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ミュージシャンの力で人を集め、お金を集め、ノーギャラでライヴをし、寄付をする、宣伝では何もいわれていませんでしたが、実はチャリティイベントでした。 こんな忙しいスケジュールの間を縫って主演したイエローモンキーって本当にすてきなバントだなぁと思いました。 この日のイベントには他に平沢進、ソフトバレエ、MAD CAPSULE MARKET'Sなどが出演しました。 イエモンの前はMADでした。結構すきなんですMAD。(この後の文章、すこし人格が変わります) でもBブロックだったのに、後ろからそれまで「イエローが」(このころ、略称として良く聞いたような気がする。今はマスコミも「イエモン」だけど)とか言っていたはずの娘さんが、マッドのノリに乗じて、押しまくって来るのです。 「ヲイヲイ、はっきりしなさいよ(どっちのファンなのか、ただのミーハー精神なのかってこと)」と思っていたら、メンバーの名前を叫んでいる様子。 悪いなぁ、こっちを甘く見られちゃ、とこちらも上半身を大きく揺らして対抗だ!!
ちょっとひいている様子。しめしめ、と思いました。 |
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次がやっとイエモン。 すると、それまで回りにいた黒い人々はみんなソフトバレエのファンなのかと思っていたら、メンバーの登場と共に、ものすごい歓声が上がりました。 今までのような、他のバンドのお客さんGETどころか、会場はYELLOW一色になったようでした。 ラヴコミ、SEESAW GIRLの後、"I"が始まり、"FUCK ME!!"の大合唱に、今日初めて見ただろう、目の前のソフバ平沢系のお姉さんもその激しさに驚いていたようでした。 ところで、前述のマッドの彼女。マッドが終わるとまた「イエローが」とか言ってます。 ラヴコミが始まっても、イエモンでは動く気配が無かったのですが、こっちは待ちかねた気持ちと、盛り上がりのうれしさで、マッド以上の動きになりました。どうやら、彼女に押しのけられていた、私の友人も同じノリだったよう。
予想外の動きだったのでしょう(苦笑)イエモンの最中は根性でそこに漂っていましたが、終わると同時にフラフラと消えて行きました。 |
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「甘い!!」本当に甘い気持ちでファンのつもりでライヴに来てもらっては困ると思いました。 別に新しい人が増えてはいけないとか、ファン以外が来てはいけない、という意味ではないのです。 バンドによって自分が変わる、それはあるかもしれませんが、多分、彼女はマッドも軽い気持ちで見ているだけなのでしょう。 ただ、マッドで、人に迷惑をかけてまで、大きな手のふりを入れたりすること、人を威嚇するような大声をあげること、それが人のマネでなく自分のやりたいことならば良いのです。 ならば、私は思う。「どうしてイエモンは静かに見て、サビのところで手を挙げるだけにしないといけないの?」 失礼ながら、多分彼女の場合は人がやるから、程度の考えしかないように思えました。
だって、「やりたいから」なら、予想できるか、もしくは、納得できるはずです。でもそうは思えなくて、イエモンならば回りも静かだと思ったのでしょう。自分がそうだから。 |
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結局自分が、普通は近づかなくてよい距離まで近づいたせいで、フラフラになっているのだから、しょうがありません。しかもイエモンを少なからず知っていると言うのに。
まぁ、イエローモンキーの歌の世界っていう点から考えると、自己中心的な自由という要素もあるので、何でもアリなのかもしれません。 なんか、すごく人気がある、という実感が嬉しかった反面、なんだか複雑な思いでした。イベントそのものはすごく良かったので、誤解の無きよう。
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| (この文章には、サンプラでやってたころはイエローモンキーに興味をもっていたハズの子が武道館あたりで「イエローモンキーも人気でちゃってやだねー」とあたかもイエローモンキーが日和ったかのような発言をしつつMADにいってしまったことに対するウラミもこもってます。結局マイノリティーであることでしか優越感を感じられないタイプの人なんだろうな。まぁ、音楽の好き嫌いもあるだろうけどね。) |
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