◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆


*2007年中に、残念ながら閉店(廃業)されたようです。
(ご高齢の店主の後継がおられない為のようです)

店  名:洋食 三太 (さんた)
エ リ ア:東京 (北千住)
住  所:足立区千住旭町21−7
電  話:03−3888−4615
アクセス:北千住駅東口より徒歩4分程度。
     東口前の学園通り(旭町商店街通り)を直進し、T字路に
     ぶつかる少し手前の右側。
営業時間:11:00〜21:00 (中休みがあるようです)
休  み:金曜日
席  数:テーブル4人×6卓、2人×1卓、カウンター2席程度
駐 車 場:なし 
メニュー:豚カツ定食(ロース)      700円 (消費税込み)
     豚カツ定食上(ロース)    1000円
     黄金カツ定食(ロース)    1780円
     カニコロッケ定食        680円
     ハンバーグ定食         700円
     生姜焼き定食          780円
     カキフライ定食        1100円
     特上とんかつ(単品)     1200円
     特上ロースステーキA(単品) 2500円 
     特上ロースステーキB(単品) 3500円
     特上ロースステーキC(単品) 4500円
     その他メニュー多数


◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2003年 12月 昼時 食べた物:黄金カツ定食  1780円(税込み) 肉   :厚さ2.0〜2.5cmほどの極厚ロース肉、バラ先の方には適度に脂も      ものっている。ジューシーであるが、若干歯ごたえはある。 ころも :(色)濃い茶色(厚み)薄め(きめ)やや細かい      (食感)カリカリ つけ合せ:千切りキャベツ(大葉ミックス)、レタス、トマト、パセリ、      カレー風味のスパゲティー。 ソース :中濃ソースが卓上に置いてある。 そ の 他:定食には、ご飯(皿盛り)、味噌汁(ワカメ)、漬け物が付く。 コメント:にぎやかな駅前商店街通りにある街の洋食屋さん。11時半前に      店に到着すると準備中の札が下がっていた。う〜ん、11時から      の開店のはずであるが、今日は臨時で遅れているのだろうか。先      日は情報不足で金曜の定休日に訪れてしまい、再訪問だけに今日      は何としても食べて帰りたい。周辺を歩き時間をつぶし、11時      45分に再訪問すると店はやっと開店していた。店内に入ると木      製のテーブル、椅子など年季が入った老舗の雰囲気が漂う。季節      柄か、モールなどのクリスマスの飾りが店内に飾られている。店      名由来は「サンタクロース」(12月開業のため)から来ている      ようであるが、まさか一年中この飾りではあるまい。      メニューは豊富で、壁に貼り紙表示された定食類もあり、安価な      ものから、最高級の和牛のステーキに至るまでバラエティーに富      んでいる。これらのメニューに加え、店の一番の売りと思われる      「黄金カツ(おうごんかつ)」の詳しい紹介のメニューが別途卓      上に出されている。最高の豚肉の最高においしいところだけを使      っているそうで、他店では3000円、いや5000円出しても食べられ      ない品であるそうだ。この黄金カツについては、本当に良い素材      が入っている時しかお出しできないと注記されている。さっそく      この定食が本日可能であるかを確認し注文してみる。            厨房には、コック帽をかぶったベテランのご主人の姿が見える。      注文を受けると、分厚くカットされた肉片に衣をつけて油鍋に投      入した。音から判断すると、最初はかなりの低温でじっくり揚げ      始め、後半にかなりの高温に上げて衣をかちっと引き締めた感じ。      最後は、油から上げてから余熱で芯に火を通す。      待つこと15分ほど。久々に味わう2cm超級の極厚とんかつで      ある。肉のボリュームで、300gほどはあるのだろうか。一片      が1cm弱の細幅で切られているので、全部で10数切れに見事      に切り分けられている。しかし、衣の色は黄金色とは言えない感      じで、かなり黒っぽいものであるが・・ネーミングが衣の外観の      色にちなむのであれば、少しイメージが異なる気がした。      中心がほんのりピンク色のベストな火の通り。先ず肉の断面に塩      をかけて食べてみたが、ジューシーで脂も適度にのった肉の味が      素晴らしい。濃厚な霜降りというタイプではないが、赤身にも適      度に脂の霜が入っているのだろう。あまり下処理で肉を叩いたり      していない感じであるので、部分的に噛み切り難いところもある      が、それほど食べづらい感じではない。      これだけのボリューム品なので、途中で飽きが来るかと思ったが、      意外やスッキリと胃袋に収まってしまった。衣が薄手で、油がカ      ラッと切れているので胃もたれがおきないのであろう。      洋食屋さんだけに、食前も食後もお茶は出されずに、コップの水      だけであったが・・後から記憶をたどると、カウンターの上にセ      ルフサービスの冷茶のタンクが置かれていた様な気もするが・・・      これだけのボリューム品を食べた後には、熱いほうじ茶でも一杯      すすりたい感じであった。      肉質だけを考えれば、もっと霜降り状で柔らかい高価な肉もある      のであろうが、この価格で、この厚さだからこそ味わえる格別の      極厚とんかつを考えると、相当なお値打ち品でしょう。確かに      3000円超のとんかつと比しても、決して見劣らない一品である。 10段階評価:9