横のスタンドの人の顔もはっきりみえるし、ステージも狭いような気になった。

　一般先行予約でとったこのチケット、２本の電話＆けーたいを順番にかけたところ、全部が一気に１０時にかかってしまい、うれしいんだかかなしいんだか複雑な思いでしたが、それでもアリーナ１０数列目、１０時なのになー。（←それでもＦＣ予約よりかなりいい方だったけどね。この日はとってなかったけど、ほかとくらべて）

　午前中だけ会社があったのだけど、サラリーマンってのがいやになってしまう事態が発生し、いやぁな気分のままに、新幹線なんかにのったら平日の昼間の高速移動は、ステータスの象徴ということにもなるんでしょうか、エグゼクティブを気取った服装、小物、気合い入りまくりのリーマンにかこまれて、さらに気分はlowな方向にいきまくってしまった。

　そして、ライヴ。

　時間的に可能だからといって名古屋くんだりまで行ってしまうなんて、田舎リーマンの常識からしたら想像外のことなんだろうし、その時点で自分なんてちょー不適切な存在だよなぁ、でも、仕事やめたら、お金なくなるし、社会との接点をどんどんうしなう、でもこんな社会なんていらん！だのと、ライヴ始まるまで考えまくっていたのに、始まったら、本当にどーでも良くなっている自分がいた。

　パンチドランカーで、ふと、最初の歌詞の部分のときに吉井さんが微妙にマイクから離れていることに気がついた。

　あれ？どこから声がするんだろう？と思ってよーくみると最初のところは三国さんが歌っているようだった。いままでもそうだった？気にしたことなかったんだけど。

　吉井さんの衣装が上は黒い皮の短いジャケット（FOUR SEASONの時にEMMAさんが上下で着てた衣装っぽいやつ）＆皮パンツで、このロックっぽい格好が不思議と（失礼）似合っていてとても印象的だった。

　首には紫色のマラボー（しっかし、すごい名前）をかけていて、ROCK STARになってからかなぁ、HEESEYの首にまきつけ、締め上げていた。

　見して見して、で途中、手拍子をして客席にも声をださせるところ、なぜか、吉井さんが歌いだしたのは「See-saw girl」、やはり客席にも反応を求めていた気もするのだが、手拍子は続けども静かな客席。武道館の「ROCK YOU」の方が反応大きかったよ、あれ？まぁ歌いやすいかどうかってのもあるけど。

　ちょっといままでにやってない曲をやったから、それが特別ってのもよく考えたら変だし。

　連続してみているひとにとって特別かどうかなんて、関係ない、というスタンスでこのツアーは進行してる気がするし。

　それにしてもプレゼントっていったい何？？？

　曲かなぁ、印象ぶかかった曲としては、「LOVE LOVE SHOW」の演奏がすごかったような気がする。絨毯攻撃とでもいうか、機銃掃射とでもいうか（縁起でもないか？しかし縁起でもないといえば、LOVE LOVE SHOWで「知らないクスリを飲もう」といっているのもかなり縁起でもないような気もする。冷汗;;って思ってしまうなぁ。あの広い空間では。）それはANNIEの畳みかけるようなドラムのせいなんでしょうけど、ひぃ、逃げる場所もなく浴びせられている、といった印象を受けた。

　そして、息つくヒマもなく始まった次の曲で驚いた。

　やっぱり、いろいろあったほうが楽しいんだよなー。ギターから始まったのは「LOVE COMMUNICATION」。

　LOVE COMMUNICATION のツアーの後だって何度もきいてるはずだけど、なんかなつかしい感じ、そっかーさっきは「See-saw girl」歌ってたし、それって予告？だったのかなぁ、今回のツアーと、この間のメカラウロコで、あれ？４thアルバムは？いま一番中途半端な位置にいるのかしら、と思っていたのだけど、華々しく復活したようで、うれしかったです。

　うーーん、あのワイパーをみると、リアルタイムで見ていたものとしては「ごめんなさい」という気分にもさせられてしまう（ASIAN BOYとかでもね）、といいつつも、EMMAに向かって、おもいっきりあの「差しのべ手」をやってしまった、けっこう楽しいではないか！

　と、４th解禁！ならば（別に禁じていたワケでもないだろうけど。97年にはやってたワケだし）是非いつか「ヴィーナスの花」をやってもらいたい！、いや、やってくれるでしょう、とそこまで思いを馳せてしまった。あぁ、そしてまたあの曲でも「ごめんなさいー」て思うのだろうか、いや、絶対楽しくなって「SHINE SHINE」ってやるに違いない！。しかも間違って１番から(^^;;（←武道館で浮かれて間違った鮮明な記憶アリ）