雨だと思って、いろいろ準備してたのに、晴れた。 入り口のあたりで電飾の裏側がちょっと見えたのだがものすごく大きい。
そしてその後ろにあるニッポンレンタカー(冷凍車)をみてニコニコしながらアリーナ席へと向かうのだが、それにしても広い! 席につくと、そりゃスタンドよりはイイに決まってるけど、はしっこすぎでステージの上になにがあるのかも良く分からない。
「バスドラムにBurnと書いてあった」なんて分かったフジロックなんておそろしく前にいたのだなぁと改めて思った。
だから最初の「スタッフの人の手によって登場するイエローモンキー」ってのも、その後の実物も言ったら悪いけど、見てる方にはほとんど一緒なんだよね。
けど、モニター(なんとかビジョンってやつ)でしか見えなかったから、「これなら最初からテレビ中継だけにすればいいじゃない」って思ってしまったので、自分にとっては全然効果はなかったです。 野外のコンサートだと思うのが、「ヒットラーは夕暮れに演説をはじめる」つまり暗くなるにつれて、段々とライトアップされていくと、群衆に対して心理的に威圧感を与えることができるという効果をねらっていたということなんだけど、絶対それも計算ずくなんだろうなぁなんて考えながらちょっと斜にかまえた感じで、最初見てました。
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はじめは本当に文句ばっかり言っていて(クチにはだしていないけど)もうかえっちゃおうかとまで思ったけど、やはりあたりが暗くなってくると、見えないながらもステージに気持ちが向かっていくのでした。 もう、ちょっとでもHEESEYさんが左側を向こうものなら、「全部こっちをみてるんだ!」という妄想モードに。 「紫の空」の途中でリズムが変わるところ、あれってやっぱり「ちょっとだけよ。」なのかしら、白いお面はハゲヅラなのか、などといろいろ考えてしまう。
メンバー紹介、メンバーが一言づつしゃべるところでの、エマさんの第一声「こなさん、みんばんわ」をきいて、これもアリなの〜〜とちょっと驚きだった。
その後の吉井さん紹介に時のHEESEYさんが「10年前もこんな衣装を着ていた」という話をしたのでこちらもびっくり。 |
アンコール前、スタンドでウエーブが発生してました。 まだ武道館って後ろの方の人の顔とか見えるけど、球場だと全然見えないのね。 キレイだなぁなんて拍手とかしながらみてたけど、あとでふと、「私別に、これがみたかったわけじゃないのなぁ」なんて思いました。 アンコール1曲目はアリーナ後方にあるセカンドステージでアコースティックバージョンの「人生の終わり」。普段より細かい刻みのリズムが心地良かった。 最初始まるのが遅くて、ステージの移動の時間もあったのに、終わったのは予定時刻丁度の20:30だったと思います。 ところで、たいてい私は初日にパンフレットを買ってとりあえず見てからライヴをみるのですが、今回やっとこの日にパンフレットを買いました。 帰りの電車の中で見て、いつも楽しみな文章が、今回は会話になっているのを見たとき、「どうして初日に買わなかったのか」とものすごく後悔しました。 特に吉井さんの「燃えるときは怒っている」のフレーズにものすごく共感。 「BURN」=「怒って燃える」のか、今回のツアーみた自分のリアクションってたしかにそうだ。(言い訳) 結局いままでパンフレットの言葉でものすごく自分が精神的に暖められた状態、ライヴに対して前向きな状態になってからツアーを見ていたのだなぁと思いました。 今日のライヴは最初「モニターないと見えないような会場でやるな(怒)」という思いでいっぱいだったのが、途中から見えないなりに妄想モードで盛り上がり、最後はパンフレットのメンバーの言葉に感動し、あと2回のライヴがものすごく楽しみだなぁという気持ちになったのでした。 もうものすごい回り道。 |
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