11月13日 石川県産業展示館4号館


 今日は座席が49列まで追加されてました。開演時間まぎわの入り口は混んでいました。

 お客さんもはじけてるー、という「待ってました盛り上がり」パターンのいいライヴになりました。(昨日のしずけさはなんだったんでしょ・・)

 まずステージに登場したEMMAさんのシルエットに釘付け。

 ロングのコートです!!皮ベストの対極として好きなパターンの衣装だけに、姿を見ただけでもう、興奮状態。

 あのすそさばきが美しいんだよねぇ。

 しかもロングのコートの下、何にもきてない。(もちろん上半身の話です)

 ふかみどりで、襟とポケットのふたが黒いやつ。

 「見して見して」でみんなのにおいを覚えてかえりたい、そんなんじゃ「においが見えない」というような言い方をしていたような気がする。

 文学のにおいがするぞぉ、とこんな曲の途中に叫ぶことばも歌詞の世界と一貫してるのかとうれしくなったのだった。

 球根では前日はしっかりと語っていた「種をまく」というキーワード、今日は全身をつかってそれこそ飛びはねながら、左右にまき散らすジェスチャーをした。まるで花咲かじじい。

 枯れてるのはどっちだ??やっぱこっちなのか?

 MY WINDING ROADの時にEMMAさん、ビデオクリップで着ている、襟がしろい黒いジャケットで登場。(あとで吉井さんが、「葬式と結婚式が一緒になったような」と表現していた。)

 あ、BURNで曲がつながってるから当然だけど、この曲でやはりクリップと同じく、透明ギターを持っている。

 SUCK OF LIFEの途中でメンバー紹介。

 吉井さん、後ろのANNIEの方をふりかえり、脈略もなく「またお会いしましたねっ!」と一言。

 これ、なんだったけーと気になったら、この前々日くらいに亡くなった淀川長治さんのものまねだと気がつきました。

 そして、ライヴとは関係ないですが、この日、私が月初めからそだてていた「てくてくえんじぇる:えろびん(2代目)」が部屋に放置されて1週間を経過し、旅にでていってしまいました。

 手紙の最後には「さよなら

          さよなら

           さよなら」と書いてあり、時期が時期だけに、泣けました。

 いまごろ何人の人がこのタイミングにでくわして、泣いていることでしょうね。

 ところで、この日のライブ、私の周りには何故か強力な磁場のようなものが発生していて、となりは複数のぎゃるに連れ立ってきた男子、ナナメ前がやさぐれ系男子、反対の隣が、吉井さん超大好き高校生。

 特に、その男子同士の攻防はすごかった、というか前の子は気がついてないんだけど、雰囲気的には一番ひいてるスタンスのはずの隣の男子が、最初から沸騰状態でいくぜぃ、と思っていたところで、すでに前の男子が蒸発するほど燃えていたのをみて、あおられまくり、相乗効果でいい感じでもりあがってました。(多分)

 女の子も、前の男の子にあおられて、予想に反して男子ノリでもりあがりまくり、本当にライヴのよさもさることながら、こういう「イエローモンキーが好きな人」にかこまれるのもたのしいんだよね。

 あと一つ気がついたのが、この2daysANNIEさん上のシャツ脱がなかった。1日目は銀色のあつくるしそうなシャツorジャケットだったのに、と不思議だったけど、この日も(茶色のシャツだったかなぁ)服を着ていた。寒かった??


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