の価値があります。 新宿の裏通りの角にある古びた建物。大正10年創業の店である。 この店が初めて「とんかつ」という言葉を世の中で使いはじめたと のことである。つまり、今では独特な雰囲気のこのかつがとんかつ のルーツということでしょうか。 10段階評価:7