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西日本の地理に弱い私。「野性の証明」では回ってみてはじめて四国の県の位置と県庁所在地名を把握することが出来たのだが、行く前は日にちとホール名さえおぼろげだった。 そして98年山陰、やっぱり行くまで良く分かってなかったけど、やっと覚えるコトができた。 しかし〜、松江についてしばらく歩いて会場に向かっても、見かけるのは地元のおじさんと、今日のお客さんの旅人ばかり。地元ぎゃるはどこにいったんだ??と思っているうちに会場到着。 会場について、ロビーの所の椅子に座っていると、ふと目の前に立った人が「おっかけやりませんか」と話しかけてきた。 をを、またしてもおったく。今まではやたらと早い時間につくと声を掛けられるというイメージだったのに、この間の鹿児島といい、遅い時間に入場する人もねらわれてるんだなぁと分かる。 「気が向いたら個人的にやるから、別にいい」と実にてきとーに断ってから、しまった「いくらかかる?なんかいいことあるの?」という疑問について質問するのを忘れていたことに気がついた。
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久しぶりのライヴ。そして、メンバーが登場しただけで、ものすごい歓声があがっていたので、自分はそれに感動してしまった。 シングルに入ってた「パンチドランカー」を聞きまくってたせいか、なんか今日の演奏はゆったりとしているように聞こえる。 「セックスレスデス」で吉井さんが花道の方にくるのを見た。 あまりのいきおいに、通路側の子を中心にみんな前の方におしかける、そんなとき「キミは」という歌詞に合わせて吉井さんが、ぽっかりあいた空間の後ろあたりをゆびさしていたのが印象的だった。ちゃんと後ろもみてるんだ。 吉井さんとEMMAさんは二人ともピンクっぽい鮮やかな紫のシャツを着ていて、吉井さんはEMMAさんの近くに寄っていって「欲求不満でーす」とか言っていた。 天国旅行の前には吉井さん、島根がいろいろいったなかでもちょっと田舎だという話をしたあと、宍道湖の名産のしじみは「心中した男女の肉の破片」(心中湖??)で出来ているとかたり地元民の顰蹙をかっていたのだけど、いざ歌が始まる直前、「一緒に7分間心中しよう」というと、客席からはうれしい悲鳴があがった様子。短い間なら是非沈んでいたい。 はじめは、しじみの話に「何いってんだ?」と思ったけど、ちゃんと天国旅行に気持ちが向かうようにさせるのは毎回のコトながら、うまいなぁと思う。 アンコールの時はEMMAさんが紺色っぽいびらびらした感じのカーディガンに着替えてきた。 今日のEMMAさんエレガント系衣装のたとえは「キャンディキャンディ」みたいだった。 客席の反応はいまひとつ。具体的にどれと似てるのか思いつかないので雰囲気のたとえの言葉であるせいもあるけど、やっぱ世代ギャップなのかな。 (ところで「キャンディキャンディ」のイラストのついたキャンディをうってるけど、あれ、なつかしくっていいよねぇ。当時はそんなこと素直に言えなかったけど、今思うとやっぱアンソニーが好きかも。) |
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