10月31日 NACK5 GO ROCK



(回想モード。余談が多いです。)

 この年の最後の野音のライヴだったらしい。

 このチケットはたしか妹が入ってたDIE IN CRIESのファンクラブでとって、Cブロック後ろの方、でもちょうど中央の席だった。
 SOLD OUTだったけど、みんな前に行きたいひとが多いらしく、Cブロックの一枚余ったチケットの引き取り手がなかった。

 そのDIE IN CRIESのほかに、UP-BEATが出て、トリはDIAMOND YUKAIという、当時のNACK5(正式名称はたしかFM埼玉なんじゃないか??)MIDNIGHT ROCK CITYのパーソナリティーが出演するイベントでした。

 ラジオとかでなじんでて、このイベントをきっかけにファンになったUP-BEATファンは結構多いらしい。

 
 この時期、ロッキンオンジャパン系(ソフバ・お耽美・サブカル系)と、このNACK5系(この日の出演バンドのファン・もちろんNACK5が聞けるところに住んでいるのが前提)が、当時の増加したファンの2大勢力だと思ったのですが、どうでしょうか。

 UP-BEATの時、いきなり前に一人の女の子が、入ってきて座席の上に立ち上がって、「広石〜」と叫んでいて圧倒された。後日、ほかのバンドのファンの友達に「すごい子がいてねー」と話しをしたら、その子の知り合いだったらしい(^^;;案外世界は狭いもんです。(その広石ファンの人はその後エアロスミスにあいたくて米国にいったと聞いたような。)

 
 さて、イエローモンキーは3番目に登場。

 DIE IN CRIES席だからか(前はUP-BEAT席だし別に固まってるわけじゃないか)立ち上がって周りを見渡すと結構さみしかった。

 でも吉井さんの真っ正面。1曲目WELCOMEから、踊りまくる。2曲目CHELSEA GIRL、周囲は目に入らず、遠く離れたステージと自分だけがぽっかりと存在するような気分でした。

 初めて聞く「セルリアの丘」。こんなバラードをやっていいのか?と思ったような気が。
 たとえていうなら、野外のイベントでいきなり「月の歌」をリリース前にやったような、そんな感じ。雰囲気はいいんだけど、ここで静かになっていいのだろうか、と思った。それくらいイエローモンキーのイベントと言えば、踊れる!というイメージを持っていた私。

 でも、後ろと言うことで、カメラ屋のおじさんに「サッカーかい?」と言われたのも懐かしい、双眼鏡を購入したのだが、ほとんど使うヒマのないような、遠いながらも、見てる方も一生懸命のライヴでした。

 帰りに、霞ヶ関の駅の伝言板に「まゆげのふとい」kittyちゃんが書いてあったのがなつかしいです。

 
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