11月21日 長野ビッグハット


 ほんとのほんとにsoldoutだったんだあーって感じで3階席までびっしり人が入っている。ステージサイドにももちろん。

 まぁ、みたいと思った人がみんな入りきるライヴの方がおもしろいような気がしているので、空席のあるライヴはそれはそれでいいのだけど、それにしても地方2days圧倒的に土曜日の動員が多い。

 今回はどーせなら、ってことでせっせと有給を消化し、2daysの単位でみにいってますが、自分もその土曜日動員なんだけどね。

 それにしても、下手すると1000人単位で動員が違っているのを目の当たりにすると、ロックコンサートの経済効果ってバカに出来ないとつくづく思います。

 しかし、アリーナツアーになってからちょっと気になるのだけど、やたらと「浜松でさぁ〜〜」とかアリーナツアーの地名を列挙する人の声、多くない??

 浜松がどうしたの?ってそれは良く聞こえなくてわかんないんだけど、会場までバスにゆられる機会も多いせいもあり、あとご飯食べるようなところ、買い物するようなところも限られてるせいか、すごく良く耳にするような気がする。それとも私が気にしすぎ?

 もはや、東名阪だけでなく地方周りも超スタンダードな存在となったといえますよね。

 '97夏の野外は、都会だったので、会場以外では街のエリアも広く、あんまり人に会わなかっただけだから比較にならないかもしれないけど、前のアリーナツアー('97)では特に感じなかったし、ましてや前半のホールツアーの時もめったになかったから、可能性としては2つ考えられて、「まわる人数が増えている」もしくは「まわる箇所が増えている」とすごい実感させられている訳です。多分、どっちもなんでしょ。自分もそうだもの。

 ツアー前半の抑圧せざるを得なかったよくぼーとゆうものが一気に各地で炸裂してる、それは決して自分だけではない、ってことなんでしょうね。

 で、また「あしたのショーT」(5/12福井ライヴレポ参照)に対する違和感と同じように、ここもほら、客観的にみると「『浜松でさぁ』系ホームページ」な訳で、ちょっと在り方について考えてしまいました。

 まぁ結局、てきとうに続けていくことになるとおもうのだけど。石川で上がった気持ちがちょっと下がってきました。やっぱ(書いちゃお)「○○でさぁ〜〜」って目障りだよねぇ。

 でも、それが嫌な人はここまで読んでいただいてないですよね。。

 どっちにしても、それが気にならないばかりかほほえましいとおもうほど、ゆったりした気持ちの自分というのがめざすところのはずなのに。どうして、こんな感情が。。

 さてさて。

 今日の吉井さんはめちゃめちゃはじけていました。

 やたらと「ホテル」と言う言葉を連発していたのが印象的。

 エマさんてば今日は黒皮ロングコート&黒皮パンツ。やはり、動く動作が非常に美しい。

 吉井さんは玉虫っぽい緑と赤で光ってる感じの素材のスーツ&赤シャツ。

 土曜日の人の多さをみたからなのか?土曜日だけライヴやろうかという発言も飛び出した。

 「今日は土曜日だからサタデーナイトフィーバー」「ジョン・エマボルタ」とエマさんの方をみて「MY WINDING ROAD」、吉井さん、もう一回脱いだジャケット着直していた。

 あの曲はスーツって感じのイメージなのかな。

   SUCK OF LIFEのからみでは、最後のほう、エマのパンツのファスナーを親指と人差し指でつまんで、さげてからあげてるようにみえたんだけど、どうなっていたんだろう。

 メンバー紹介では、吉井さん、ANNIEの後ろにまわってどうするのかと思ったら、今日はANNIEに歌ってもらうということになったのだけど、何を歌うのかと楽しみにでいたらなんと「俺はアニーだよ〜」とその声を披露してくれた。

 なんとなく「剛田たけし歌謡ショー」みたいだ。ノイズのたとえじゃなくて、その存在感がさぁ。吉井さんには「裕次郎」とか言われていたが。

 最後HEESEYによる吉井さん紹介のとき、モニターのあたりに座ってる吉井さんが「ヒーセ〜、あしたのジョーの手がとれちゃった〜」とつぶやいていた。

 アンプの上のあしたのジョー人形を手に持って笑ってる吉井さん。

 そのあと、いつものリズムに合わせて(合わせてってのも変だけど)「サ〜ンド〜〜バ〜ッグに〜」と歌い出す吉井さん。

 すごいリズム感、そして弾き続ける楽器隊もすごい、だって全然リズム違う曲でしょ?不思議な調和を見せながら、ワンコーラス歌いきっていたのには本当に驚かされた。

 そして〜〜アリーナツアー、始まってからライヴの度に「今日が最終日」と吉井さんはいってるのだけど、本当に最終日のテンションなのには感動させられる。まぁ、自分も最終日ってそんなにみたことないのだけど、「明日なんてなくてもいいさぁ〜〜」的一時の感情がわき上がって来る度にそう思う。

 多分ホールツアーもしくはアルバムを聞き込む事が「あしたのために」的効果を生んでいたんだろうなぁ。


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