◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆   

店  名:とんかつ楽天 (上野楽天 川越支店) (らくてん)
エ リ ア:埼玉県 (川越)
住  所:埼玉県川越市仲町3−39
電  話:049−224−9994
アクセス:西武新宿線「本川越」駅より徒歩12分程度。
     東武東上線「川越市」駅より徒歩15分程度。
     店の位置は、駅からは少し離れていますが、観光中心地の
     「蔵の街並み」や商工会議所、山崎美術館などの近くです。
     
     「本川越」駅からは、改札を出て右(東側)のバスターミ
     ナル・ロータリー前の歩道を駅ビルに沿って左手(北)に
     進む。スクランブル交差点を渡り中央通り(商店街)をし
     ばらく直進する(約500m)。「蔵の街並み」の起点である
     仲町交差点が見えてきたら、その手前の約80mほど右手に
     ある茶販売店「まつづ園」先、中華麺店手前の細い路地を
     右に入ると左手に店舗があります。路地の角には「水戸黄
     門も食べた中華麺・・」の看板あり目印になります。
     中央通りと平行な石畳の「大正浪漫夢通り」からは、「す
     し亭 田久」横の道を入ってすぐ右手です。

営業時間:11:30〜15:00 (日・祝日は中休み無し)
     17:00〜21:30 
休  み:月曜日・木曜日(祝日の場合は営業)
駐 車 場:有り (店前にはスペースが無く提携駐車場利用)
席  数:カウンター9席程度、小あがり座敷2卓x4人程度。
     2階で小宴会可。
参考HP:大正浪漫夢通り商店街HPでの楽天紹介
メニュー: ビーフステーキ          5500円(税込み価格)
      楽天 特選かつ定食        3000円 
     (上)特大エビ定食       2900円
     (上)エビかつ盛合せ定食    2900円
     (上)ヒレとんかつ定食     2000円
     (上)ロースとんかつ定食    2000円
     (上)一口とんかつ定食     2000円
        エビフライ定食      2000円
        カキフライ定食      2000円
      *単品は各定食価格-300円

rakuten
         
    

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2005年1月中旬 昼時 食べた物:楽天 特選かつ定食 3000円 肉   :厚さ約2.0cm、脂身もしっかり付いたきめ細かい肉で、銘柄の      表示は無し。かなりのボリューム品で、推定重量200gほど。 ころも :(色)やや濃い茶色 (厚み)厚め (きめ)粗め      (食感)サクリ・サクリとややハード系 つけ合せ:細切りキャベツ、レッドキャベツ少々、ポテトサラダ、レモン ソース :濃厚とんかつソース(卓上) そ の 他:定食には、ご飯、味噌汁(赤だしシジミ汁)、漬け物(キュウリ、      大根ぬか漬け)が少量 コメント:今は無き上野のとんかつの名店「楽天」の支店が川越にあり、年配      のご主人が熟練技術で絶品のとんかつを出すので、ぜひ一度は食べ      に行くべきとの話を、これまで何人かの方々からうかがっていた。      上野の「楽天」は、昭和7年頃に、「とんかつ」という名称を初め      て使い始めた、名付け親とされる店である。一人前45銭で50匁(190g)      のとんかつは大人気を呼び、店の前は「楽天通り」と名が付くほど      の大盛況を呈したそうである。 駅からは少し歩くが、川越の観光の中心となっている蔵の街並みに      続く、中央通りと、大正浪漫夢通りの間の路地にあり、小江戸川越      観光の際に立ち寄るにはとても便利な場所にその店はあった。      年配のご夫婦だけで店を切り盛りされている、カウンター席と小あ      がりだけの小体な店である。壁に掛かったお品書きの札をみると、      とんかつ系の一番先頭に「特選かつ定食」が下がっている。肉の種      別は表示されていないが、ロースかつの最上位メニューとのことで、      これを注文してみた。      注文を受けると、ご主人は冷蔵庫から、ロースの大きな肉塊を取り      出し、包丁で分厚く切り出した。筋切りし、衣を付けて油の鍋に投      入した。一瞬、シューと言う音がしたので、それほど極端な低温揚      げでもないようだ。      十数分ほどで登場したとんかつは、こんがり香ばしい衣につつまれ      たかなりのボリューム品である。上野楽天が昭和初期に売り出した      人気のとんかつが、50匁(190g)とのことであるが、まさに肉だけ      で200gぐらいありそうな、大判で分厚いとんかつだ。      先ず、真ん中の一切れを何も付けずにいただいてみるが、衣に少々      厚みがあり、噛みしめると、サックリと軽快な音がする。分厚い肉      は、薄ピンク色で、肉がほっくり蒸されて絶妙の火の通り加減であ      る。脂身もそこそこ付いた肉であるが、この脂が甘くサラリとして      いて、それほどくどさは感じない。う〜ん、旨い。硬めの衣できっ      ちり水分の出入りをガードして、中の分厚い肉が、ほくほくに蒸さ      れた感じで柔らかくジューシーである。      下味がしっかり付いているので、塩などもつけずに、そのままで美      味しくいただけるが、衣の存在感があるので、ソースを付けても、      それほど邪魔にはならず、肉の旨味を味わえる。むしろソースの酸      味でさっぱりといただける気がする。      ボリュームたっぷりで、肉をたっぷり喰ったぁ〜という充実感に浸      れる一品であったが、後味はすっきりで、不思議と胃もたれが無い。      油ぎれが良いからでしょうか。帰りがけに駅前の人気ラーメン店の      行列にまた並ぼうかと迷ったぐらいである。本当に..(笑)      ご主人は、とても優しい眼差しの方で、食後のお茶に添えて、何故      かチョコレートを2粒出していただいた。いろいろとお話を聞いて      見たい感じであっが、初訪問で、しかも昼時の早い時間で、仕込み      作業などを続けておられていたので早々に席を立った。ご夫婦の      「またよろしくお願いします。」の声を後に店を去ったが、また機      会あれば近々にうかがいたいですね。 10段階評価:10