ステージの下のライトのところに、筒状のものが混じってたので、今日は特効（火薬が鳴るヤツ）があるみたいだなーなんて思いつつ、始まるのを待ちました。

　松本でやって、その後高松であっただけで、全部のところで出来ると言うわけでは無いみたい。

　前の方だったので、全体の盛り上がりの様子ってのは分からないんですけど、後になれば後になるほど、吉井さんがコワれていったので、すごく盛り上がってたのでしょうか。

　ところで、この会場はアリーナだけで、スタンドがなく、当然ステージサイドの追加席もない、ということで、メンバーの動きが、他に比べて、いろんな方向に向く、ということがなかったから、普通の会館ぽい雰囲気で、見やすかったです。

　２０日のレポートに、ある一定以上の年齢でないと楽しめないＭＣがある、と書きましたが、コレを７０’Ｓネタと呼ぶことにしましょう。これと、いままであまりなかったのですが、前のネタをひきずっている、つまり、前にどこかでみていたら、笑いがさらに増す話もいくつか見られました。

　でも、LOVE COMMUNICATION ツアーやFOR SEASONツアーであった、移動の話や、近況やらは、ほとんどないので、ちょっと寂しいです。

　カウンタックも実は70'Sネタなんでしょうか。普通の車の名前を言うより、反応ないように見えました。仙台も新潟も。
　私もどんなのか知らないけど、とりあえずスーパーカー消しゴム世代なので、名前だけは知ってる程度です。当時、ランボルギーニ・カウンタックとか訳も分からずに言葉を発しておりましたので。

　HOTEL宇宙船の途中で、吉井さんがHEESEYさん側に寄っていって、右手と左手の肘をつかむ形で組んで交互にあげたり、下げたりしていて、なんだこれー??と思ったのですが、その後HEESEYさんに目配せして笑っているのをみて、「もしかして、UFO??（BY ピンクレディ）」と思ったのでした。宇宙船だから??

　ANNIEさんはさっきの「黄色いカウンタック」の話だったのですが、ANNIEさんは立ち上がった時、ちっちゃく「シェー」のポーズをしてました。これも70'Sっぽい。

　EMMAさんは、黒い胸のところがあいている、襟とカフスがフリル状のシャツを着ていたので、「マリーアントワネットですか??」「どこで買うんでしょうね。」「お母さんのですか」とつっこまれてました。マリーアントワネットじゃなくて、オスカルの方だと思うのだけど・・・。どっちかっていうと。でもオスカルっていうと、首元にふさふさしたのをつけるイメージだから、吉井さんの言うとおりでいいのかな??

　三国さんは、「死ぬまでイエローモンキーでやって下さい」と言われてて、わーっと盛り上げたところで、「先が短いから」というオチがついてました。

　HEESEYさんは、私も日頃非常に楽しみにしてるニコニコの笑いについて言われていたのですが、これって、前はそんなに無かったと思うのです。
　FOR SEASONからか、その前のイベントぐらいからはっきりわかる様になったのですが、吉井さんにまで言われるとは、どういうことなんでしょう。
　みんなアンケートとかに書くからなのかな??
　作戦会議とかしてたりしてーなんて想像してしまった(^^;;EMMAの流し目の次はこれだーなんてね。

　そうそう、これ気になってたの。もし吉井さんが、この手のシャツを１枚しか持ってないとしたら、アレだー、と思っていたのでした。

　インディーズ時代のピアノの前に吉井さんが座ってる写真（当時の雑誌に載ってた）で着ていたり、2ndのころのチラシの写真で、あの自転車柄のスーツの下に着ていたアレではないかーと思っていたら、多分そうらしい。

　「４年ぶり、いやもっと前」という風にHEESEYさんが言ってたけど、その通りで、前に着たのが４年前、その前はバンチドバース発売のころだったんでしょうか。

　吉井さん、「着るモノが無くなったから」とか言っていたと思う。

　ただの水玉シャツかと思ってたけど、ストライプ状にシースルーっぽくなっていて、「干しぶどう（by HOTEL宇宙船）」が見えそうな、なかなかすてきなシャツでした。

　（松本でやってた「干しぶどう〜〜」と言いながら乳首をつまむやつ、この日も見られました）

　アバンギャルドで行こうよ、の後半で、「夢去りし・・・」のところを、T.REXの「SOLID GOLD EASY ACTION」の歌詞で歌ってました。（たまにやるらしい）

　そして、最後の「アバンギャルドで行こうよ BABY」の繰り返しが、「これでーいいのだー」になっていました。（またもや70'Sか??）

　演奏が終わると、なぜかキーボードのところにいって、座り、最後に三国さんを抱えて（まるでアルプスの少女ハイジで、セバスチャンがクララを抱えるように）ステージから去っていったのでした。あんなの初めてみた。

　吉井さんって、やっぱなんか予測のつかない不思議な人だ、と再認識した夜でした。