THE YELLOW MONKEY summer event

Aug. 2000


POPHILL 2000
ゼリ→

 突然の「大迷惑」byユニコーンの大音響、シートに座っていた人間があわてて立ち上がる、をを、この人たちは民生ファンなのか?などとおもっているとメンバー登場。

 それをみて別に座り込むわけでもないので、後方スロープの人間は合間に休んではいるが、バンドの間にはちゃんと立って見ている様子である。

 曲の終わりに第一声が「こんにちはパフィーです」なのにはひとりで大受け。

 今日のMC大賞はこの人にあげたい。

 というのも、去年年末の民生ファミリーのツアーGTR2000を見に行ったとき、観客があまりに民生重視。。というかユニコーン重視で今や客観的にはパフィーの100分の1もどうでもいい存在であるあべ某がでてくるとベタなMCでも盛り上がるのに、パフィーに対しては完全無視を決め込んでいるように感じたのだ。

 おそらく自分と同世代の人間なだけに痛い。
 このボーカルがどういう気持ちでいったのかは知らないけど、もしその状態を皮肉っているのなら評価したい。

COOL DRIVE MAKERS

 ホーンセクションの入ったバンド。MCはなんかすべりまくりだし、狭い箱でみてもなんとも思わなかっただろうけど、野外の環境にぴったりはまっていた。

HIGH-LOWS

 ここから前で見ることにした。男の子の密度があがる。

 マーシーしか見えない位置だったので、その後の事件の真相を知りそこねる。

 始まってしばらくして曲の合間に中断。中央部分で柵がこわれたとのこと、スピーカー前の地帯ではそれほど激しくなっていなかったので、「その場でたてにとんで」といわれ、ちょっと気が抜けるが皆それに従う。

 ここで、「次に柵がこわれたら、続けられなくなる」とのお達しがでる。

 このアナウンスのおっさんと、あとででてくるセキュリティのとっつあんの二人が、全然威圧的なひとでなくいい味をだしていて、この人柄のおかげで最後までこのイベントが無事続行されたかのような気がする。

 マーシーの白い肌にTシャツの首のあとがのこっているのが見えた。しかも白いから赤く焼けている。

 曲はよくしらないのだが、最後に知ってる曲ミサイルマンをやってくれた。

 ライヴの途中にも終わりに帰るときにもヒロトはおそらく柵が壊れたことや時間を食ったことなどに対して「みんなはわるくない」というようなことを連呼していた。

 このMCと、終わってから、あれ?ヒロトの露出がなかった??と2つの疑問があったのだが、あとで真相発覚。

 1曲目の時点でヒロトは露出していたらしいのだ。だから観客が加熱し、柵が壊れ・・・なるほど、たしかに「みんなは悪くない」いってみればわるいのはヒロトなの?。

 しかし、それを聞くまではなんとなく、あちゃーーまたのんきに大荷物かかえたお子さまが原因じゃないの??と思っていたのだけど、実際はどうだったのだろう?

 だって、ただ盛り上がっただけで柵壊れるのって納得行かないなー。

スピッツ

 人の入れ替えがはじまり、周囲のサンダル履きのお嬢様がたが続々と前に詰める、ちゃっかり自分もまざる、この移動でまた柵がやばいことになりかかりそうになり、セキュリティのとっつあん登場 。佐藤B作だとか金八先生のおまわりさんのような雰囲気のひとなのだが、なまりながら、前のほうから1列ずつ座るように指示する。

 これで1列づつという意識ができ、すわる分の空間があいたおかげで、立ち上がったあとも多少狭くはなるものの、10列前後ではうちわであおぐ空間ができた。

 おちついたところでメンバー登場、、、あれ?ボーカルってあんなんだったっけか。

 初マサムネの印象はたんなるローディーだとおもってしまうほど、存在感がないひとだと思った。雑誌とかと全然印象がちがう。

 しかし、歌が始まると徐々に存在感が増してくる。

 夕方、一瞬どんよりとした雲に覆われそうになったが、また天気は回復している、そのそらに向かって「空もとべそうですね」といった、ということで「空も飛べるはず」をうたう、完璧な構成。JAPANフェスも楽しみだなーと思ったのだった。

 ちなみにうちわであおげるような列の雰囲気はこのライヴがおわるまで続いたのだった。

 HIGHLOWSのときに「スピッツファンはおさないでしょう」とスピッツファンの子がいっていたのだが、まったくその通りであることに驚いたのだった。

イエロー・モンキー

 スピッツが終わる、さぁまた入れ替えだと思った瞬間がこの日一番密度の高い時間となった。

 つまり、入れ替えの入りばかりで出れなくなってしまったようなのだ。

 ま、後ろをむくとかもうちょっとアピールしたらいいのにとおもうが、それまでのほんわかした雰囲気からは考えられないほどの事態。

 しかしこのときの問題は人がでれないことであったため、先の時のように1列づつ座るというのは無かった、そのためイエロー・モンキーは満員電車状態のまま発車となる。。。

 1曲目がたおれなければそのままいくなーとおもったら、曲がはじまると、そんな過密状態でもなくなってびっくりした。

 まぁ、私も出ていく気はない分、前に来ているので、単純に比較はできないんだ、10列より前は絶えずそんな状態だったのかもしれないし。

 イエロー・モンキーが終わって民生の前に聞き覚えのある曲がかかっていた。「DARK SIDE THE MOON」暗闇にいい雰囲気、ふと、イエロー・モンキーの前にはなにがかかっていたのか思い出せない自分に気がついた。

 スピッツの前にはradioheadがかかってたのも覚えているのに。

奥田民生

 これもまた入りばかり状態のようだったので、前の柵から出た。出る瞬間、あ、ここにいれば最前列だーなんておもったが、あっさり出る。

 「海へと」からはじまり「マシュマロ」あたり私でも知っている曲が続く。そして、MC「空もとべるかな」には笑った。しっかりとスピッツのMCをいただいて、次の曲はルパンのエンディング、星空のきれいな空にしっかりと響き渡る。

 盛り上がってきたところで「愛のために」座って見ながら大いに盛り上がる、終わって感動して拍手していたらもう一曲、もりあがりを引き延ばした分、なんか間が悪いような気がしたが、うれしいことには変わりなかった。

 

 

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