◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

----------------------------------------------------------------- 近くに移転して再開しました。 現在の住所: 東京都大田区西蒲田5-19-11       (東京工科大学蒲田キャンパス前) 以下のデータは古いです。 ------------------------------------------------------------------ 店  名:とんかつ鈴文 (すずぶん) エ リ ア:東京 (蒲田) 住  所:大田区西蒲田5−23−17 電  話:03−5703−3501 アクセス:JR「蒲田」駅西口より徒歩4〜5分。      西口を出て右手に進み、みずほ銀行前を過ぎて、工学院      商店街通りを直進し、多摩堤通り(アンダーパスの上)      を過ぎたらすぐ左手の平和通りに入る(角の電柱に案内      表示あり)。しばらく進んで右手に店舗があある。 営業時間:11:30〜14:00      17:30〜20:30               休  み:毎週水曜日・木曜日 席  数:カウンター8席、テーブル席3卓x4人 メニュー:とんかつ定食         1300円(消費税込み)      ヒレかつ定食         1600円      特ロースかつ定食       2100円      ロースかつ定食        1900円      海老フライ定食        2500円       盛合せ定食          2800円                 久保田(千寿)         600円      えびすビール          600円      ワイン(300ml)         550円  --------- ランチメニュー(11:30〜14:00まで)----------      ランチ とんかつ定食      950円      ランチ ヒレかつ定食      1050円    (その他メニューは夜メニューと同様)      *日曜・祝日もランチ有り    

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2004年7月上旬 昼時 食べた物:(旧)ロースかつ定食   1900円 (税込み)      *メニュー改定があり、私がこの時注文したものは、現在は       特ロースかつ定食2100円となっているそうです。 肉   :厚さ約2.5cm、脂身は少しカットされたロース肉。 ころも :(色)やや濃い茶色 (厚み)やや薄手 (きめ)中目      (食感)カリ・カリ つけ合せ:キャベツやや太切り(手切り)山盛り、パセリ、くし切りレモン ソース :卓上に濃厚とんかつソース。 そ の 他:定食には、ご飯、豚汁、漬物(白菜)が付く。 コメント:蒲田駅西口のにぎやかな商店街通りから、少し奥まった場所に店舗      はあるが、電柱に貼られた案内板や、のぼりなどに導かれて迷うこ      となく店にたどり着いた。店内を見回すと、カウンター席に、テー      ブルが3卓ほど、客席数はさほど多くないが、席間は広くとられ、      カウンター内の厨房も広く、ゆったりとしている。厨房のステンレ ス壁面や、排気フード周りなどは、ピカピカに掃除が行き届いてい      て、清潔感にあふれ、見た目にも居心地の良い空間である。      昼時の初訪問で、フロアーの女性にロースかつ定食を注文すると、      「1900円の定食でよろしいでしょうか?」と一応念を押される。      ランチタイムには、950円のランチとんかつ定食(ロース)から      あるので、万が一オーダーの行き違いがあってはいけないからだろ      う。私も、確認していただいてひと安心である..。      厨房に立つご主人は、かなりのベテランの風貌。注文を受けて大鍋      で黙々とかつを揚げて行くが、かつを引き上げるタイミングの見極      めに集中する眼差しは鋭い。それもそのはず、全てのオーダーに対      して、中心が薄ピンク色状の、ギリギリの火の通りに仕上げている。      圧巻であるのは、揚がったかつを切る時の様子である。一切れ切る      毎に細身のかつ切り包丁を油の鍋に浸けて加熱し、かつを切ると同      時に肉の切断面に包丁を押し当て、ジューッと焼きごてを当てる要      領で焼き固めている。      切った瞬間はまだかなり赤味を帯びた切断面が、白煙を上げ一瞬に      程良いピンク色に変わる。おそらくこの仕上げ加熱の工程によって、      一番火の通り難い芯部に火を通すと同時に、切断面を固めて肉汁を      切身に封じ込める効果があるのだろう。全てのお客さんの注文でこ      れを毎回繰返しているのは凄い。      登場したロースかつは、かなりの厚みのビッグサイズながら、5切      れほどの大きな切身に分られている。口を大きくあけてガブリとか      ぶりつくと、肉は軟らかくジューシーである。中心はまだ薄ピンク      色で、肉汁が保たれている。都内のとんかつ屋さんでも、レアーさ      の度合いは一二を争うだろう。しかし、生ではない..このギリギリ      の見極めの加減は熟練のなす技だろう。      分厚いロース肉は、外側の脂身層が、かなりカットされいて少な目      にはなっているが、これだけの肉のボリュームがあると、脂身派の      私でも適度な加減である。霜降りといった感じの肉質ではないが、      充分に旨味があって、全て食べきっても、後味すっきりで程良いバ      ランスに感じられた。      付け合わせのキャベツは、やや太切りの手切りで、みずみずしく、      パリッとして美味である。豚汁は、大切りされた根菜類がとろとろ      に柔らかく煮込まれ、粒味噌仕立てで、これも味わいがあって良い      ですね。比較的ボリュームのあるとんかつに対する口直しとしての      バランスもそれぞれとても良い感じです。      週末の昼時のかなり早い時間帯ですが、お客さんでとても賑わって      いた。近くにこんな店があったら、間違いなく通ってしまうだろう。     <2005.1追記>      その後、メニューの改定があり、この時私が食べたロースかつ定食      は、特ロースかつ定食(2100円)となり、新しく、(新)ロースかつ      定食(1900円)ができたそうです。(旧)ロースかつ定食を注文する      方の比率が多くなって、別途上質ロース部分だけを一部仕入れる必      要が生じて、やむなく値上げの必要が生じたようです。       10段階評価:9