この日泊まったホテルも前回の長野同様、ファンご一行様に占領されてて、すごかったです。 会場について軽い気持ちで物販のところに並ぶと、ディズニーランドの乗り物の前のように渦をかいたような長蛇の列ができてるし。帰りもすごい列になってたみたい。欲しい人は要注意です
アリーナの座席数は3000くらいで、スタンドを合わせて4000人から5000人くらいが見ていたようです。 体育館の中に入ると、ステージに黒い幕がかかっていて、黒地に白で、脳のイラストが書いてあって、下にTHE YELLOW MONKEYと大きくロゴが書かれていました。 通常のステージくらいの高さの所に、ライトや特効が並び、そこからもう一段あがったところに、ステージが作られていました。
一番前には柵があって、オーケストラピットほども離れていて、しかも降りて来れないほどステージは高いとわかり、少々寂しい気分に。 |
開演を告げるアナウンスのあと、SEは突然「死ね死ね・・・」と死ね死ね団の唄となり、会場が騒然となってきたところで、ステージ横のお客さんの反応が大きくなり、メンバーが登場した様子。 1曲目「RAINBOW MAN」が始まりました。
そこでやっとステージの様子が見えたのですが、テレビのモニターを扱ってる会社に知り合いのいる子が、「今回のツアーびっくりしてきてね」と言っていて、想像もつかず一体何があるんだろう、と思っていたのだが、そのびっくりの理由がやっと分かった。ステージの奥には81台のモニターが並んでいたのでした。
アルバムの曲は、ほぼ曲順通りに演奏され(「薬局へ行こうよ」はなかった)、2曲目のあと、「A HENな飴玉」の後にいきなりBUNCHED BIRTH から「FAIRY LAND」を演奏していた。 |
そのほか、「FOXY BLUE LOVE」に続いて「SLEEPLESS IMAGINATION」に続く、メカラ・ウロコ7と同じパターンもあった。 前日夜にみた、NHKの衛星放送でやっていた番組で、メカラウロコ7の時の「SLEEPLESS IMAGINATION」が流れていた。
それまで、各雑誌のライターの書いていた「昔からのファンは盛り上がっているが、最近のファンにはつまらなかった様子」とか「昔からのファンは狂気乱舞だが、JAM&SPARKを期待したファンにはつらそう」っていう表現にはすごく疑問を感じていたのですが
この日も自分の見える範囲の雰囲気は、確かに他の新しい曲に比べれば沈んでいた。でも、それは最初にキャーと飛びつくかって問題で、結局はじわじわっと曲が進むにつれて、暖められていく様子だったと思うのですが。ま、どっちでもいいか。とりあえず、私は聞けて嬉しいので。 |
<突然ですが、FOXYとSLEEPLESSのツボ>
この2曲とSPARKのカップリング「MOONLIGHT DRIVE」はウラのリズムを感じることが大事です。 吉井さんの投げたタンバリンをスタッフの人がうまくキャッチ出来なかったのを目撃してしまった(^^; しばらくぶりにインディーズ盤の曲を演奏したことについては、再発されたから、みんなが聞ける様になったからだと説明していました。 この日、特徴的だったのは、ステージが、左右のスタンドに向かって、武道館みたいに、花道が出来ていたので、HEESEYさん、EMMAさんはよくそっちに行っていたことです。 ステージの上にいるときも真横を向いて、ステージ横の座席に向かっていることも多く、みんなに見えるかどうかすごく気にしているようだった。 その分、普通に前からみてる側としては、寂しくもあったのだけど、それだけ「みんなに良くみていって欲しい」って気持ちも伝わって来ました。 新曲をやるといって阿部定の話をはじめました。
「昔、アベさんって人がいて。。」と聞こえたのでびっくりした。 歌詞は・・覚えてない。 静かなところと、ちょっと動きのあるところが交互になるんだけど、その動きがあるところで、HEESEYをみてると「次はこうだよ!!」って感じでアクションがちょっと大きくなるので、初めて聞く曲なのに、すごく親しみを感じました。
あとで、帰りにアリーナ後方の音響とかの機械があるところを通り過ぎざま、動体視力を駆使してセットリストらしきブツをみたところ、「新曲(NAI)」とあるように見えた。「ナイ」ってタイトルだったんだーとびっくり。(GB3月号をみたところ、やっぱ「NAI」だそうです) |
新曲といえば「LOVE LOVE SHOW」もやってくれました。 モニターにピンクのハートが大写しになったところで、吉井さんが歌い出す、「LOVE LOVE SHOW」のテーマ。 これ、テレビでやってたよなーと思いつつ、どんな番組だったのか思い出せなかったのですが、あとで、私の妹(S49生まれ)に聞いたところ、「最後『ラーヴ、ラーヴ、ショー』ってハモるんだよねー。知ってる知ってる。タイトル聞いた時から、アヤシイなーと思ってたんだ。」。。。あんた年いくつやねん(^^;;。芸能人同士の男女の出会いの番組らしい。 ちなみにこの人は死ね死ね団は知らないけど、レインボーマンの唄とストーリーについて私より詳しいのだ。 「NAI」もいいけど「LOVE LOVE SHOW」は特に、初めて聞くのに、そんなの関係ないほど、楽しく踊れる曲です。 <突然ですが、新曲のツボ>
新曲に限らず、知らない曲の時は特にメンバーの動きに着目しよう。 ところで、このあたりで、ANNIEの向かって左側のドラムがすごく揺れているのが目に入った。 踊り続けていたので、しばらく気がつかなかったのですが、体育館のせいか、すごく床がゆれていたのでした。 そして、はじめはそれだけだったのに、横ノリの曲になったところ、次にはドラム全体がグラグラしだし、三国さんのよこのウインドチャイム(シャララーンって音のするやつ)なんてさわってないのに、波打ってるし、続いて、アンプのたぐいまでが、グラグラしだして、ステージそでのギターとかもかなり危険な様子。 ステージをかけずり回るスタッフの人たち。アンプの間に、スポンジつめていたりしてみたようでしたが、まるで地震の様な(震度2)状態でした。地震なら一瞬だけど、すごーく長かった。自分一人が止まってもどうしようもないのだけど、ふと立ち止まったら、結局床が揺れているのでよけい気持ち悪くなってしまった。 確か次の曲が横ノリじゃ無かったので、とりあえずは治まったのですが、アンコールのSWEET & SWEETでまたちょっと復活しかかっていた。
イエローモンキーの音の力が客席に伝わっている状態を、ステージの上の人たちは驚きと共に体で感じたのではないだろうか。おそるべし、アリーナツアー。 |
最後は悲しきASIAN BOYで、電飾が降りてくるところ、ステージ後方のモニターの中央からTHE YELLOW MONKEYのロゴがだんだん大きくなっていくという、今回らしい演出。
本編が終わり、その後ものすごく大きいアンコールの声でびっくりさせられたのですが、1度目のアンコールに続いて、2度目のアンコールもありました。
この日の衣装は、吉井さんが、カフスが20センチくらいで、後ろもたっぷりギャザーが寄っているような、貴族の息子が着るようなイメージの黒いシャツ。EMMAさんが、花柄の(ベロアっぽい)スーツで素肌にジャケット。HEESEYさんは、白いフリンジのついたジャケット&パンツ(これもスーツっていうのだろうか??)。 |
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