4月19日 浜松アリーナ


 Happy Birthday Dear Heesey!!

 絶対ダメだと思っていたのに、前の方の席がきたっ!!しかもHEESEYさん側だ!!と、始まる前から気分は盛り上がりっぱなし。

 「RAINBOW MAN」のオープニングで幕の後ろのHEESEYが最初からこぶしを振り上げるようにしているのが見えた。

 もちろんHEESEY側前も、みんなそれに答えるようにこぶしをあげる。

 幕が落ち、HEESEYさんだ〜〜〜キャーと注目していた目の端に、EMMAさんがいるのが見えた。中央よりから左側に向かって、こちらも突然のすごい笑顔だったのだ。
 あー最初の瞬間を見逃してしまった。。っでも今日はHEESEYさんだわとHEESEYさんの様子をみるのですが、ちょっとぎこちない、というか固い雰囲気が流れていたような気がします。

 ニコニコっつーのがずっと続いている訳ではなかった。

 3曲目位で気がついたんだけど、ANNIEさんはすでに上半身服を着ていなかった。最初からきてなかったの??

 
 天国旅行の前のMCでは吉井さんが「浜松はヤマハのまち」ということで、ホテルのトイレとかも全部ヤマハだったーと言い出したのでした。

 ふむふむ、ときいていると、こどもの頃浜松に潮干狩りに来た話をはじめ、たくさん貝を拾った話しました。で、最後に貝をみたら、貝にヤマハのマークがついていた、というオチでした。吉井さんらしくて、良い話だった。うむ。

 さて、発売後初演奏の「LOVE LOVE SHOW」ですが、これは発売前から、最初の部分はみんな結構リズムを取っている様子だったのですが、さすがに発売後、反応が全然ちがうー。

 でもね、でもね、3月中はそんなことなかったのに、サビの部分でLUNA SEA&GLAY風っていうの??手にうちわもってステージに向かって振るような手つきで、両手を振る、という振り付けが同時多発的に発生していたのでした。

 この間の福岡あたりから、今まで主流でなかったその手の振り方が、男の子を中心として発生していて、とっても気になっていたんだけど、一体どうして??みんな、私の知らないうちにー、ととっても気になったのでした。

 振り付けみたいのって、吉井さんの動きのマネが基本になって、ライヴが進むにつれて、定着していくのかな??と思っていたけど、他の主流が突然全体の流れを作ってしまうことがあるのだなぁ、と思ったのでした。ワイパーももしかしたら、そうだったのかもしれない。

 
 ところで、最近HEESEYさんはサンダーバードばかり使っている、というイメージがあったのですが(見てないようで見てる、が違うという認識しかなかった)半分くらいはオリジナルモデルDICKYを使っていたのに気がついて、びっくりしました。

 あと、ANNIEさん、といえば、客席にチェックをいれるがごとく、客席を見つめるというイメージがあったのですが、この日はMCの間とかにそれはそれはやさしそうな顔で、客席を眺めているのが、何度も見受けられました。

 アンコール、EMMAさんが新作のLOVE LOVE SHOWTシャツを着て登場。前の方で同じTシャツを着ていた2人組の女の子を「一緒一緒〜〜」とでも言いたげな感じで指さしておられた。

 アーティストがグッズのTシャツを着ているのを見るたびに「矢沢風」(本当かどうかしらないけど、矢沢永吉が売れていない色のタオルを首にかけてアンコールに出てくる、という話。ステージで見たファンは当然欲しくなるという心理をついた作戦)という言葉がよぎるのですが、この日の売れ行きはどうなったんでしょうね。

 そして、2度目のアンコールは、「今日は1曲だけアンコールやります」ということで三国さんの伴奏でHAPPY BIRTHDAYを歌いました。

 後ろのモニターには「HAPPY BIRTHDAY」の文字に続いて大きく「34」と表示されました。

 「プレゼントちょーだいっ」と手をまっすぐ差し出すHEESEYさん。

 今日の浜松ブギウギももちろんHEESEYさん。

 最初、HEESEYさんの表情は、嬉しそう、の一言では言えないようないろんな感情が混じったような顔だったけど、最後の方はずっと嬉しそうの連続で、本当に今日は良い日だったなーと思ううちに、開始から3時間の長いライブは終わったのでした。

 

<周りの状況編>

 会場に入って席について周りを見渡すと、普通ホールによって雰囲気って違うのに、どうしてスタンドがあると、どこも一緒っぽいのかなーと思いました。

 スタンドのステージ横のところにあたる部分には、階段が絶対ある、とか(消防法とかで決まっているのだろうか??)ステージ横は追加席だから、ロックっぽくない人が多いわ、でデジャブ状態。

 がーしかし、始まる頃になると周囲にはやたらと男の子が多いという違いに気づいたのだった。

 「前後左右に男(テキ)は潜んでる」状態。(正確には左右にはいなかったが)

 何故、敵なのか、というと、たとえば真夏の暴走大阪2日目の様に最前列に男の子がいた場合、メンバーはみーんなそっちに気をとられてしまうのだ。

 FOR SEASONツアー東北まわりのあと(前の方に男の子は皆無だった)「なんであおり、あおられ、というようなノリが発生したのだ??今まではなかったのに」と考えて、自分たちの普段の立場からこれは「女子総合職状態」ではないか??つまり、「男の代わり」なのではないかと思ったのだ。

 男が足りない時は男の代わり、男が増えれば、不要になる、職場での関係がまさかライヴ会場にまで持ち越されるとは。。。(考えすぎか??)

 だから威勢のよさそうな男子をみると、ちょっと寂しい気分になるのだった。

 
 さて、ライヴが始まったら、なんかボーカルの声がなんか変な風に聞こえてきたのだった。

 なんか、うしろでぶつかってるみたいな感じ。「もしや。。」と思い振り返ると、後ろの男の子(布袋似だった)が力いっぱい歌っていたのだった。

 普通だったら、「やめてー」とか言ってしまうかもしれないけど、あまりに熱心そうだったのでおもしろいからそのままにしておいたのだった。

 「NAI」の前で、新曲を持ってきました、というようなMCがあるところ、その布袋風の男の子の友達が「LOVE LOVE SHOW」をやるんだと思ったらしく、カップリングをやるとわかると「オレしらないー」とつまらなそうにつぶやいたのだった。
 すかさず、「オレはしってるぞ」と会話する布袋風男子。その後もほぼ全曲をうたいまくり、「人生のおわり」もしっかりシャウト付きでだった。「うぉうぉー」ってね。

 なんだ、かんだと考えましたが、結局、今回はアリーナツアーということで、ステージとの間があいているので、男の子だから特別あおられるかどうかってのは良く分かんないまま、ライヴが終わったのでした。

 逆に楽しいこともあるんだなー。

 


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