4月11日 日本武道館


 当日の朝、BUNCHED BIRTHの大きな音で目ざめた時、広いところでやるライヴより、狭くて近い所の方がいいし、音も違ってしまうのだなぁ、と思って複雑な気持ちだった。

 ところが、桜満開の九段下についたとたん、この沢山の人がYELLOW MONKEYを見に来たのかと思うと、朝の傲慢な悩みはどこへやら、うれしくってまず1回泣いてしまった。

 中に入って2階の角までびっしり人が詰まっているのをみて、オープニングSmileを聞きながら、また泣いてしまった。

 1曲目、「マリーにくちづけ」は、それまでだと1曲目ということで、割とあっさりした感じだったのに、今日は早くも前のめりのリズムになり(「誘惑の〜」「七色の〜」のところ)やっぱり、特別な日なんだ、と思った。

 メンバーみんなニコニコだし、自分も舞い上がってしまってよく覚えていないのですが、「悲しきASIAN BOY」では、普通ならイントロで、すぐ降りてくるはずの「THE YELLOW MONKEY」のロゴ入り電飾が、今日は高いところから降りてくるため、なかなか降りてこないのです。

 さすがブドーカンだと嬉しくなりまた涙。

 アンコール、「アバンギャルドで行こうよ」で始まり、「あ、今日はちがうんだ」と思いながら聞いていたら、次の曲のたたきつけるような音。

 「何事だ??」なんて気が動転しちゃって、「えっと、WELCOMEじゃないし。。。」なんて一瞬のうちにいろいろ考えて、次ののばした音でやっとロマンチストティストだと分かりました。

 入れ替わっただけなのに、ものすごく意表をついた、劇的な始まり方だったので、広いはずの会場なのに、よりステージとの距離が近くなった様な気がしました。

 いままで、仕事の都合などで、東京でのまとめ的なライブを見ることがあまりなかったため、雑誌やビデオになるのは自分の知らないライヴである場合が多く、いままで、最終日の盛り上がりでツアーが完結する、ということを否定し続けて来ました。

 でも、今日のライブを見て、こんな風な最終日ならではの盛り上がりが、結果としては次の公演の会場を増やし、動員を増やすもとになるのだろう、と思いました。

 だから、今後もまた、ファイナルに参加出来なかったとしても、悔しい思いをしなくて良い訳で、良ければよかったで、また次のツアーで生かされていくことの繰り返しなんだろうなと思いました。

 でも、1本でも多く見たい!という気持ちがおさまるかというと、それはまた別な様です。


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