ひれかつ山形（新宿）

◆◇◆◇◆◇◆◇◆　お　店　の　基　本　情　報　◆◇◆◇◆◇◆◇◆

【2004年12月末をもって閉店したそうです。】残念店　　名：ひれかつ山形　（やまがた）エリア：東京　（新宿）住　　所：渋谷区代々木２－２３－１ニューステイトメナー１階電　　話：０３－５３３３－３６３５アクセス：ＪＲ新宿駅南口より徒歩４～５分程度。　　　　　（地下鉄大江戸線新宿駅Ａ１出口から２分程度）　　　　　ＪＲ南口を出て甲州街道を右手（西）に進み、ルミネ１角　　　　　の西新宿一丁目交差点（First Kitchen角）を左に曲がり、　　　　　ＪＲ東京総合病院方向に進む（414号線）。ホテルサンルート　　　　　東京ならびにマインズタワー（超高層ビル３４Ｆ）があるが、　　　　　このビルの裏側（西側）に回り込む。道路を挟んで向かい側　　　　　に、赤煉瓦外壁の大きな複合施設ビル（ニューステイトメナー）　　　　　がある。駐車場ゲートから中庭方向に進み左手に店舗がある。　　　　　　甲州街道西側（西新宿方面）からアクセスの場合は、カレー　　　　　ShopーPot&PotとJR東海チケットセンターの間の道に入ると店舗　　　　　のあるビルの前に至る。　　営業時間：１１：３０～１４：３０（月～金曜）　　　　　１８：００～２１：００（　〃　　）休　　み：土曜・日曜・祝日席　　数：カウンター１２席程度、テーブル８卓程度ｘ４人?（かなり広い）メニュー：---------　昼のメニュー　---------- 　　　　　　特選ひれかつ定食　　　　　　　　６５０円　（消費税込み）　　　　　　＜おかわり料金＞　　　　　　　　ごはん　　　　　　　　　　　１００円　　　　　　　　味噌汁　　　　　　　　　　　　５０円　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひれかつ　　　　　　　　　　５００円　　　　　　特選ひれかつ弁当（テイクアウト）５００円　　　　　　エビ・メンチミックス弁当（　〃）７５０円　　　　　　---------　夜のメニュー　---------- 　　　　　＜夜の定食＞ 　　　　　　特選ひれかつ定食　　　　　　　　８００円　（消費税込み）　　　　　　ロースかつ定食　　　　　　　　　９００円　　　　　　エビフライ定食　　　　　　　　　９００円　　　　　　ミックス定食　　　　　　　　　１０００円　＊夜の定食はライス、キャベツ、みそ汁の　　　　　　　おかわりが１回自由 　　　　　＜一品料理＞ 　　　　　　特大ひれかつ（200g、単品）　　　９００円　　　　　　特選ひれかつ（単品）　　　　　　７００円　　　　　　エビフライ　（〃　）　　　　　　８００円　　　　　　ミックス　　（〃　）　　　　　　９００円　　　　　　おつまみ　　（〃　）　　　　　　３００円　　　　　　その他、もんじゃ焼き等のメニューもある備　　考：2003年9月OPEN 　　　　　ランチタイムは店内禁煙

◆◇◆◇◆◇◆　コ　メ　ン　ト　・　訪　問　記　録　◆◇◆◇◆◇◆ 訪問日：２００３年９月下旬　昼食べた物：特選ひれかつ定食　　６５０円　（消費税込み：当時価格）肉　　　：棒状のひれ肉を輪切りにカットした円形の肉片が４枚　　　　　厚さ約0.8ｃｍ、非常に柔らかい。山形産の肉を使用。ころも　：（色）やや濃い茶色　（厚み）薄め　（きめ）細かめ　　　　　（食感）柔らかく控えめの食感つけ合せ：キャベツ山盛り。ソース　：濃厚とんかつソース（卓上）　　　　　白ゴマドレッシング（キャベツ用）その他：定食には、ご飯、味噌汁、漬け物（柴漬け胡瓜）が付く。コメント：山形産の高級なひれ肉を使いながら、定食がわずか６５０円と、超低　　　　　価格のとんかつ専門店が新宿に開店したとのことで、半信半疑でさっ　　　　　そく行って来ました。（注：2004.2に700円に変更されたそうです。）　　　　　マインズタワーの裏手の、赤煉瓦色外壁の大きなビルの中庭に面した　　　　　１Ｆに店舗がありました。予想に反し、店先に暖簾が下がり、落ちつ　　　　　いた感じの店構えは高級店のような雰囲気。もし予備知識が無ければ　　　　　2000円ぐらいの予算を覚悟して、若干財布の中身を気にしながら入っ　　　　　ていたかもしれません。　　　　　暖簾をくぐって店に入ると、奥のカウンター席へ案内されるが、着席　　　　　する前に自販機で食券を購入してくださいと促される。食券機のボタ　　　　　ンを見ると定食メニューは「ひれかつ定食」のみ。これが一人前、二　　　　　人前と人数によって選択ボタンが分かれているだけ。その他メニュー　　　　　は、ご飯と味噌汁のおかわり券にひれかつ単品の追加券。　　　　　食券を買って着席すると、数字の入ったフラッグのようなものが目の　　　　　前に立てられた。まるでモスバーガーのような注文品待ちのシステム　　　　　である。おそらくこのような販売方法をとることによって、人件費が　　　　　大幅に削減され、その分低価格で食事が提供されるのだろう。また混　　　　　みあう昼時に順番を間違えること無く注文品が確実に運ばれてくるの　　　　　でしょう。グラスに入った水とおしぼりは出されたが、お茶はセルフ　　　　　サービスとのことである。合理化が徹底されている。　　　　　土曜日の昼下がりのためか、ことのほかお客さんは少なく、わずか数　　　　　分で定食が運ばれて来た。程良く火の通った揚げたてのひれかつは、　　　　　価格を考えたら充分な味とボリューム。ひれ肉なので柔らかいのは当　　　　　然でしょう。噛みしめると肉の繊維の束がふわっとほどけて、上品で　　　　　淡泊な旨味が口の中に拡がる。棒状のブロックを揚げたひれかつに比　　　　　べると、やはりジューシー感は今一歩であるが、これ以上はこの価格　　　　　ではとても望めることではないでしょう。４切れながら、やや厚切り　　　　　された肉はランチには程良いボリューム感でした。　　　　　特筆すべきは、この価格ながら、ご飯がとても美味しく炊きあがって　　　　　いたこと。実は、ひれかつを一切れ食べる間に、ご飯をどんぶり半分　　　　　ぐらい食べてしまいました。お米も山形の生産者から直接取り寄せて　　　　　いる新米だそうである。　　　　　低価格の秘密は、材料を全て山形の生産者から直接取り寄せているこ　　　　　と、ランチの定食メニューを一品だけに絞っていること、前述のよう　　　　　な食券機を導入した合理的な接客スタイル等によるものだと思いまし　　　　　た。　　　　　遠くから交通費をかけて、たまに食べに行く御馳走とんかつ店という　　　　　タイプではないが、近くに勤めるビジネスマンにとっては、利用価値　　　　　が非常に高い店でしょうね。価格を考えた満足度は非常に高いと思い　　　　　ました。次回は夜メニューのロースかつ定食（850円）をぜひ注文し　　　　　てみたいですね。　　　　　しかし、このような価格で商売が成り立つのでしょうか...驚きです。　　　　　　　　　１０段階評価：８