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2月
すぐ横で寝ていただけなのに、夢なのかよくわからない、金縛り状態のようになって、私が目覚めたのは3時間後くらい。かなり大変なことになっていたらしい。
と、いうか何もいわないで食事の支度をしながらうずくまっていたらしい。
その数日前に、「ショートスティの手続きをしてきた」といっていて、一日延ばしになりまくっていたのを、やっと手続きをしたらしいのだが、やはりなにか、「そうしなければ」と体のほうが訴えていたのかもしれない。
で、今日の朝になって、母親の体調わるくなりまくり、風邪気味もあるだろうが、吐いてやはりうごけなくなったようだ。
ついに、なにか施設のお世話になるときがきたのだろうか?
去年の間は結構余裕のあるときもあったのだが、私も今は結構いそがしい(仕事たまりまくり)なんでどうしようもないしなぁ。
たとえば、これが子供だったら、とりあえず保育園なりの施設にいかせるのは、当然のことだろうし、まぁ3才まで育てなければ、という一般論からの葛藤とか、そういうことはあっても、昼間どこかにいかせることは、当然のこと(逆にショートスティってのはないんだねぇ。)だけど、要介護の老人をそれにイコールでたとえるのには、ちょっと無理があるのかもしれない。
どちらかというと、うちの祖母の場合は、完全に「登校拒否」とか成人の「ひきこもり」に近い。
「なんで、知らないひとのいるところに、あとから入っていかないといけないの」って本当に、何にもわからなくなって、夜中に家のなかをはいつくばってうろうろしていたりするくらい、意識がないときもあるのに、まともな話のできる時に問いかけると、そういう返事をするんだろう。いや、まともにはなすと、「仕方ないねぇ、いくしかないねぇ」というけれど、そのあと、ひどく人を恨むような目つきになり、ひどくぼけてしまう。
ひきこもり、なんだよなぁ贅沢なんだよなぁ。
でも、今贅沢、といってしまうのは、ひきこもりの人に対しても同様だが老人にとってもタブーなのかもしれない。(本当はややひきこもり傾向のある自分だが。)
そこで、前日断られた半年ぶりの「耳掻き」をすることにした。
ピンセットをもって耳の中を覗くと、、、半年分が膜のように耳の穴の内側を取り囲んでいた。
前回はさらにカタマリが出てきたものなぁ。
反対側のかさぶたっぽい赤黒い耳垢の方もあいかわらず、つまった感じ。とろうとすると、痛いと言われてしまうので、あとちょっと、というところで断念。しかしこっちの耳はどう考えても、詰まっているとしか思えない。
もういい、というまで側にいたから、今日は良く眠ってくれるだろうなぁ、と期待したのだが。。
昨日は気持ちよく眠れたかなぁとのんきに思っていたら、母親が朝からすごいものをみせてくれた。
パンツ型おむつに、便座カバーが入った物体。
「医者がやれっていったから」と祖母は言ったらしい。
自分のはいていたのを脱いでからポータブルトイレの便座カバーをつっこんだらしい。
朝からめまいがしそう。
そういえばしばらく前に、夜中に声がするから祖母のところに行ってみたら「あんたでよかった」とかいって、「どこの子かしらないけど、ウソを教えてしまった。トイレの場所をウソを教えてしまった」と申し訳なさそうに言っていたことがあった。
なんじゃソレは?多分翌朝、予想外のところで排泄物を発見させるかもしれないという伏線なのだろうか?とおもいつくのも申し訳ないほど、真剣な言い方。
休みの前の日ははやく寝てしまうか、こうしてはまってしまうか。
旅の前の日は、朝早く起きないとと、準備をしなくちゃが加わって、たいていほとんど寝ないままに出かけてしまう。
そうして起きていたら、父親がなんか声がきこえる、といっていた。
ひさびさに夜中の祖母コール。
わりと意識ははっきりしていて、トイレにいきたい、しかも大の方がしたい、という。
たいてい、出ないことが多いのだが、面倒なので、さっさとポータブルトイレに載せてしまう、もうちょっと下がって、と言っている間に「もう、出てる。。」特に音もしないのに、出ているとは?
そして、後ろの方は私が拭くから、といって立ち上がらせかけたとき、びっくりした。実は今までも大便は見てきたが、ころころと堅いか、ものすごくやわらかいかのどちらかだったのに、(たいてい臭いがあまりない)今日は普通で、普通通りの臭い。
冬になってから、夜ポータブルトイレを洗うことはなかったのだが、ほおって置くわけにもいかず、トイレに流しにいくが、やはり通常の便とおなじく、汚れがなかなか取れない。
健康なのはいいけど、やっぱ健康ならば普通のトイレを使ってもらうのが一番いいのだけどなぁ、まぁ祖母もそれを望んでいるのだけど。
あぁ、そしてまた今日も眠れない。。。
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