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開演時間頃会場につくと、グッズを買おうとする人もなく、入場を並んでいる人もいない。 とりあえず中に入るとトイレの行列もない。 座席表をみると、横76列で縦が30数列??丁度会場の半分くらい、ってことは普通のホールくらいの人しかいないってことなの?(いや普通にかんがえるとそれでもすごいんだけどね)ま、左右のスタンドないのは分かってたけど、フロアの入り口から見える後ろの方には、椅子がおいてないの。そして、その後ろの方にぽつんと機材が置かれているのをみたときは本当にびっくりしてしまった。(フルに椅子をいれると70列くらい入るらしいです) まるで、文化祭のために張り切って準備していたのに、あまりにも場所が田舎過ぎて生徒さえもあつまらず寂しい思いをしたこと学生のころを思い出すようなそんな雰囲気。 と言っても、まぁ人数的には平日2days初日ってことで、最初からこのつもりだったんでしょうけど、見た目的なショックは自分にかなり大きかったです。 同じオープニング、同じ曲、だけど、ただのひらったい展示館、それがよいのか?すごく音がクリアに聞こえます。 よくみるとセットのない黒っぽいところに楽器だけ、というステージがさらに文化祭をほうふつとさせます。そして、クリアな音がさらに人がいなそうな雰囲気をかもしだしていました。 自分がイエローモンキーにはまったのはもう東京なんかだとかなり人気があったころだから比べようがないし、狭い会場ってのはそれだけで密室感があるから違うんだけど、開放感があってかつ、空虚、なんというか野音のGO ROCKで生意気にもイエローモンキーがんばれー私もがんばるから!みたいに思った時のような、まるであのころ体育館で学園祭をやったらこうだったに違いない!というような雰囲気。 いつもは絶対していないのに、不思議と手があがりまくってしまった。 後で考えると、山形だと吉井さんの漂うような色気が気になったけど、今日は色気と言うよりは、もうget!get!get!というすごいパワーがあるように、私には思えたのでした。 2階が空いてるライヴだって見たことがあるのに、その時よりも人は多いのに、なんでそうおもったか、というとその学園祭イベント的雰囲気からの自分の想像のせいもあるんでしょうけど、本当にすごい気迫の感じられるライヴでした。 たとえば、最後に吉井さんがドラムをたたいちゃうようなライヴや、色気の漂ってくるライヴを余裕のある時のいいライヴだとすると、もう、余計なことはなにひとつ出来ない、って感じでした。 曲は他と変わらないのにね、昔の曲をやったわけでもないのにね。こんなの、たまたま今回のツアーの本数が多くて、その中でも新幹線が走ってないところで、平日でってことで、そんなに気軽に来れるひとは少なくて、よっぽどの好きなひとか、近くの人か、ってことでこれだけの人があつまって、って本当に偶然の産物だとは思います。 アリーナになってからやたらと涙もろくなっているのだけど、今日はそれとはちょっとちがって、すっかり興奮して、こんな文章を書いてしまいました。
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見して見して、で「はっけよい」の前でブレイクして、マイクを指でたたきながら拍手を求める吉井さん。 腰をふって、うわぁ色気というよりは本当に目のやり場がないような状況。最後に、達してしまったようすで、中指をかるくつきたて「Fxxk you」そこで「はっけよい」がやっと何のフェイクだったのかやっと分かったのでした。しかも勝負ごととひっかけてる訳か。 球根の前のMCで、吉井さんとエマさんで昨日ひさしぶりにラジオ番組に出演した話をしました。もっとキャーってなるかとおもったけど、静かな客席。←このあたり音がクリアすぎてこもってないせいなのかもしれないです。 その番組のなかで「金沢弁で知っていることばがあったら教えて下さい」というファンの質問に吉井さん答えるというものがあったのですが、「こっちが教えて欲しい」ということでその子は「食べ物がおいしいねということだったら『おいしいじぃ〜』と言う」と語尾に「じ」をつけるパターンを吉井さんに伝授していた。じゃぁ、ライヴでそれをつかうから、といっていたのです。 「きのうラジオにでたんですが、罰ゲームで方言を言わないといけなくなって」←ウソ「みんな、のってるじぃ〜」とか言い出す吉井さん。最後の「ぃ」は疑問調っぽく尻上がりになるところ、さがるのでちょっと間抜け。 それをくりかえして、「じぃじぃって寂しくならないのか」とかますが、またしても空虚な時間が。いやん、でもそういうさりげないネタ好き好き。 そして「種をまく」というキーワードが出てきて球根。 BURNでエマの透明ギターに気がつく。茶系のウエスタン風の衣装(ベージュでフリンジのついたシャツ→白のシャツ+ベージュのパンツ)にクリスタルのなかの茶色の部分がマッチしてとてもステキ。 SUCK OF LIFEのカラミもまたしても目のやり場が、、といった感じで、エマのギターをどけさせ、顔を近づけるのはまだよく見るけど、さらに、マイクでなでまくるというすごいプレイ。時間は大してながくないんだけど、濃い。 SUCK OF LIFEのあと、ゆっくり太めの声でしゃべりだす吉井さん。「会場の関係でこのほうがききやすいみたいだから」ってわざわざゆっくりと。そして、「今日は超満員じゃないけど、ほぼ満員なんで満足してます」「次はこの産業展示館4号館、じゃなくて5号館になるかもしれないけど、SOLDOUTさせます」と続けて言ったのをきいて、私の思いこみだけでなく、吉井さん自身多分悔しかったんじゃないのかなぁと、思ったのでした。 そして、本当に今日のお客さん一人一人に伝えたいだろう「離れるな」と続いたのでした。 本当に、ただたまたま会場が広かったってだけなんだけど、久しぶりにぎらぎらした吉井さんが見れた、最高のライヴでした。 |
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