Live communication tour '99

LIVEとそのお客さん


99年みたライヴその2

  1. 7月5日 AIR

     ずっと気になっていたのだけど、都合があわず見に行けなかったのだがやっとやっとみることができた。

     スタンディングの会場で、迷いもなく、後ろのほうに場所を決める。

     ボーカルがドレッドになっているという話を聞いてはいたが、あまりの状態に唖然とする。

     ライヴに行く前はめずらしく、最新アルバムをちゃんと聞き込んで、それもかなりはまって聴いてからいったのだが、前半、最新アルバムの曲はなし、勢いのいい曲が続く、飛び跳ねる会場。

     nikeのCMでつかっている新曲をやったのだが、途中、中断。なんかクリックがあわないとか、そういう状態だったらしい。

     かなり凍り付く会場。。。なぜだ、なぜこんなにもみんな気を使っているのだ???その謎は「かえらないで」という会場からの声に「僕も大人になったから」とボーカル(というかあれもオリジナルラヴとかコーネリアスみたいなもので、一人なんでしょうか??)が答えたことで氷解した。

     つまりーーーどうやら、彼は機嫌をそこねると帰ってしまったりしたことがあるので、客の方がトラブルに対してかなり敏感になっているらしいのだ。

     その後も同じところでストップ、結局3回目でやっと演奏できたのだが、おかげであの格好いいイントロが何度もきけました。

     なんどかじらされたあとに、ストップした箇所を聴いたのだが、ここがまたかっこいい。ストロボスコープがついて、すごく印象的だった。

     CDで聴いた好きな曲も聞け気分がよくなったあたりで、わりと単純なコード進行でタテ乗りリズム系の、好きじゃない80年代ジャパロック系ともいえるような雰囲気の曲が演奏されたのだが(タイトルわかりません)ものすごく気持ちがよかった。

     最後の方になってだんだんのめりこんでいって、思わずアンコール、ダイブが繰り返される前の方に足がすすんでいった。

     とんだりはねたり、上にのぼったり、と忙しいTシャツが汗でぐっしょりして異様に熱い空間は決して排他的でもなく、密集している訳でもないので、その粒子同士の運動の中にすんなりと入り込むことができる、ここで、ふと、自分はいつからスタンディングのライヴを後ろでみるのが当たり前になったのか思い出した。

     フジロックフェス97を前でみて以来、まぁ多少気楽に見るモノが続いたせいか、前の方は行かない方針だったのだ。

     AIRでの粒子運動は、フジロックフェスでのイエローモンキーの前のバンド「RAGE AGAINST THE MACHINE」の時のモッシュにもまれながら思った感想とにている。

     日本のバンドではなかなかこんなことにはならないんだろうなぁと思いこんでいたが、たぶん最後の曲だったので、暴れてる人が少なかったのも理由になるのかもしれないが、私の求めていた、楽しいモッシュの世界が、自分が立ち止まっていた、たった2mほど前にあったなんて、、危うくその魅力に気がつかずに帰るところだった。

     最初からだときついかもしれないが、今度見るときは少しずつ前によってみることにしようと思った。

     ということですごくいいライヴだったんだけど、でも「動物実験反対」という今回のテーマには全然同調できない。自分は直接たくさん飼ったことはないが、ラットの実験の手助けをしたことがあるし。

     だからそういうことを否定する気にはならない。

     まぁ、別にその意志を無理強いさせるようなことがないから、楽しめたわけだけど、帰りにTシャツ買いたかったけど、ロゴがどうやら動物実験反対のものらしいので、購入せず。

  1. 7月9日 HYSTERIC SUZIES

     はしの方だけかもしれないが、前の方で足下に荷物を置いても平和的に見える位に人が居る、後ろでみてもすごくみやすい、ライヴはやっぱりこれくらいがいいなぁと思った。

     しかし、ギターのローディーの人をよくみると、前はエマさんの前のローディーの人だったのだが、今は今のローディーの人にみえたのだが、、、こんなこと誰も思ってないかもしれないけど、自分の目には、あの二人は並べてみたことはないせいか、同じ系統FACEであるきがする、目が悪いせいかはっきりと区別が付かないのだ。

     環境的にも心地よく、音楽もよかった。

     終わって後ろを振り返ると、右の方には人がぎっしりいたようだ。やっぱギタリストは人気高いなぁ。私も最初はステキと思っていたけど、スキがなさすぎてちょっと近寄りがたい雰囲気の人だなと思い右側には行かなかったのだが、近くの雰囲気も見てみたい。

  2. 7月10日 聖飢魔II

     野外で雨が降っていた。やっぱやすいカッパはダメだ、雨に濡れなくても汗でじとじと、久々の感があるライヴ、たくさんの人がいるところでみるのは本当に久しぶり。

     なぜか左右が男の客で、自分の隣の客はずっとボーカルの声にあわせて歌っていた。

     昔はこんなことなかったよなーー、シャウトまでまねして歌っているひと、やはりカラオケ文化あっての、このリアクションなんだろうか??あんまりここんちの歌は入ってないと思うけど、と思っていたら、どうやら本当に表参道に聖飢魔IIのカラオケボックス?ができるらしい。

     隣の青年(たぶん青年)隣の私がおとなしいのでなめてかかって、場所を占領しかかったが、昔の曲にあわせて、すかさず手を挙げると、驚いたのか、自分の場所に戻ってくれた。

     しかも青年、初期のころの歌になると、歌詞を間違える(笑)いやはや素直でいい奴だおまえ。

     いかにも彼ららしい新曲もあり、楽しい時間だった。

     前半、メドレー形式で曲を演奏していったのだが、ふつうのロックバンドなら、とんでもないことかもしれない。しかし歌詞の世界観が統一されている場合、どこでぶっちぎっても、思想は一つであり、違和感はない、なるほど、人気のほどはともかくとして、方法論としては非常に確立された世界であると、改めて思った。

  3. 7月18日 thee michelle gun elephant

     最近ずっと壁にもたれかかってみている、後ろで音を浴びていると気持ちいい、とおもうのだが、今日はちょうど寄りかかるバーを発見、これでビールでも買ったら最高だな、と思いつつも、ウーロン茶で我慢することにする。

     曲が盛り上がるタイミングで、ペットボトルが客席にふっとびまくる、見た目いいけど、あたった人は災難。

     後ろの方で花笠音頭のようなぼうしをかぶった個性的な人を発見、タイトル分からないのでもどかしいのだが、ふつうの状態で聴いたらあまり好まない、単純なコード&リズムの曲で不覚にも涙が出てしまったときに、花笠音頭をみると、彼女も目を拭いているように見えた。

     やっぱいい曲なんだなぁ、と急に共感してしまった。

     あと気になったのが、某Yの日本地図が背中にのっているTシャツを着ているひとと、それとは別に、うちわ(鬼平ぢゃないやつ。。)をもっていることがいたことだ。

     Tシャツはともかく、うちわ、後半、手を思わず振り上げてしまったのかずっとみえる、まだステージに向けて垂直なのが救いだが、あのうちわ、「演出上の妨げになるので振らないように」と'97のツアーで注意されていたのを振っているのが悲しい。

     ところで、1月の横アリの時は前のはしの方だったので、ステージを見渡すことができなかったのだが、ZEPPのうしろの段の上からみていると、本当に格好いい。

     自分の前にだけ、むちっとした感じの娘がたむろっているのが場所的には唯一気になったが、みたいロケーションでかなりよい音で聴くことができた。

     そうそう、2階席のしたの空間だったのだけど、音がこもってなくて、市民会館とかのいす付きのホールの2階席のした、なんかよりよっぽど音がいいのには驚いた。

     しかし後ろからみていると、ホールの前の渦にまきこまれたくなってしまう、後ろの方は自分も含めて、体力的に自信がないタイプばかり、格好いい男子は前の方にいるのよね、がんばって次の機会には前に行こう、、、、とへんな気持ちがわいてきた。(AIRで開眼したのね)

  4. 8月8日 BEAUTIFUL MONSTERS TOURS

     今年の夏のイベントは、イエローモンキー以来4年ぶりのコニファー。

     開演に間に合うことを目標に、開場時間すぎに到着、入場すると、ちょうど前座が始まるあたり、はしっこのブロックに行くと、中央よりには人が集中しているが、端の前の方は一人づつしか人がいない状態。

     とりあえず、ブロックの後ろでみることを想定していたのに、気が抜ける。

     最前はB−Tねらいだろうなぁ、、、しかしこの人たちは、野外だからといって、いつもと変わらない装備なのが興味深い。

     ドラムが見えないが、端の前の方でみることにする。

     最初がオブリビオンダスト。なんで周りの人がふるとん、がいるがどうのといっているのか、、、しまったスペースカウボーイズをやめた彼はここのドラムになっていたのだった。

     しらなかった、すこし背伸びしてドラムをみると、前のバンドより絶対似合ってる。よかったよかった。

     2つめ、ONE MINUTES SILENCE なんかににてると思ったら曲の感じが311に似てる。

     ここは飛んだりはねたり、ぶつかったりの男らしいモッシュのりのバンドなわけだが、ステージ上の人が最後のほうでROUND、ROUNDと客席に向かって何か言っている。

     どうやら、ちび黒サンボの虎のようにぐるぐる回れ、と言っているらしい、そうすると、モッシュの人たちがぐるぐるまわりはじめた。

     これ、まるでこの間、「ねぶた」の中継でみた、突然若者が輪になるやつみたい。

     でも、ねぶたは自然発生的だけど、これは、ちがうじゃない。

     結局さぁ、こういう風に巻かれたい、なにかに支配されたい人が、手をあげたり、モッシュしたりしてるわけだよ。動きの激しさとかはちがっても、外からみたらいっしょだよなぁと、思った。しかし別に冷ややかに見ている訳でもない。ただ、どっちが高尚ってことはないのだなぁと思った。

     で、次が手を挙げるのり系のバクチク。

     ここに来て、雲がひとつもなくなり、熱い。。。。

     ICONOCLASMやってる、、、全体にアレンジはソフトバージョンな気がする。もっとがしがしとやって欲しかったが、これが今のバクチクの姿なんだろう。

     DIEもやった。いい曲なんだけど、今井ステップがみられず、時の流れを感じてしまった。

     バクチクお姉さまがたが帰ってしまい、なんと最前列で、ワイルドハーツ。

     去年あたり、ビデオクリップで気になる曲があって、興味をもち、ちょうどそのころあった来日公演を見に行こうかと思ったバンドだったので、追加で決まった時はうれしかったのだが、その来日公演のライヴ盤を聴いたら、あまりにふつーのロックンロールで、すこし気が抜ける。

     なんか観客のおきまりっぽい合いの手があったり、歌っている声が入っていたり。

     いやぁ、、バクチクよりノリ的には閉鎖的だよね、、、、客観的にみると。

     しかし、大サービスだ、最後、ボーカルのジンジャーはギターをぶちこわし、ネックを投げ入れ、高いステージおり、ボディを客に手渡しし、そのまま、最前列の客の手に触れながら退場していった。

     そして、日がとっぷりくれて、マリリン・マンソン。

     中央の方はすごいことになっていそうだったが、自分の周りは比較的穏やかである、、こんな状況でスタンディングでみれるなんて、、信じられない。

     メカニカルアニマルズはアンチクライスト〜に比べてあまり好きじゃないのだが、適当にノリながら聴く。

     途中、マリリンマンソン、ぺろっと黒いパンツを下げる、いったい何の素材でできてるのか、ぺろっとまくれるのがすごい、その下は、Tバックなのでぺろん、とお尻が出てくる、美しい。

     最後までいると退場が大変そうだから、適当にでるか、、と思ったところで、このイベントのタイトルがBEAUTIFUL MONSTERS TOURSであることを思いだし、つーことはBEAUTIFUL PEOPLEやるよなぁ、、と思ったら、アンコールで、やってくれたのだった。

     ここにきて、体当たりモッシュを仕掛けてくる輩がでてきたが、やり返す。

     最後はさらに好きなアンチクライストの1曲目で、自分の思うままの状態、思うままの行動、つまり、一番前で、かつ自由に動ける状態で聴くことができた。本当に、信じられない状況だ。

     終わると規制退場で、なかなか外にでれない、ふと柵の外をみると、セキュリティの体格のいい外人に抱えられて、いかにも暴力を受けた後のような、全体に傷ついている女性の姿が見られた。やっぱり、サンダル、キャミソールじゃねぇ、、擦り傷のようなものがいっぱいできているような感じだった。痛々しい。

     結局今のバクチクと今のマリリンマンソンどちらが好きかというとよくわからないのだが、ちょっと前のバクチクよりはちょっと前のマリリンマンソンの方が、わかりやすくて好き。

     たぶん、バクチクが先を行きすぎているのだと思うな。

  5. 8月9日 CHOICE

     AIRのオフィシャルページのBBSをみていたら8月9日のブリッツがどうの、と書いてあったので、とったイベント。

     3時半開演だが、それには間に合わないなぁとのんびりと7時頃出かけたら、訳のわからん人たちばかり4つほどみるはめに。

     2000円ぐらいだからまぁいいんだけど、、、いったいなにやってたんだ、私、って感じだ。すでにAIRは終わってたということに最後まで気がつかなかった。

     最初にみた、バンドがやたらと「フェイマス」というのでフェイマスというバンドなのかと思っていたら、後に出てきたひともフェイマスとやたらと言う。イベント名はCHOICEのはずで、いったいなんなんだろう??と思ったら、結局フェイマスという雑誌が新しくできる宣伝のイベントだったらしい。

     最後から3つ目が女の人のソロで、その前が結構盛り上がっていたあと、がーっと前の人たちが帰ってしまい、前のほうが閑散としていた。

     こーゆーファンクっぽいというかソウルフルというか、横乗りの曲って、へんなロックバンドのタテ乗りの曲よりよっぽどいいやぁと目をつぶったりしながらのんびり聴いていたら、急に男の人がラップを歌いながらステージに出てきた。

     ベージュの帽子をかぶったひと、その人が出てきたとたん、つまらなそうにどよっとしていた会場が騒然として、前の方に人が集中してきた。

     別に、音楽は女の人一人の時と変わらないのに、、、たぶんすごく有名な人なんだろうけど、自分は知らないので、よけいに興味深くその様子を観察してしまった。

     しかし、、どこかでみたようなあの人いったいだれ??

     (もーー最近の音楽シーン全然ついていけません、もしや??と思って調べたら、あれはドラゴンアッシュの人のようです。なるほどね、だからあんなにありがたいのね)

     次が、やたらとα波でまくりの女性ボーカル、荒井由実のような感じだなぁ、アドバンテージルーシー、と言っていました。これは名前聴いたことあります。

     確かこのバンドだと思うけれど、ほかはいまいちぱっとしないのだが、ドラムがめちゃめちゃうまいと思いました。

     最後、男女のボーカルのバンドが出てきて終わり。振り返ると、結構人がいなくてすかすかしてて、こういうライヴハウスの状態もイベントらしくていいなぁと思いました。

  6. 8月24日 Laputa

     いわゆる黒服ビジュアルファン系バンドと言うのだろうか?

     黒服といっても今のB-Tなんかではみられない、もっとプリミティヴな雰囲気の客層。

     始まる前にかかっている曲は結構いい感じなのだが、ふと一人の子が魚河岸声でメンバーの名前らしきものを呼ぶと、たちまち会場全体が魚河岸voiceにみちあふれる。魚河岸系と命名してしまおう。

     目の前の子たちがいかにも「おっかけてきましたー」タイプで最初にみただけで、すぐわかるほどだったけど、手をぬかないでちゃんと頭振ってるのが印象的だった。

     メンバーが近くにくると、アピールしてみたり、そうすると、ちゃんとメンバーの人ってみてたりするものなのね。後ろからみていてとてもおもしろかったです。

     あさき(ぐにゅう)系(=B-T今井系)のメンバーがいるらしい、という話は聞いていたのだが、途中までずっと、左手のギターのひとだと思っていた、音がそれっぽかったから。しかしステップの刻みがない、うごきにみょーなリズム感がないので、おかしいなぁとおもっているうちに目が右側のベースの人にむいていた。

     あれ?このリズム感なんだかここちよい、と思っていたら、どうやらこっちがあさき系だったらしい。おかしいとおもったんだーー。でもギターの人の音けっこうもおもしろいと思う。

  7. 9月18日 AIR

     発売日すぎてから気がついてかったチケットはどうみても整理番号後ろのほうだったので、開演ぎりぎりに入る。

     段差のある会場で、みやすい位置をキープしたところで、ちょうど演奏が始まったのだが、ちょっと後ろのせいか、ここんちにしてはめずらしい、ちょっとうざったーい振り付け系の娘さんの後ろであることにきがついて、一番低いフロアにおりる。

     新しいアルバム通りに曲が続き、いい雰囲気、今日はアンコールまで後ろで我慢して、それから前に行く、という方針を立てたので、アンコールのあたりで、前の方にいったのだが、アンコールが割と静かな曲で、拍子抜け。

     しかし、よくみるとAIRがすべてのものを包み込むようにステージの上で笑っていた。

     アーティストの細かい顔の表情をみたのなんて久しぶり。今度は、最初から前にいくことにしよう。

     いままではそんな余裕が自分になかったのか、それともこういう音楽の場合だからなのか、わからないけど、自分の好きなところで楽にみれるし移動も可、ってなんだかとてもうれしい。

     グッズが売り切れていた。最初にかっとけばよかったな。

  8. 9月22日 AIR

     はやめに会場にいってみると、グッズの先行発売をやっていたので、買い込む、しかしMサイズのTシャツの方はもう売り切れ。

     とりあえず、会場外のロッカーにぶちこむ。

     前のツアーで売っていた、オレンジ色のTシャツの着用率高し、わざわざロッカーのまえで小学生が水着に着替えるみたいに、着替えている娘あり。

     なるほど、アーティストものTってうざったいけど、ここのはサイズがちょうどいいし、色は派手だけど、ロゴはシンプルだし、ライヴ中の作業着って感じなのか??帰りに自分の服で帰るのかな、すごく利にかなっている気がする。

     番号通り、入って前の方にいく、最初からすごくもみくちゃだけど、楽しい。

     そのうち、首筋を何者かに蹴られ、クラクラする、うーーん、いままで人ごとだったのだが、ここでは自分は背が高い方になってしまうのか、ダイブ人整理をしないといけないのか、しかし後ろからいきなしくるので、こわい。

     後ろで見ていたら前はたのしそうだ、とおもったけど、今度からはやはりあとで様子を見ながら前にいくことにしよう、周りが女ばっかりの場合の、中央前方は、息はしやすいけど、酸欠よりも、蹴られることの方がこわい。保険かけないとやばいかも。死んだひとっていないのかなーー。絶対頭おかしくなるひとっているとおもう。。

     しかし、上を転がるひとって、加害者意識あるのかね??動物実験反対どころの騒ぎじゃないよ、ほんとに、傷みをわかってないからできるのかな、なんておもったり。

     いままでの数少ない体験では痛い思いをしなかった('97フジのrage against the machineが一番ちゃんとした体験で、あれんときは頭の上の方にあたったけど、首になんてなにもあたらなかったよ)ので、もっと平和的なものだと思っていたけど、やっぱ転がる人間の力量にもよるのかしら、足はそろえろーーってちゃんとできる人は上級者、とか。

     そういえば、隣の人のひじ、あたっていたかったなーなんておもって数日すぎると、二の腕がきみどり&むらさき色に変色していた。保険かけないと。。なんて言っている人間は、あんな遊びに加わること自体に無理があるらしい。

     今度は場所をもっと選ぶことにしよう。

     曲は18日と同じかな?

     今日はこの間と反対で、アンコールは後ろのほうで落ち着いてみました。

  9. 9月23日

     クラシック好きだ、とかいいながらいつでもみれるや、と全然みていない、よく分からないオーケストラだけど、好きな曲をやるので見に行きました。

     ドビュッシーの「海」ってあったので、当日券で。

     どの種類の席でもいいが、通路側、と指定して2コあいてるせきの通路側をgetし、開演時間に席につくと、となりに人がいてちょっとおどろいた。

     ほかにもあまってるのになーー、薄い生地の花柄プリントワンピースを来て、キタムラのバックをもっている、しかし、がんばってるけど、そんなに上品ってかんじじゃないおばさまだった。

     ロックものでよくはたらく変なひとセンサーがうごいたので、こんなとこでも作動するか??と落ち着いて状況を把握すると、ぼりぼりと音をたててアメをかんでいて、アメくさい。

     まぁ、演奏が始まるときにはやめてくれたけど、なんかおちつきのないひとだ、パンフレットがさがさみてるし、しかし、とりあえず1曲目すきな曲なので集中してきく。

     ひとのことはいえない、この曲は私の涙腺をすごく刺激する、想像しただけででるのだもの、3楽章「風と海との対話」なんかもーーぼろぼろである。(書いただけで涙が出る)かなりあやしい人。

     客観的にいいのかわるいのか、知らないが、私はえらく感動してしまった。

     曲が終わり、拍手。この曲は、管楽器のソロが多いので、拍手のなか、その一人一人を立たせていく、しまいには、管楽器各パート毎全員立たせるので、まだ1曲目で来日公演とかじゃなくって、ふつうの定期演奏会なのに、こんなノリなの??とちょっとびっくりした。やっぱ、曲がよかったから以上に演奏もよかったんですかね??

     次の曲ではピアノが入った曲だったのだが、となりのおばさまの様子がへんで、ずっとカバンを膝の上にのせて、カバンの口を開けてずっと中をみてる、けーたいの連絡まちなのか??

     次の休憩時間がおわるとおばさまはもういなかった。

     最後の曲、合唱のついた曲の作曲者はもっと、ヘンな曲を書く人だと思っていたけれど、同じような名前で違う人がいたのか、ちょっとふつうっぽい。

     合唱とソプラノのソロがあったのだが、いまいちメリハリない感じ、曲が終わって拍手、なんどか続くのだけど、最後に客電がついたとたん、客席の人たちが余韻もなくどわっと立ち上がって外に出だしたのは壮観だった。個人的には、たくさんの合唱の人がどうやって帰るのかみたかったけど、有無を言わせぬ勢いでみんなが通路に向かってくるため断念。

     しかし、前に何かでみたのだけど、クラシックってどばっとチラシをくれるって聞いてたけど、ほんと、1センチ以上ある。なれたおばさまはうけとらないのか、小さいカバン一つでいる。

     なんか結局クラシックの客層がせまいんでしょうね、ロックだったら、同じイベンターのやつくばってるだけなのに、ありとあらゆる感じでどばっと。

     しかも、ロックなら何カ所かツアーでそこそこ売れて初めてカラーなのに、ピアノソロで1日しかやらなくてもカラーのチラシ。顔写真いり、こうなると若くてきれいな人しか、クラシックをやってはいけない、そんなものなのかも。

     ま、たしかにあんまりヴーな女の演奏家っていないよね、なんか難しい世界だね。

  10. 10/17 聖飢魔II

     のんきにしていたらイベンター予約を忘れて一般売りにて購入。

     隣県でのライヴであるが、発売日すぎにチケットかいにいって、全然おいてないのでおどろいた、すごい人気なの?さすが解散ツアー。。しかしおそるおそる声をかけると「少々お待ちください」。。。待つこと数分。。。お姉さんの手には封筒がにぎられており、つまり、普通ならばディスプレイしてあるはずのチケットが封筒に入ったまま、つまり誰もまだ買いに来てなかったのであった。

     おーい大丈夫なのかーーとみにいったのだが、ちゃんとそこで売っていたせきはうまっていた。

     1階席でファンクラブの人間を収容してしまえたのであろう、2階席は半分以上が男性で、目の前のひとはXのツアーのTシャツをきている、まるでスマスマの「まーぼー」みたいな人であった。

     この地でホールでライブをするのは実に10年ぶり、想像するに、この2階席で見ている人間の多くは発売日すぎてなんらかの形でライヴが有ることをしった人たちであり、おそらく隣県にさえ、遠征していたかどうかは定かでない、つまり10年前のオールナイトニッポンをやっていたころのリスナーとおぼしき元少年たちがこれが最後ということで集まった、そんな感じである。

     自分といえば、昔の曲は一通りお約束が体にしみついているもので、手ももちろんメタルといえば悪魔の象徴中指と薬指を曲げるというお約束もマスターしている、というかしみついてはなれない、すこしみえる1階の前のほうももちろんその手つきだ、しかし、この2階せき、だれもやっていない、くどいようだが、別に聖飢魔IIにかぎらず、メタルといえば、これ、であるにもかかわらず、誰もやっていない、やはりみんなもとハガキ職人とかなんだろうなーなどとこの10年という時間を考えてしまった。

     ところで、この日ローディーの人が誕生日ということでステージに上がった、彼は10数年まえ、地元の四国のイベントにブレイク前の聖飢魔IIが来たのをみたのが初ミサだという。25とか4とかいっていたから、当時小学生であったらしい、そんな彼がラストツアーのローディーをやっている、多分ずっとあこがれていたであろうバンドの最後に立ち会えるなんて、すごい人もいるものだなぁと思った。

     

  11. 11/27 聖飢魔II

     一般売りで立ち見get

     普通の席はほとんどFC予約でうれてしまったらしい、会場前は「譲ってください」の紙をもったひとであふれかえっている。

     椅子席の一番後ろと同じ高さであったため、下を見下ろそうにも見えない、つまりほとんどステージが見えなかったのだが、入れただけラッキーだったといえるだろう。

     途中MCで神戸とか京都が近いのだから、そっちも見に来ればよかったのに、というような話をしていた、ということはラストになってみんな煽られてたくさんみるモードに入ってしまったのか、それともこのバンドファンは結構普通の会社員が多いため、(日頃まじめにはたらいて、有給をとらせていただく、というタイプ)週半ばであった神戸京都は敬遠されたのかもしれない、が埋まっていなかったとわ。その時点でもっとうまっていれば追加公演ぐらいでてたかもしれないのに。

     さすがに先月とは違い、遠い席でもみなしっかりと信者である、私なんかはこうなるとちょーいい加減な部類にはいる。

     

  12. 12/14 SEX MACHINGUNS

     チケットあまっているようだったので当日券でみようとのんきにでかけると、FC売りであまった子が売ってくれるという、そのときは当券はたかいからいいかーなんておもったが、あとでしまったときがついた、そう、今日はわざわざ当日券でまわりにだれもいなそうなはしっこの席を確認して確保しようとおもったのに。

     きがつくと会場の真ん中に自分がいた。

     幸いにして両脇はかなりコアなファンらしく、つまり、へんに他人に同じ振り付けを強要したりすることなく、また、かなり自分の気分というのを大事にするひとたちなので、わりといごごちよく見せてもらうことができた。

     有名な曲しかしらないでいったのだが、動きの緻密さにおどろかされた。

     ステージアクションが非常にうつくしい、またMCをフロントの3人がちゃんとこなしているのもすごい、曲ごとにMCはいりまくりで非常に楽しいライヴだった。

     すごく若い人のほかにメタル世代っぽい人も見受けられ、なかなかファンの幅が広いバンドだなとおもった。しかしみんなどうしてそんなに振り付けできるのか、やはり家でビデオでもみているのでしょうか、ボーカルも振り付けの分からない人は「家で練習して来なさい」みたいなこといってたし。

  13. 12/17 AIR

     

  14. 12/20 GTR 2000

     タイトルわすれたが、奥田民生ファミリーのイベントである、パフィーもでるということでなんとなくチケットとって見に行った。

     しかし、である、この日はこの地最初の積雪があり、たいしたことない雪なのに交通は完全に麻痺、歩いた方がはやいくらいだけど、防水のくつじゃないのであるけないのでバスにのるしかない

     タクシーすっとばすほど興味はなかったので結局通常より1時間以上もよけいにかかって、半分くらい終わったあたりでやっと会場に到着。

     しかしロビーにはいってもにぎわいというものが感じられない、もしかしてみんなこれない人もおおいのか、とおもってドアを開けると会場の上までびっしりと客がいる、こんな日にちゃんときたなんて、よっぽど熱心な人たち、しかしフォークっぽい曲の時間だからなのか、後ろから見て全然もりあがってるという感じがしないのだ。

     途中たみおやあべB(ってゆうの?)がでてきたらくだらない話でももりあがっているところをみるとユニコーンファンの残党があつまったといった感じなのであろう、他のものには目もくれないといった感じがする。

     しかし、これも去年の織田ゆうじなんかとおなじで、顔を前からみたらみんな笑っているけど、ノリというのは特になく、非常に個人的なレベルで楽しめばいいという「オトナ」なのか、ななどと思っていたのだが、パフィーのMCに非常に興味深いものがあったことを記録したい。

     パフィーのあみの方がこのツアーのキャンペーンで当地をおとづれていたらしい、しかし、普通ファンならば、見に行かなくてもしっていればそれなりにうれしそうなリアクションが帰ってくるものであろう、しかし、リアクションはわずか1割ほどしかないのであった。

     「3分の1弱ってとこですかね」とゆみ、するとあみが「今日のおきゃくさんはどこで(このライブを)知りはったのか(「しらはった」か?)」といったのだった。

     これを聴いたとき、そういえば、出てきた人たちが、へんなところで地名や地元の旧跡の名前をいっていたこと、ここにきたというすなおなうれしさというよりは、たんに地元民のご機嫌トリのような妙なMCが多かったことを思いだし、自分の考えもあながちはずれていないつまり、「今日のお客さん、いっぱいいるしチケ代も高いのになにがたのしいのか反応にぶすぎ。どうして集まったのか」とステージの上の人は思っていたのではないかと思いました。

     たみおさえでてくればいいって感じみたいで、でもパフィー自体のライヴもそういえばこんな感じで、わざわざみにきたお客さんでさえ、シングルの曲以外は無視って感じだもの、ここならそれ以上につめたいリアクションでも当然なんでしょうね。

  15. 12/23 AIR

     Zepp大阪にいきました、とおすぎる、駅から。東京は駅から近いのだけどどうやっていったらいいのかわかんない、日本最大のライヴハウスだというのに、案内がなくひどい仕打ちだとおもうのだが、こっちもまた別の意味でひどい。今日は晴れているからよかったが、雨がふったら、歩くのはつらそうだ、5分と案内にはあったし地図でもそんな感じであったのだが、道路があるが車がまったく通っていないという道をひたすらあるいていると、実際はもっと遠い気がした。

     整理番号にAとかついているが、単に入る順がABCなだけで中に入れば一緒である。

     一番前のブロックにいくが、一応用心して、中央でなく左よりにしかも、丈夫そうな人の近くにいくことにした。

     しかし、ライヴが始まると中央によってしまった、前回首をいためたので後ろからの方だけ注意していたら、おもいっきりあごをけられてしまった、口を開けていたために、唇をかんでしまい、いかりや長助状態になりかかる。ライヴ中は歯を食いしばっていた方がいいようだ、とあたらしい注意事項が一つ増える。

     途中までもまれにもまれたが、時間が来たら帰らないといけないので、最後は後ろのブロックでみた。

     前のほうの騒がしさがうそのようにガラガラである。

     アンコール車谷サンタ登場、袋から何かをまいている、カラーボールも投げていて、後ろや2階席にまでとどく勢いだった。

     今日のために、といってtodayをサンタのままでやったのが印象的だった。

  16. 12/28 THE YELLOW MONKEY

     

  17. 12/29 THE YELLOW MONKEY

 

1999年にみたライヴその1

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1997年にみたライヴ


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