6月14日 鹿児島市民文化ホール第一


 私は「エヴリディ」のあとにくる「赤裸々GO!GO!GO!」が苦手だ。

 それは「FOUR SEASONS」の後の「赤裸々GO!GO!GO!」でも同じだった訳だけど、やっぱり今回も馴染めないのだ。

 「あんたパワステで聞いた想い出の曲でしょー」とか言われてもどうしたら良いのかわかんなくなってしまうのだった。それはそれっていうか。その時と比べると違いありすぎなのかもしれない。

 しろーと同然にぼへーっと立ちつくすしかないのだ。

 そして、今日もまたその瞬間がくるかとおもったら、吉井さんがEMMAさんの方に寄っていって、耳元で一言「おにいちゃん」とささやいた。

 次の瞬間ギターをかき鳴らす音が!!あぁ、なんてこと「嘆くなり我が夜のファンタジー」じゃないか!!

 どーしておにいちゃんなんだーとびっくりしながら(お兄ちゃんから始まるけどさ。昔そんな始まりかたしたの??)、ぼへーっと立ちつくさずにすんだのだった。

 WELCOMEの時の左右に動くEMMA&HEESEYの動きには注目だなぁなんておもいつつみていたら、右花道にきたEMMAの姿が消えた!あぁ降りちゃったよ、と思ったら人の流れがなんか変だ。

 なんと花道から右端の壁と客席の狭い間を通って、前のブロックと後ろとを分ける通路にEMMAさんがいた。らしい。(もみくちゃにされててほとんどみえなかった)

 ステージ降りるってこんなことだとは思ってなかったので、終わってしばらくしても衝撃が大きかった。

 (思い出すとクラクラするのでこのレポートも2日ほど書けなかった)

 ときどき、後ろの席で見ながら「この横の扉からEMMAさんが出てきたらすごいのに」とか夢のようなことをぼーっと考える時もあったけど、まさか本当に、その10何列目の間の通路にくるとわなぁ。

 こんなのイエローモンキーじゃもちろんはじめてみたけど、他も合わせてもホールのライヴでは見たことない。

 宇都宮の時にも書いたけど、ファンの近くに寄っていこうとするEMMAさんてば本当に生まれついてのロックスター様なんだなぁ、と分かり、そして私はまだ流し目モードを期待する現実を見てないファンなんだなぁと分かった。

 

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