BUDOKAN


12月28日 日本武道館 年末特別公演 メカラウロコ・7


<開場前>

 1時半頃、九段下に到着。早めに来てるファンに混じって、バイオリンやチェロをもったお姉さんが階段をあがっている。「音大とかはなかったよなー」なんて思っていると、はやくもたむろしている、たくさんのおじさんたちのなかをかいくぐり、武道館の方に入っていくのが見えた。

 「???」とりあえず、ストリングスが入るらしい、(勝手に「オケ姉」と命名)そして、すでにリハーサルをやってるとおぼしき、音が漏れ聞こえてきた。

 「昔の曲をやるらしい」と分かった、「あの曲がーー」って感じでびっくりした。

 しばらくそこを離れて、開場時間にもどってくると、茶色の1メートル以上ある紙のつつを持った人がたくさんいた。

 物販のところを見てみると、その中身がB全サイズ大ポスターWITHカレンダーであることが分かった。

 そのほかには、前日のMステでEMMAさんがきてた「BUNCHED BIRTH Tシャツ」ANNIEさんがきてた「楽園(ラッコ)Tシャツ」と、「7」って大きくかいてある、メカラウロコ7Tシャツ、メカラウロコ(目がかいてある)ペンダントがあって、パンフとかは特になかったです。

 CD売場の方は、3000円以上買うとお好きなポスタープレゼントで、「smile」のポスターと、そのつぎの嘆くなりポスターがなくて、それ以降がならんでました。

 
<開演前>

 会場にはいると、ニコの「CHELSEA GIRL」がかかってた。

 今回も以前と同じく1階席ステージ裏だったのですが回り込んでみると、ステージの後方はストリングスの場所になっていて、その後ろの花道にのはずのところがボコボコ四角い穴があいていて、中には銀色の丸い棒が4本立っていた。「特効??」なんだかは分からず。

 「これじゃぁ、メンバー後ろにこない??」と思ったが、階段はついている様子。訳分からず。

 ステージと客席の間の空間をみたら、スリップのようなみじかい白い服をきたお姉さんがいるのが見えた。ますます「???」であった。

 ステージ前方からみると、EMMAさんのアンプがマーシャルだった。でもヘッドは無し。実際どういう風に使っているのは分からないが、とりあえず、見かけはマーシャルで、銀色。

 HEESEYの方は、タテ長のが4つ並んでたような気がする。

 再び席にもどると、スリップ姉さんが例の銀の棒に手をくくりつけてるのが見えた。

 
<ストリングスのオープニング>

 暗くなると、まず、弦楽器の演奏。1曲毎に拍手。(自分は最近クラシックのコンサートに行ってないから、反射的に1楽章ごとに拍手をしてしまうに違いない。慣れって恐い。今回の場合は拍手をするので正解だからよかったけど)
 どれも好きだけど、2曲目の「オーゼの死」にはびっくりした。

 と、言うのも、オーゼの死はペールギュントの中の曲で、うまく説明できないんだけど、自分の中では「ジャガー=ペールギュント」説、というのを考えていたからだった。
 ペールギュントはノルウェーの英雄らしいので、人物に共通点がある、っていうより、曲と曲の間に物語があるところが似ている。
 ま、たまたま自分が知ってるのがこの曲だっただけで、劇やオペラならなんでもそうなのかもしれないけど。

 メンバーが出てくるのか??と思ったら、3曲演奏して、ステージを降りていった。

 
<メンバー登場>

 その間のBGMが「愛の賛歌」続いて、ピキピキって音がして「月光」が始まる。

 2ndアルバムのオープニングと同じで、1曲目はなんと「MORALITY SLAVE」で始まったのだった。

 そして、棒に手をくくりつけたお姉さんがせり上がってきた。

 メインのステージの吉井さんの後ろに二人、そして、後ろの方にはわざわざ4人単位で白いスリップで、顔に白い布の袋をかぶった状態でくねっている。

 でもその「くねりスタンド」どうやって棒をたてているかというと、下に四角い板がついていて、それを自分の体重で支え、かろうじて立っている状態で、両手を頭上で縛っているので、バランスを失ったお姉さんが倒れそうになっていた。

 そのへん、人数は増えてるけど、チープな感じがした。お姉さんたちも結構小柄だったし。

 吉井さんの後ろのお姉さんはナチスの帽子をかぶってたらしい。そして、途中、左側の人だけ、肩紐をはずされて上半身むき出し状態。

 周りの4人単位の人がチープな雰囲気をかもしだす中、吉井さんの後ろの右側の人だけは特別、腰の入ったくねりをしていた。

 吉井さんは青年館(ビデオ「追憶の銀幕」に収録)と同じ様な(同じか??)赤いコートを着ていました。

 そして、曲の終わりと同時にせりがさがっていったのだった。

 後ろの花道は無いのでは??と心配したけど、結局その可動式の「くねりスタンド」をどかして(可動式故にチープだった様子)再びせりがあがってきて、ちゃんと回ってこれる状態になりました。

 「FAIRY LAND」の途中で、EMMAさんが急にステージ後ろに下がってきたので、「調子がわるいの??」なんて思ったら、一瞬消えて、後ろの花道にせり上がってきて、どうだーって感じでギターソロ。

 多分、初めての試みだったせいか、子供の気持ちに戻ったみたいにすごく楽しそうだった。

 
<3rdの曲が次々と>

 その後、今度は「SECOND CRY」からジャガー曲が続く。

 特に感慨深かったのは、「セルリアの丘」で、大きい会場いっぱいに音が響くのをきいて、ツアーのころはバラードがあまり好きではなかった事を思い出し、受け止められるようになった今、演奏してくれたことがとてもうれしかった。
 「セルリア」につづいては、次のアルバムに入ると紹介されて「天国旅行」。

 突然の新しめの曲にも関わらず、違和感のない流れだった。

 ここまでの流れ、2ndのころの感じ〜インディーズの頃、と言うよりは、2ndと3rdのあいだのツアー「Hello my lovers」〜3rdのジャガーのツアーという感じでした。

 続いては、「FOXY BLUE LOVE」で、曲の終わり「もしや・・」と思ったら、そのまま終わらず「SLEEPLESS IMAGINATION」に流れ込むパターン。

 ビデオ追憶の銀幕で歯がゆい思いをした(SLEEPLESS〜の方はインディーズ盤であったため市販のビデオではイントロでフェードアウトしていた。SPACE SHOWERで流した方には収録されている)あの、順番できたので、すごくうれしかったです。

 タンバリンが宙を飛んでいた。リードタンバリン吉井状態。

 MCの途中、お尻の方に手をやってモゾモゾする吉井さん。「パンツがくいこむ」といって直す。

 やせちゃったから、そうなのか、それとも後ろにお客さんがいるのを分かってなのか、もうカッコつける必要がないって余裕からなのか、3回位なおしていた。それをみて、ステージ袖のスタッフに向かって笑いかけるEMMAさん。

 
 そういえばEMMAさんはなにかとステージナナメ後方を見ながら笑うことが多く、吉井さんの「寒い」MCのあと、「ゴメン」って感じに手をやって振り返ったりしていた。

 んだが、それにしても多い。特に楽器のことや音のこととは関係なさそうな時にも、スタッフの方とアイコンタクトをとっているように見える。
 MCとかに反応するのも、前はANNIEとかに向かってだったのに。後ろのスタンドに向かって、だと解釈してもいいんだけど、近くでみてた友人が「それはまた別」を力説するので、一応。

 「WELCOME」は、95年の武道館以来だったのだが、あの時は、客電はつくし、最後のほうだったし、びっくりしたしで、ステージの様子なんてろくに覚えていないのだが、今回は余裕をもって見ることができた。

 途中のソロのところで、東側にEMMA、西側にHEESEYがあがってきて、弾いているところがすごくかっこよかった。

 そして、「アバンギャルドで行こうよ」で初めて、ベスト盤に入ってる曲を演奏。

 この日、ベスト盤に入ってる曲で、演奏したのは、これと、「SUBJECTIVE LATE SHOW」だけだった。

 
<第2部>

 再びストリングスの人が登場して、一緒に演奏する。

 でも、「THIS IS FOR YOU」の時は、かなり注意しても聞いても何をやっているのか全然聞こえず、バンドとキーボードだけで、十分なのに、と思った。視覚的な要素だけを求めていたのか??と思ったり、ちょっと残念だった。

 でも「SUBJECTIVE LATE SHOW」の時には、はっきりと聞こえて、すごくはまってていい雰囲気だった。ドラムの台に上がり、変身のポーズで飛び降りる吉井さん。

 「シルクスカーフに帽子のマダム」の時はストリングスはお休み。

 途中「ごめん、さよなら」と歌うところが、2回くらい「ちがう、さよなら」になっていた。なんでなのか気になる。

 最後に再びストリングスと「楽園」を演奏し、よく考えたら、インディーズ盤、1st,2nd,3rdから、しかもアルバム色が強く、その後のツアーで演奏されない曲中心の選曲+最新作2曲という夢でしか見れないようなライヴが終わった。

 ウロコは落ちなかったけど、何度も涙がでた。

 
<アンケート書く場所がない>

 ホールから通路にでると、壁にびっしり人が張り付いてアンケートを書いている。

 外に出ても、ちょっと座れそうな所や壁には人がいっぱいで、友達の背中を借りてまでアンケートを書いている人がいる状態。

 ライヴのとき、いつもは全体の反応とかも分かるのに、この日は自分とステージしか気にしてなかったのだけど、たくさんの人が書き込んでいる状態をみて、同じSOLD OUTでも、今まで以上に、本当に好きで見に来ている人の割合が、増えているのが分かった。

 もちろん、ファンでも書かないひともいるだろうけど、ファンで無ければ書けないだろうから。

 96年1月の パワステのとき、5th中心の選曲に対して、「狭いところで聞くにはつらい」という印象をもったのだが、逆に、広いところでも昔の曲の良さは変わらないし、特にバラードは広いほどいいような気がした。

 次のアリーナツアー、会場が広くなって見にくくなるだろうから(多分音も良くないだろう)寂しい反面、広いということが、逆にどういういい効果に結びつくのか楽しみにも思えてきた。

 

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