|
よく考えたら金沢でのライヴは約2年ぶり。 野性の証明以来だ。「SICKS」の文化から抹殺されていた土地である。 そして、自分は今回のFC予約チケット・非居住地優先抽選制度会場の中では一番ステージから遠い列。(あれって、居住地優先アリの場合、絶対その地域に住んでる人の方が座席も前っぽくない??だから田舎に住んでてよそに行こうとすると結局二重に損な気がするのよね。それともブラックリストにでものってるのか??) いったいだれがおいしい思いをしてるんだよーとふてくされつつ、会場へ。 マリリンマンソンには反応なしだが、その次の(オープニングSEっていうの?)曲では立ち上がって拍手状態。 まぁこれは普通だよねん、と思っていたら、メンバー登場とともに、まるでどっかのライヴ盤の”live at BUDOUKAN”みたいなやつからとってきて流してるんじゃないかという大歓声!。 「客がコワレてる」これが第一印象。 そして、ワンフロアーの会場は、後ろに行くほど傾斜がきつく、かえって全体がみやすいではないか! 「パンチドランカー」の7拍子ってメンバーはどうしているんだ?と思って、やっと余裕が出来たので見てみると、EMMAさんがアンプの前で回転していることが判明。 2曲目「CHELSEA GIRL」からいきなりのEMMAさんの花道プレイ炸裂! その後も「見して見して」では吉井さんは左右に漂う様に踊っているし、HEESEY側のはしっこにやたらとのりのいい男の子がいて、それをもう傍目にもわかるようにEMMA&HEESEYはかわいがりにいくし(どーせ二の腕太いなら男に生まれたかったと思う瞬間でもある)この辺で「ステージ上もコワレ気味?」という印象を受けた。 特に吉井さん、もしかしてものすごく酔ってる? HEESEYとANNIEも頻繁にアイコンタクトを取っているっぽい。 その後ものりのいい男の子は、すすきのように手を振る大興奮ぶり。 HEESEYはそれを立ち位置で見つけ下を向いて「ぶは〜」っと笑っていました。 かつて「ぶは〜」にドキッとしたことのある自分としては、「ぶは〜」は却下でなく可なんだ、よかったよかった、とちょっと思いました。思いたい(願望)。 さらにはアンコールのときにも彼が片手をあげると、HEESEYも同じポーズで答えていました。 「昨日の夕方金沢に来たのですが」することないので、EMMA&ANNIE&三国さんで映画を見に行ったそうです。 映画のタイトルは「エイリアン4」。 東京では立ち見も出る話題作に対して、日曜日だというのに客は10数人しかいなかったらしい。 そのうち3人がイエローモンキーってのもすごいけど、そのあまりの人数のすくなさに、その話を聞いた吉井さんはライヴにお客が本当に集まるのか不安になったらしい。 そして見た夢が、客が10人くらいしかいなくって、しかもそれが赤ふん着用だった、というオチだった。 赤ふんの出典はなんでしょうね?なんか意味があるんだよ。 めずらしくオフステージの様子が伝えられたところで「天国旅行」 全体の感じでいえば釧路の方が良い印象だったけど、後半は今日もよかったなぁ。 「離れるな」の前のMCでは、「自分に勝つ」ということばが出てきた。 自分に勝てばいいんだって、なんとなく吉井さんは「楽園」あたりからそんな歌を多く歌っているような気がする。 でももともと、他人と比べた自分っていう意識はあんまりなくって、常に自分の基準でどうか、って歌しかないか。
|
|
メンバー紹介でEMMAに対して、拳銃だかピストルをギターに変えてあなたを逮捕する、というようなコトを言っていたので、拳銃では逮捕できないっしょと心の中でツッコミをいれていたら、ANNIEが手首に人差し指をちょんとあてる「手錠で逮捕」ジェスチャーが見えた。そーだ!その通りだ! 「平均年齢31歳」って言ってて「あれ?」って思ったけど、(30,31,33,35だったらもうちょっと多くない??)でも21歳にみえるというようなことを言っていた。 ちなみに三国さんは42歳で郷ひろみと同じ年、でも悪いダディだそうだ。 「結婚したからロックは卒業します」なんていうんじゃないぞ!という発言まで飛び出し、「ロックンロール!」と叫んでいた。 今日は女つくりたい発言はでなかったけど、アニキにはなりたい、そんな夜だったのかもしれない。 最後にWELCOME聞いたら涙が出た。幸せだなぁ、としみじみ思った。そんなアニキの夜だった。 |
| SETLIST | 前 | 次 | 日程 | REPORT LIST | menu |