レインボーマンについて


 「死ね死ね団」のテーマが気になったので、CDを買ってしまいました。

 VAPから去年の12月に「愛の戦士レインボーマン ミュージックファイル」(VPCD-81178)というBGMを収録したCDが発売されてまして、これは残念ながら、テーマソングや死ね死ね団のテーマが1コーラスしか入っていないのですが、レインボーマンについての解説がついています。

 それによると、放送期間は1972年10月から1973年9月までだったそうです。放送曲はテレビ朝日系で、毎週金曜夜7時半から8時だったそうです。

 自分はレインボーマンのテーマを替え歌で知ってるだけで、実写かアニメかも分かっていなかったのですが、これは実写だったようですね。実写変身ヒーローものとのことです。

 「ヨガの最高の術を体得し、聖者ダイバダッタの魂を宿した主人公・ヤマトタケシが変身するレインボーマンが、その場の状況に応じて、月、火、水、木、金、土、日の7つのエネルギーをモチーフにした”化身”の能力をつかい分ける」(解説より引用)ということで、敵キャラクターが変わるのではなく、ヒーローの方が毎回変わるという話だったらしい。

 やはりVAPから出ている「懐かしのテレビまんが主題歌大全集*特撮ヒーロー編」(VPCG-83214)にはフルコーラスで入っているようです。

 ビデオも出ているらしい。全52話ビデオ全12巻税抜き各\5340-で東宝ビデオより「好評発売中」だそうだ。

 「死ね死ね団」のうたの歌詞に「日本人」がどうのって出てくるので、どういう悪の組織なのか気になっていたのですが、当時原作者は「日本の戦争責任問題」について取り組んでいた人で、死ね死ね団は、戦時中日本兵に虐殺された外国人の遺族によって構成されたという設定だったらしいのです。

 うーーん。曲が気になって調べただけなのに、なんだか深いところにたどり着いてしまった。


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